・アメリカ製サプリメントなら「サプリンクス」    ・無料 お得HISクーポンはココ

割れ鍋に綴じ蓋

 夫婦のこと。

 割れた鍋、ヒビの入ったようなウチが使っているような鍋のことだ。
 割れてしまっていたら使えるわけはない。
 その蓋の方は、パカリと割れてしまってくっつけたもの。

 「ヒビ入った鍋なんてそんな蓋が相応しいものだ、俺の女房なんてそんなもんでさぁ。」
 そんな皮肉というか照れ隠し。

 ヒビの入ったような壊れかけた男には、修復されたようなオンナがお似合いだと卑下する。

 例えば出戻りとか離縁されたとか、昔の成語のことだから流産したとか、そんなオンナが相応しいとか言ってシニカルに気取る。
 卑下しているわけで、別に嫁をディスっているわけではない。
 嫁が可愛いと思っていると、ついそうやって下に言うのが日本のならわし。

 これもツンデレに通じることだろうか(笑)。


 それが分からない女もいるから厄介だ。
 「いやいやウチのなんてとんとだらしないヤツでして・・・」なんて他人には言う。
 すると、後になって「なんで人前でアタシのことをそんな風に言ったのよ(怒)」なんて文句を言ってくる。
 ウチも若い頃はそんな風につっかかってきた。


 しかし、考えてみれば、その蓋は金継ぎまではゆかずとも、とにかく漆でくっつけるわけだ。
 昔のことだ。ボンドやセメダインなんてものはない。

 そこまでやるからには「良いもの」のような気はするのだが。


 鍋は割れてしまえば使えない。くっつけたとしても器ぐらいにしか使えないだろう。火にはかけられまい。
 しかし蓋ぐらいなら、ちょっと直すだけでいい。
 蒸気を閉じ込めて蒸らすぐらいの役だ。くっつけるぐらいでも十分に使える。

 ただヒビの入った鍋が割れたらどうか。
 男はいよいよ割れてしまったらもう仕舞いだ。取り返しはつかない。
 綴じ蓋は次の鍋を探し、壊れた男は腹を切る。
 
 女の方が修復しやすいように出来ているということ。
 昔の人もそれが分かっていたようだ。


 貝合わせなんて言い方もそうだが、鍋と蓋なんて、昔から日本人はエロい洒落が多い気がする。

 オカマ、オナベ、オコゲ。そんな言い方になって現代にも生きている。


 最近、とある女性が「男性を楽しませることはできます」なんて言っているのを見てドキっとした。

 こちとらそれほど根性は座ってない。
 ああいうことを言える女性というのは割れてない蓋なんだろう。


 ああ、エロいことしたい(笑)。


おそまつ


関連記事
このブログをはてなブックマークに追加

テーマ : 頑張れ自分。
ジャンル : 日記

コメント

非公開コメント



プライバシーポリシー

本サイトの個人情報保護指針について  詳細を開く
プロフィール

padroll bedroll

管理人:padroll bedroll
 
 狭くなったネットに抵抗し、真実を追求するブログ。

 頭にきたり笑ったり、ほっこりしたり癒したり、毎日クルクルと気分は変転。泣ける話のこともある。そんな日常。

  拍手欄からもコメントが行えます。 ここから一覧いただけます。 リンクフリーです。よろしくお願いいたします。(2022/12/21) 人気ページランキングをリセットしました。一部URLのままはFc2の仕様です。(2023/06/04)

 
最近の記事 + コメント(View)
カテゴリ
ページナビ

トップ > 猟人日誌 > 割れ鍋に綴じ蓋

リンク
  • このブログをはてなブックマークに追加 ★★★☆
  • にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
  • rank
  • rank

 
治験ボランティア
条件合えば健康診断ついでに報酬。治験は自分で選べる。
 記事・タグ検索
 
<< 全記事を一覧 >>
だいたいの頁ジャンプ
全1ページ中
1ページ目
 
記事タグIndex