電卓、MRボタンの使い方
しつこいかも知れませんが、役に立つコンテンツということで、蛇足ながら。
M+とかM-とか、MR、いわゆるメモリーボタンの使い方です。
使い方は少しずつ違うようですが、その機種ごと、電卓はスマホにだってあります。
5 × 2 + 8 × 2 と、順に電卓に入力しても、正しい計算結果になりません。
掛け算が優先されないからです。電卓は算数のルールに従ってくれません。
本来なら(5×2) + (8×2) = 26 となるはずですが、
((5×2)+8) ×2)と解釈されて、36になってしまいます。
【エクセル】
今ではパソコンの表計算が主流となって、算数のルールは当然のようにやってくれる。
普通にセルに式を入力します = 5 * 2 + 8 * 2 と入力してエンターすると、表計算ではちゃんと26になります。
表計算ではアスタリスク(*)が 掛け算の X になります。
かしこい表計算は算数のルールを理解してくれます。
あるいは、セルを利用します。ひとマスに = 5*2、隣のマスに = 8*2と入力します。
そして二つのセルを合計すれば26と出てくれます。
計算式にカッコをつけることもできます。
= (5*2) + (8*2) という式を打ち込めば、目で見ても、計算の構造が分かる式がセルの中に入力されます。
【電卓(カシオ)】
普通の電卓でこれをやる場合、
5×2と入れたら10と出ますが、構わずM+と打ってメモリーにいったん格納します。
次の入力はイコールなど押さずそのままキーを打ちます。
8×2として、16と出ますから、M+と打ち、またメモリーに格納します。
最後に計算を止めたいところでMRと打てば26と出てくれます。
この間には同じように何度も掛け算をしながらM+と入れて積みあがってゆきます。
間違ったと思ったらM-と打てばメモリーから引いてくれます。
【パソコン】
Windowsについてくる電卓は「calc」です。
ブログラムとかRunとかに「calc」と打つと便利なパソコン電卓が現れます。
アクセサリから電卓を選択して出しても同じです。
これはちょっと操作が違います。
5*2としたらイコールを打ちます。
次にでM+としてメモリーに入れます。
8*2としてイコールを打ちます。
またM+としてメモリーに入れます。
パソコンの電卓の場合、M+と追加したものだけしか加えられません。
だから間違って2*6とかやってイコールとしてしまっても、M+としなければいい。
間にどんな計算をしてイコールを打って結果を表示させたとしても、
新しい計算として8*2としてイコールを打ち、M+でメモリーに格納しない限り変わりません。
そこでMRと打てば26と出てくれます。
もっと活用の方法はありますが、実は基本操作はここまで。
calcは時々いじくっていると面白いです。
実はまだ使い方の20パーセントも使いこなしてないぐらい(汗)
おそまつ
