稲荷寿司のバリエーション
稲荷寿司の話をしてたら、なんと土井義晴も稲荷寿司を作っていたではないか!
☆
もち米で作る稲荷寿司なのだと。
なんと、ハードルの高そうなwww(笑)。
スーパーで「きょうの料理」を立ち読みして知ったのだった。
土井さんは愉快で穏やかな人で、私はとても好きです。
「バリエーション」そういう言葉がありますね。
バレエでもそういう言葉がある。
いきなり、そう宣言して演じたりします。一種の主張ですな。
要は、アレンジ、その可能性について試行してみた、まずはそれを見てくれということ。
だから固まったものというわけではない。
稲荷寿司ラブなアタシは、やはりこれを言わないわけにはいかない(笑)。
アタシだってバリエーションをやっている。
ただのシンプルな酢飯を詰めた稲荷寿司もいいんだけど、タマには何か具らしきものを詰め込んでみたりする。
でも、それは混ぜご飯やチラシ寿司というのは少し違うと思う。
あんまり生っぽいとダメ。
それはそれで悪くはないけど、そうなるとバリエーションではない。
だって、それじゃ中に何を詰めようってだけになるから。
肉まんの具じゃないのよwww(笑)。あくまで稲荷寿司のバリエーション。
ヒジキと人参の千切りを別に醤油系メンツユで煮て、酢飯に混ぜてイナるのはよくやった。
今はヒジキは食べない。あんだけ「体に悪い」と言われたらね。食べる気しない。
でもコボウと人参でキンピラ系の具、これはよくやる定番。
フキを同じように似て酢飯と詰めるというのは一番のお勧めです(笑)。
フキの味がとても爽やかで美味しい稲荷寿司になります。
季節があるから今はちょっと食べられないけど。
ワカメも大丈夫。とても素敵な味になります。
新鮮な、いいワカメを使うと驚くほどです。
ワカメの香りが立って、よく酢飯と合います。それをジューシーな稲荷の皮で包むからまた独特のものがあります。
海老・イカ
これはトッピングでしょうか。
余ってたらやります。
酢飯とミックスはしない方がいい。どちらかをわずか、ちょこんと上に乗せるだけで濃い味が立ちます。生っぽいけどこれは別格です。
まあ海老もイカもレンチンしてるから生ではないけど。
チラシ寿司となれば盛大に混ぜてもいいんでしょうけど、やはり稲荷となると皮に閉じ込めてしまうものだから、ミックスしてはいけないと思う。
鮭
正直、これはあまりいただけませんでした。どうしても鮭が濃い味なので主客転倒してしまう。
稲荷よりはオープンになっているチラシ寿司の領域なんでしょう。
タラコやメンタイコにしてもそう。
稲荷寿司の皮の味わいは邪魔したくないものです。
山クラゲ
先日作ったものを使ったけど、意外と酢飯に合います。珍しいものだとは思うけど、これはなかなかのもの。
びっくりしたwww(笑)。
これは稲荷に入れてもいいと思いました。
美味しい!
・・・なんだかつれづれに挙げていくとキリがないものだけど、、、
自分で作ったことがあるのはそんなところかな、後は筍、ジャコぐらい。
それもみんな薄味です。
要するに稲荷寿司のバリエーションって、やるにしてもどっかしら稲荷の皮に遠慮がちにするというところがミソかも。
それが、稲荷寿司の味わいが広がるコツなんじゃないかしら。
おうぞどためしあれ
