つましい生活、つつましく生きる
コメントをいただき感謝です。
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「固ゆで卵を好きな人はいない」、俺の過ぎた思い込みだろうか。
しかしどのくらいの人が半熟を好まないなんて、証明はできないのだから、俺にはそれでいい。自然にハードボイルな人もいるということだ(笑)。
「つましい生活」とは「質素で簡素な生活」という意味だ。
貧乏の結果そうなっているのかも知れないし、ケチ臭いからそうなるのかも知れない。
「つつましく生きる」とは、遠慮がちで、出すぎず、傲慢に流されないよう生きることだ。
だが、だからと言って質素で簡素な暮らしをしているわけではない。
「つつましい女性」が西陣の豪奢な帯をさらりと締めて凛としていても不思議ではない。
俺は二つの言葉をそういう意味で使い分けていて、先日はつましく鍋をつついた。
鍋を嫁と二人でつつく。
鍋だから、まさに割れ鍋にとじ蓋という奴(笑)。
俺は決してつつましい人間ではないから、単に貧乏を質素倹約、「つましい」とかっこよく言い換えているだけだ。
なんて思ってググってみると、いろいろと出てくる。
「倹しい(つましい)」と「慎ましい(つつましい)」という違い。
そんな議論はみんながしているようだ。
慎ましい女性なんてよく言うが、つましいオンナなんて言ったら怒られる(笑)。
言葉は変わるものだから、今言えることでしかないが、慎ましいことが質素な暮らしになることはあり得るが、質素に暮らす人間だから出すぎた真似をしないとは言えない。
質素に暮らしていても俺のように煩いヤツもいるw。
必ずしも逆も真とは言えないだろう。
今日も爪に火をともして生きている。
おそまつ
