600円の会計に1100円出す客
ちょっと前からこの種のお題、タイトルだけは聞いていた。
☆
会計のカネの出し方で、店員がイラっとくることがあるという。
そんな話。
これにテレビマスコミが流したという、その理由。
1. 500円玉は補充が必要
2. 小銭を探そうとして時間がかかって迷惑
もっともらしい理由が挙げられているが、俺は違うと思う。
はっきり言えばでっち上げ、嘘だ。
一番の理由は
1. 計算できるか、自分が試されている感じがする。
2. 暗算してきてドヤ顔されると不快。
3. 先に店員が想定して暗算しているのに違うことをされると邪魔。
こんなところが真実なんじゃないか?
だいたい、600円の会計に1100円なんて、その話は税金があるからまるで現実的じゃない。
タバコくらいか?
それだけでウソが疑われてしまうが、要は1138円の会計に1503円出されるとか、実際にはそういう話だろう。
俺もよくやることだけど、客としてはジャラ銭抱えたくないから、店員が実は嫌がっているというのは分からないでもない。
なにか計算させられる感じになるからだろう。
店員が計算するわけじゃなくてレジに入力して出すわけだが、実は頭で確認はしている。
そこに想定外の出し方をされるとリズムも狂う。
それが何か余計な手間に感じるから嫌なんだと思う。
店員は商品をレジで打って、合計が出た時点で、店員は会計が1138円なら1500円出してきたらいくら、1200円ならいくらと、さっと計算して渡す釣りを想定して待っている。
それが普通。
これに客側の小銭要れの事情から1208円とか、1203円とか出してくるとリズムが狂う。
それに客がドヤ顔で端数をなるべく減らした出し方をしてくるのもなんだか無駄なことをされているように思う。暗算ごっこは他でやってくれよ、と。
だから店員はイラつくということだろう。
しかしテレビメディアではこんな結論は流せない。
「計算させられている感じ」
「こちらのリズムが狂う」
こんなことを流したら「店員の勝手な都合」ということになって話が成立しない。
テレビは視聴者を叱りたいのだ。
テレビはネットじゃない。
だから、500円玉がないからとか、会計に手間取られると困るとか、もっともらしい理由を捏造するしかない。
そこにはテレビメディアが捏造する本質があるように思われる。
テレビ視聴者は叱られることで、自分は違う、関係ないと安心し、満足する。
パチンコ屋もこんな感じのエンターテイメントだろう。
ヤラセ的なもの、架空の満足感を与えること。
そこに没入させること。
パチなんて最初から機械の都合でアタリは決まっている。
店が損するようには出来てない。
最初からアタリかハズレかははっきりしてるのに、ジラしてやっとこさ当たったような演出をしたり、さも「惜しかった」かのようなハズレの演出をする。
客はその演出に没入する。
テレビ屋は視聴者を叱り、「こんなことはあってはならない」と偉そうに問題にする。視聴者は全体としては叱られるが、自分は違うとひとりひとりは安心して満足する。
ネットでは一方的なものではないから必ず議論になってしまう。
それはテレビメディアが避けたいこと。自分を絶対の権威としたいから。
これがメディア独裁というヤツへつながること。
今回のコロナはマスメディアが一番喜んで騒いでいる。
実はたいした致死率ではない。
このままみんなどうするつもりなのか、俺にはわからん(笑)。
なーんて、ウチにはもうテレビないんだけどwww。
おそまつ
