夏場の野菜はサクい
いよいよ暑くなってきたようです。いきなりスタートしたw。
外に出るとグッタりですww。まだほんのスタートしたばかりなのに。
これはいけない。
「サクい」っていう言葉があります。
「スカスカ」という感じのニュアンスの四国地方の方言です。
夏場の野菜、特に根菜はサクいものです。
土は冬からの腐葉土がよく発酵した後で実に栄養豊富ですし、なにしろ強い夏の日射があります。植物は元気いっぱいです。
成長して伸び放題。
そうすると食べるところはたいていスカスカになってたりします。あまり根の方に美味しさを貯めてくれません。
野菜にあまり甘みを感じません。
大根は冬などの寒いときにはその寒に耐えようと糖分を必要とする。
だからダイコンの本体はそのエネルギーのための糖分を蓄えて甘くなります。
甜菜糖という砂糖がありますが、あれはダイコンの一種です。
夏場のダイコンなんかは辛いですね。
秋から冬にかけて、あるいは冬から春先にかけて、野菜はどれも甘くて深みのある美味しい味わいがありますが、夏場は葉モノでもピンピンです。悪く言えばバシバシしています。
キャベツなんかはいいとしても白菜なんかは冬のものでしょう。
茄子やオクラ、ゴーヤとか。
夏らしい茄子や野菜を煮浸しにして冷蔵庫で冷やしていただくなんて、冷蔵庫のある現代だからできる贅沢。
同じものでも重たいもの、よく締まっているものを選ぶものですが、夏はちょっと古くなると痛んで中味がすぐグズグズになってしまいます。中はサクい。
「梅雨は食品が傷みやすい」なんて言いますが、夏場に痛むのはまた違う意味でしょう。
ピクルスや漬物がいい季節かも知れません。
暑いので塩分が欲しくなります。
「夏カレー」なんてよく言いますが、あれだって野菜がサクいから程よくカレールウの味が浸みるということなのではないか。
秋から冬への野菜が甘さだとすると、夏場は元気な歯ごたえを食べる。
パリパリ、コリコリ。
噛むと元気にしてくれるものがいい。
まあ安いものが旬です。値段は嘘をつけないですけれども。
このところの梅雨の日照不足が響いてまだ野菜が高いです。
人参はちょっと買えてません。ジャガイモもご無沙汰です。
そういう時は冷凍のもの。ミックスベジタブルはゲットしていますw。
ここんところ続いているのが冷凍インゲンを使った酢味噌和え。
酢で白味噌を溶いて、自家製の梅ジャムで甘くして酢味噌を作ります。
冷凍から出して冷たいまま食べました。
ひゃっこいw。
冷奴も美味い。
・・・そんなことをつらつら書いて、猛暑到来をやり過ごそうと思った。
記事はなんだかサクいかも知れないw。
おそまつ
