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やっぱり赤だしは刺身と酢飯に合う

 刺身のツマのお話。ちょっとした振り返りでした。

 買ったパックのお刺身のツマは、洗えばシャキッとして食感がよろしいです。
 ちょっと洗って絞ってお皿に戻します。

 これ、自分でやる時はあります。
 スライサーなんかでダイコンのツマを作る時は、大根の栄養が逃げてしまいますから、水に晒すというのはあまりお薦めしません。シャキッとさせるにはちょっと洗って絞るだけ。
 ウチはあまり水に晒しません。

 ただ、パックの刺身についているツマは、そのまま食べれば刺身のエキスがかすかに浸みていて、独特の味になっています。
 これもなかなか捨てがたいものがあると、思い出した次第(笑)。



 それにしても赤だし、やはり赤だしというのは刺身と酢飯によく合うものです。

 正しく赤だしを作るとするなら具は少なくします。
 ワカメとか玉葱とか、油揚げを刻んだものとか、わずかの具にする。

 ダシはニボシか何かで薄めにとって、そして具に火が通ったら味噌を溶きます。
 ウチはバザーで昭和の味噌を溶くためのカゴを手に入れています。重宝しています。
 
 そして沸き立たせないようにして、仕上げに黒砂糖をほんのひとつ、少し黒砂糖を入れるのです。

 そうすると、趣味性の高い、味噌汁というか赤だしそのものが出来上がります。

 嗜好品という感じ。クセになりそうな味です。


 刺身と酢飯なんて、もともと食事というよりも嗜好性の高い、ご馳走だと言えましょう。
 「お造り」というぐらいで、職人が包丁を入れるそのワザを楽しむというぐらいのお料理です。
 寿司にしても、それは職人が作る一種のエンターティメント。

 だから、食事としての汁よりも、刺身や寿司にはこういう趣味性の強い赤だしが合うのでしょうか。

 赤だしは味噌っぽい感じがあまりしない。

 
 コーヒー?
 そういえば戦時中は豆を煎ってコーヒー代わりにしていたことがあったと聞きます。


 関東では実は、あまり赤だしというのはポピュラーではありませんでした。
 今はどうか知らないが、昔は寿司屋で赤だしなんてものは出さなかった。
 私も貧乏性ではあったが、若い頃はランチタイムなら寿司屋がいいと、よく色んなところを訪ねた。
 一度も赤だしを出されたことはなかったです。

 これが関西なんかだと、江戸前や大阪寿司なんかを頼むとこの赤だしがついてきて、「どうや」そんな主張をしてくる(笑)。
 大阪寿司というのはバッテラ、太巻き、そういうもの。

 ランチタイムの外の看板に「赤だし付き」なんてわざわざ書いてあったりもする。
 「何かありがたがっている」、「ありがたいものだ」、そういう主張がある感がなくもない。
 それでいて、そんなに自慢の赤だしなのかというと、やはり具は少なく、汁という感じがしません。


 要するにコーヒーなんだろう。
 喫茶店のランチに「コーヒー付き」なんて書いてあるのに近いのかもしれない。

 長野の赤だし味噌、名古屋なんかもいい味噌がある。

 普通の田舎味噌や白味噌なんかと違って、さっとは溶けにくいけれども、ちゃんと注意すれば美味しくできます。
 また、赤だしは何も熱々ではなくていいようです。
 たいてい少しぬるいのが普通ではないでしょうか。
 これもコーヒーとの共通点だと思います。
 熱々のコーヒーなど山登りで自分で沸かして飲むぐらいでしょう。店でそんな熱々を出すところはありません(笑)。

 そして、完全に冷めてしまうと赤だしの味わいが違ってしまうので、注意して気を止めておいて、冷える前にすっかり飲んでしまうのがよろしい。
 お店からすれば「早く片付くお客」ができるのが赤だしでもあるでしょう。


めいしくおしあがれ


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