天津丼をモノにする
天津丼をとうとう我が物にしました(笑)。
正直、そんな達成感があります。いい感じです。
嫁から、美味しい、これは格別だとのお墨付きを得られたのでとても満足です。
嫁が好きだというので、天津丼は前からたまには作ってはいたのですが、どこか私は軽く見ているところがありました。
昔、中華料理を食べに行っても私は八宝菜なんかで嫁は天津丼。
もっといいのを食べろよ、なんて思ってたりしました。
しかし、このところ何度か続けて作るうち、次第に納得のゆくものに。
集中した総力戦で鍛えられた(笑)。
天津丼は親子丼ともオムライスとも違うのです。
まさに天津丼でなければなりません。その怪しいところがなくなって我がメニューとなりました。
祝 www。
卵はダシ巻き卵を作る要領で、片栗粉を入れダシを入れボウルで混ぜます。
ご飯は白いご飯だけでも、ピラフっぽく具があっても、オーシャンキングなんか散らしてもいい。そこはお好みで。
タレは甘酢です。
メンツユ系で甘酢に仕立てます。
これも片栗粉でトロミをつけますから、なんならこの餡をそのまま溶いて、ボウルの卵に少し入れてもいいです。
この餡はケチャップを少し隠し味に入れます。これがちょっとポイントかも。
餡は強いトロ味があるのが私は好みです。
そうしてひとわたり準備ができたら並べて作ります。
卵のフワフワを味わうため、電撃的な調理が求められます。
汁をつけるからそれもあらかじめ火をいれておいて。
すべての用意を終えての食べる直前です。フライパンに一人前ずつ作ります。卵のフワりとしたカキ卵を作ります。
手順が大事。
餡とか卵とかご飯とか、色々とフライパンを使います。
油を敷いて流し込んで、少しかき回しながらスクランブルエッグになるのは怖がらずに。
フワッと簡単に作ります。
頃合いを見て好みになったら、フライパンをひっくり返してご飯に乗せます。
温めておいた餡をかけ、すぐに食べてもらいます。
次に私のができるまで待たなくていい。
ペロリ平らげ。
本当の天津丼、まあ「本当の」ってどれがホントかは分かりませんが、割と甘酢にしないところが多いようです。
そして具はない。
うちは「甘酢マニアだから・・・」なんて嫁は言います(笑)。
具もウチはあったほうがいい。
ちょっとだけでも何か散らして、かき卵とご飯の間に挟みます。
とにかく、名前は天津丼なのですから、親子丼やオムライスとは違うものにしたいものです。
名前が違うだけで中身がほとんど同じではつまらない。
そんな風に天津丼を意識して、何回か集中的に作ったら、やっと慣れてきました。
我が手のものとなりにけりww。
めいしくおしあがれ
