「裸」という言い方をする時
ケチャとマヨは裸にして使ったらダメ。
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うちの家訓のようなものです。まあ、最初は嫁の感覚なのでしたが。
表現力がなくて申し訳ないのですが、あれはなんと呼ぶべきなんでしょうかね。「袋」というのも変ですし、カバーでもありません。
一種のパッケージではありますけど、材質はポリプロピレンだそうで、「ビニールの袋」という呼び方はちょっと違うようです。
誰得情報ですがww。
それにしても、この「裸」という言い方って、エロいアタシが言うから変に聞こえるんでしょうけど、普通に使われる言い方ではあります。
一番思いつくのがデパート。
もはや「デパート」なんて死語でしょうか。
「雨で傘を買ったりして、包まずにそのまま使うかって聞かれる時?」
嫁が言います。
いや、違うでしょうw。
それなら「お使いですか?」と言うでしょうな。
「これ、ください」
「お遣いですか?」
「はい」
「では誰様宛てにいたしますか?」
「??」
落語かっww
「このまま裸でお持ち帰りになりますか?」なんて、昔はデパートとかで聞かれたりしたものです。
デパート店員ときたら器量のよい一定の水準をクリアした女性ばかりです(笑)。
そんなお嬢さんが、「裸」なんて言葉を平気で口にしたわけです。
「裸で持ち帰りますか?」って(笑)。
実に生々しい言い方なのですが、別な意味でエロい響きはない。
そこでオッサンが「あの店員さ、裸にしたらさぞかしエロいだろうねぇ」なんて、そんなこと言ったらそれこそセクハラです(笑)。
昔は、贈答用に品物を買っても紙袋かなんかを別に買ったりした。
缶かなんか、クッキーーを買って土産に持って訪ねてゆく。
その時、ぶら下げて持っていくのはデパートの袋じゃないようにしたものです。
わざわざ何かしら金を出して、よい紙の可愛らしい袋を買ったりしたものなのです。
しかし、それをわざわざまたデパートの紙袋に入れるってのはちょっと重複が過ぎるかも知れません。
だから、一応店員さんが聞いてくれたのです。
「このまま裸でお持ち帰りになりますか?」って。
昔は人々は、デパートでそんな買い物をしたものなのです。
バイクなんかでもその昔、「ネイキッド」なんて商品名のバイクがありました。
それは裸で乗れとでも言うのか。
股間にぶら下がっているものを収納する穴がシートについてるのか、なんて、あらぬ馬鹿な妄想をしたりして(笑)。
いや、そんなことはありません。
「ゴテゴテと装飾をしていないシンプルなバイク」と言う意味でした。
ライトとハンドルしか付いてない。
・・・・いやいやw タイヤはちゃんとついてます、って(笑)。
ある時期、バイクは「カウル」と言って、いわば「お面」のようなものをつけるのがやたらとハヤッたのです。
今から考えると冗談のようにゴテゴテとFRPのヨロイに包まれていた。
それで風を切って速く走れる、と。
そんなアピールになった。重たいバイクでもなんだか速そうに見えた。
そんなのがバイクのデザインの流行りだったのです。
それを言ったら、お子様用の自転車はそれよりちょっと前に似たような流行があった。
なんだかトラック野郎みたいな、イルミネーションをつけたビカビカと光る子供用の自転車。自転車なのにシフトレバーみたいなのがついてんのww。
子供用だから電池を収納するとやたらと重くなってしまった。
・・・ まあ、ここは脱線ですけどw。
つまりこの「裸」って、いったいどういう言い方なんでしょう。
生々しいってこと? 赤裸々ってこと? 余計なものを取っちゃったってこと?
「無印良品」ってのがありますが、どうもアレとはちょっと違う。
「ノーブランド」でもない。
男女が裸になったら、お互いにそのまんまを見られてしまうわけです。
これから睦み合うって時、全部ひん剥いてしまう野郎はあまりいません。
無粋というものです。
裸は恥ずかしいものなんですけれど、しかし「裸」って言い方は、別な時にも使うのです。
・・・あれ、なんとまあ、書いていてアタシ、今頃になって気が付きました。
今日は子供の日じゃないか!
アタシは大人です!
