卵の割り方というものを考える
卵を割る時、みなさんどうしているのか。
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今回はちゃんと説明できるよう、写真を撮りました。

卵を割るとき、複数個割るときのこと。
二つ三つ、四つとか卵を使って料理をするとき、卵同士をぶつけてゴッツンこして割る。
そんな割り方を久しぶりに見ました。
料理研究家の土井善晴氏がそんなことをやっていた。
へえ。
今更だけどw。
卵と卵をぶつけて割るという方法です。
持っている卵、ぶつけられた側の卵が割れます。
そちらにヒビが入ります。そして割る。
そうしてゴッツンこして割っていったら、最後の一個はどうしましょう。
土井さんはボウルなどの器に割っていたからそのフチで割っていました。
まな板やシンクの端なんかは使いませんでした。
はて?
考えてみれば包丁でコツンと割る人もいたりします。
ボウルの内側に打ちつける人も、ボウルのフチの人もいる。
「卵の割り方」というのは意外と人によって違いがあるものかも知れない。
そんなことに気がついた。
私の場合は、ほとんどシンクの台のところ、まな板を置くところで一度叩いて割っています。
割ると言うより一度ヒビを入れる感じ。チカラ加減というのはあります。
ヘタをするとちょっと殻が大きく割れてしまい、そこから白身が少し漏れたりしてしまう。
おっと、なんて、急いで割れた卵をボウルの真上に。
シンクの汚れは拭けばいいですが。
ボウルのフチなどの角に打ちつけて割ろうとすると、決まって殻の破片が少し入ってしまいます。
なかなか私もブキッチョな奴wwです。
だからボウルの角で割るのはいけません。
シンク台でいったんヒビ割れをつけて、それからボウルの上に持っていってそのヒビからパカッと卵を割っています。
ただ、そうするとツークッションあります。
二回のアクションがあることになります。
場合によってはあまりヒビが入ってない時もある。
その時はまた床というか、シンクの平たいところに打ち付けてヒビを入れます。
その時は、卵を回して違うところで新たなヒビを作ります。
そうしないと前のヒビが大きく割れてしまい、中味がドロって、なんか漏れてしまうから。

こういうやり方はあまり能率的ではないかも知れません。
卵をボウルの上にもっていって、そこで卵同士をぶつけて割ればワンアクションで済むということです。
ふーむwww。
卵同士をぶつける方法をやってみると、卵が柔らかくヒビ割れてくれます。
最後の一個は別な方法でやるというところが気分的にに引っかかりますがwww、こっちのやり方の方がいいかも知れません。
暫くこれでやってみようかと思ってます。
二つの卵を持ってぶつけてヒビを入れて割る。
私は、「片手で卵を割る」というのが上手くできるのです。
スナップをきかせるのがコツ。
ハッタリがきく方法ですwww。まるで料理人みたいw。
大人数で集まったとき、カルボナーラなんかを作ってやるととたんに人気者になれます(笑)。
女子の目線が気持ちいいw。
カルボナーラは手早く作れるご馳走です。
ただ、卵を割ったら指で白身の残ったのをカキ出したいということがあります。
だから私はあまり急いで片手割りはしません。
卵同士をぶつけてもやはり残った白身を指でカキだしています。
片手割りの方法はあくまで人が見ているときだけのカッコつけですwww。
嫁がそれを見て言いました。
「そうやってカキ出すのって日本人はあまりやらないよね」なんて。
「欧米なんかではこうするのが普通だぞ」と、私。
「ヨーロッパっていうのは、ほら、あれでなかなか貧乏なんだよw」
と嫁が言う。
まあ、それは言えるかも知れない(笑)。
欧州の朝食で、卵はあらかじめ注文しておかないとゆで卵になります。
欧州では卵はエッグスタンドに乗って出されるのが常で、上をスプーンでコンコンと叩いてヒビを入れて穴を開け、ほじくって中味を食べます。
細く切ったトーストを中に浸して食べたりもする。
卵はたいていは半熟です。
卵をよく切れるナイフでゴリゴリと切って、キレイな断面にしておいてスプーンでほじくるというやり方もある。
専用のエッグカッターを出すところもあります。輪っかになっていてハサミのようになっています。そこに卵の先端を入れてカットする。
シガーカッターみたいな要領。
開けた卵に塩やコショウはふりますが、こぼれるのは平気。テーブルクロスはそのためにあるw。
しかし卵をこのエッグスタンドから外してはマナー違反です。
卵がコロコロ転がってしまうと大事ですから。
欧州の人々は卵を大事に大事にして食べるのですwww。
「カラザ」というのが卵にはあります。
あれは黄身が養分である白身へとつないでいる、いわば「ヘソの緒」みたいなものです。
これを「取る」という話はもはや昭和の伝説でしょう。
あれだって立派なたんぱく質ですから。
ただ、そんな昭和の時代の常識だったからといって、カラザを取るのは器に取った後でないとできません。
確かボウルから箸なんかで取っていたような、そんなテレビが昭和の時代にあった記憶があります。
それこそ、その番組は土井善晴氏の父上の番組だったかも知れません(笑)。
それにしても土井さん、大泉洋が真似をしてたからここまで人気者になったんだと私は思ってるんですが、ご本人は分かってんでしょうかねww(笑)。
おそまつ
