古い習慣は残る、古い歌は消えゆく
なーんて、そんな歌があります。
☆
ローリングストーンズのミックの歌。
好きなロックがあります。
頭につい、その歌が浮かんだりすることがあります。
燃えたぎる気持ちに火をつけたり、元気をつけてくれたりする。
自分の気持ちをなぜだか動かす。
それはとても好きだったロックミュージック。
でも、それはもう古い歌。
いつの間にかみんなは忘れてしまう。
あいつが、今もこの世に生きていて、そしたらどんな歌を唄うのか、
今の俺が、それを想像することもありません。
タバコや酒、女や博打、古い習慣は残る。
しかし古い歌は消えゆく。
残念なことかも知れない。
儚いことかもしれません。
だから、みんな同じ思い入れのある連中が集まったら話題にしたりします。
でも、世間からは消えてゆく。
だから、世間的なこと「今の世の中」と、あいつの歌はどうしてもつながりません。
あいつが生きていたら、今をどう唄うのか、俺が考えることはありません。
逝ってしまったヤツの歌は俺の中では残り続けるけれど、世間では古い歌は消えてゆく。
だから、現在とはどうしてもつながらない。
俺が覚えているヤツの歌は、俺が死ねばまたひとつ消えてゆく。
コメントいただきありがとうございました。
俺もそんな残せるものがあったらいいと思ってます。
そうしたら嫁だって、俺を忘れることでしょう。
そして俺がやったことだけが残り、俺を覚えているヤツはいなくなる。
俺のことは記憶から地上から消えゆく。
それでいい。それがいい。
酒やタバコの習慣は、しつこく残るんだから。
