グレービーとは何か
コメントいただきありがとうございます。
現在、残り汁活用委員会開催中、アタシが主幹ですwwwww(嘘
ちょっとした気づきから、生活を変えてゆくこと。これは大事だと思います。
これから、このコロナ禍で世界も生活もすべてが変わってゆくでしょう。
昨日の欧州にしても、もうマスクを嫌っているわけにもゆきません。
我々、日ごろは何も気がついてませんが、かなり平等な社会にいます。だから不公正をつい許してしまうのかも知れませんが。
さて、魚を煮たり鍋をやったりすると、食材からダシが出るものです。
海老だって殻を煮込むとすごく濃厚なダシが出る。
カニの殻はちょっと薄いけど、そこそこの味はしますから薄い塩味にすれば味わえる。
煮魚をやって、その残り汁を捨てるというのは実にもったいないことでした。
アタシはそれに気づいたのでした。これからは全部、残さず使います(笑)。
でも、お肉を焼いて、それを「残り汁」とするのはちょっと違うかもしれません。
炊いた米に絡ませたり、ポテトにつけたりしますから、残り汁と言う感じはあまりしません。
肉を焼いた時に出る肉汁のこと、これを「グレービー」というのです。
正確にはグレービーソースと呼びます。
肉を焼くとジクジクと出るあの旨味の脂、あれのことです。
もうあそこまでゆくとまるでソースと同じ。わざわざ作ったわけでもないのにまるで魔法のように焼いた肉から出てくるソース。これを「グレービーソース」というわけです。
略してグレービーww。
なんてシッタカだと困るから調べちゃいましたw。
他に意味はないようです。gravy 肉を焼いた時に出る肉汁のこと。
転じて、あぶく銭とか、苦労しないで得たカネなんて言い方もあるようですが、こちらは後で使われるようになったもののようです。もともとは肉汁のこと。
英語としてはgray、灰になってゆくその前の感じということで、そしてvをつけてみたんでしょう。
まあ最近なら「イージーピージー」みたいな感じ。
たいていの肉の料理法というのは、こういう肉汁をむしろ閉じ込めようと頑張ってきたものだと思います。
弱火にしたり、強めでさっと火をくぐらせるだけだったり、粉つけたり、衣をつけたりします。岩塩に閉じ込めたりなんかする調理法もあります。
でも、そのまま塩コショウで下味をつけるだけ、それをスキレットか何か、鉄板とかで焼くのもいい。
鉄がブ厚いですから火の通りが穏やか、そこにジワっとグレービーが出てくる。
目で見えます。
それを皿に盛って残さずかけて、シンプルにいただくのもいいものです。
焼けた肉にこれを絡めていただくと、もうッ(笑)、なんという幸福な味わいのことかッ!。
お肉ちゃんの、豊かな香りが溶け出して脂と混ざり合って焦げてゆき、それをナイフとフォークでからめて、クチに運ぶ、その時のジューシーな感じは噛む前の至福の瞬間というわけッ(笑)!。
赤ワインなんかそこにチョコっと垂らして御覧なさいな、ますますその味わいにもうッ惚れちゃうねッ、このこのッ(笑)!
生姜焼きだってグレービーは出ます、肉から出る旨みが生姜焼きの下味と混じるそのハーモニーたらッ!
パインに漬け込んだ肉なんて焼いてるうちにホロホロとぉぉぉッ!。
チョンチョーンと、なーんて、ガーリックトーストをこれにつけたりするとまたなんとも言えないお味ッ。
よっ!憎いよ!肉だけに!なーんつってッ!(笑)。
付け合せのポテト、マッシュポテトなんかに浸み込ませるのもいいですなぁ。
ボクちゃん大好き。
薄い黄色のポテトちゃん、そこに色が少し茶色に焦げたキラキキラとした脂ちゃんを浸み込ませてッ、これまた最高のお味ッ!。
・・・ コホン、いや、失礼(笑)。
などと、まあ、グラハム・カーのように話しちゃったりなんかしちゃったりして(笑)。
いや、これはグラハムカーではないですね。
吹き替えをやっていた広河太一郎の方でした(笑)。
犬がそうですが、肉と言うのは「骨までしゃぶる」なんて言うぐらいのものです。
そう考えると、グレービーというのは残り汁というより肉を焼くということ、そこから直接出た一体となったものと考えたほうがいいかもしれません。
まさに「労せずして得られる」もの、至上の価値というわけです。
肉料理というのは、みなこのグレービーをいかにムダにしないか考えてきたようなものです。
色々と工夫を私たちも凝らして、美味しくいただきましょう。
鶏はコラーゲンが混じったものが出ていますし、豚もまたコラーゲンですがラード成分があります。牛肉は禁断の脂。ラムなんてそれこそ翌日になったら固形になってしまうようなものがあります。
どれも焼くとその脂と肉の汁、血やミネラルみたいなものが出てきます。
あーあ、もったいない(笑)。
BBQなんかだといつも見ていてアタシは思います。
それはまあ、採り過ぎればなんでもよろしくはありませんが、捨ててしまうのはもったいないというもの。
その分、スナック菓子をやめればよいのです(笑)。
めいしくおしあがれ
※ 人間にも実はこういうグレービーみたいなものがあるんですね。
いや、いや、何も葬儀や焼き場のキモい話ではありませんw。
昔のこと、アタシ、大怪我したことがあった。
それこそ骨が飛び出るような大怪我だった。
担ぎこまれた病院で、その飛び出た骨を引っ込める処置をしたんです。
ああいう大怪我、そういう時にはあまり痛くないの。
まあ麻酔は打ったでしょうけれども。
何をされているかはちゃんと聞こえてるし分かった。
もちろんアタシには何が起きているかは見えませんよ。しかし。
その時ですよ。医者が独り言を言ったんだ。
おそまつ
