自分でやりたい!作りたい!
何を隠そう、実はアタシはもんじゃ焼きの文化圏、生まれも育ちも下町です。だからあまりお好み焼きには詳しくない。
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もんじゃ焼きなんて昔はジャンクフードでした。
鉄板焼きの置いてある駄菓子屋なんかがあって、そこで学校帰りにガキどもだけでグチャグチャやって遊びながら食べて、子供の頃から社交というものを覚えたわけです。
もんじゃ焼きを注文したら自分で水を貰ってきます。
そしてタネが出てくるとそこに水を加えて増量した。
タネの汁を増量させて薄めてしまう。
そしてチマチマと少しずつ作って、時間をかけて食べるのです。
お好み焼き屋さんというのはアタシはずっと行ったことがありませんでした。
だからイカ玉とか、海老玉とか、肉玉とか、そういう違いがあることもピンと来ません。
「お好み」焼きなんだから、全部入ってるんじゃないの? そんな感覚です。
あのちっこいタネの入れ物もなんだかみみっちい。
もんじゃより値段が高いんですから。
お好み焼き屋さんに行った時には、やっぱりアタシはそんなもんじゃ焼きと同じに増量して、できるだけ長く楽しめるような作り方をしたものです。
やっぱり自分でグチャグチャとやりたいものなのです。
なんでも人に作ってもらうというのはちょっと(笑)。
縁日のお好み焼きとは違うのですから。何も食べるだけが楽しいんじゃない。
楽しく作って食べるもの、そんな風に捉えているのでした。
ご家庭で作る時だって、そんなもんだとアタシは思うのですが。まあ自宅なら水で薄めなくてもいいんだけどw。
「ノーハンド・レストラン」の噂を知っていますか?
タイにはそんな店があるそうで、お客は一切手を使わないでお姉さんがすべてやってくれて、食べさせてくれる店があるんだそうです。
ちょっと気持ちが悪いですよ、ねぇ(笑)。
でも、確かにちょっとエロいものに感じますwww。
そう思うのはアタシだけなんでしょうか。
お好み焼き屋さんの中で、自分で作らせて貰えないタイプの店があると知ったのはずっと後になってからです。
もともとお好み焼きを食べつけないですし、店にも行きませんでしたが、開店で割引するというので嫁と行ってみた時のことです。
そこは客に作らせて貰えない店でした。
大きな鉄板がカウンターのように長く造り込んであって、その前に客が横一列に並んで座ります。そして目の前で次々と焼いてくれるのです。
あれにはちょっとビックリしました。
ホテルのステーキ屋なんかで鉄板焼き、シャカシャカとコテを音を立てて焼く、そんなサービスがありますが、あんなつもりなんでしょう。
しかし出されるものが庶民のお味、お好み焼きですから、どうにも違和感がありました。
なんだか気取って箸で食べました。
「気取って箸で」なんて言葉はおかしいですけどww。
しかも鉄板の向かいで店の人が調理しているもんだから、せわしなくて落ち着きませんでした。
「広島風」という触れ込みでしたが、実際はどうだか分かりませんでしたが。
テイラー・スイフトという子は日本の鉄板焼きが大好きで、とうとう自宅にぶ厚い鉄板を買ったそうです。
そして仲間やファンを自宅に呼んで鉄板焼きをふるまったそうな。
アメリカ人はBBQが大好きです。
あれと同じなのか、どうか。
明日は独立記念日です。コロナ感染のもとでも、花火とBBQを頑固にやるんでしょうか。
アタシがお好み焼き屋さんで好きなところは、青海苔とカツオブシ、マヨやソース、トッピングがかけ放題というところ。
乞食根性ですから、どうしてもテイクツウフリーというのが好き。
で、調子に乗って大量にかけたりすると、、、
青海苔が、すげえ にげぇ(苦)www
おそまつ
