ラムのハヤシライス
ラム話です。読者をラムに漬けちゃうように、少しラムの話を続けましょう(笑)。
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ラムときたら焼肉、なーんて考えておられる方にしても、暑いとさすがに焼肉なんてできませんでしょ。
それでも私は、時々ラムが安くなっていると買ってしまうのです。
普通は高いものです。
100グラム398円とか、店によっては598円とかします。
輸入のラムでいいとこいっても199円。
それが半額とか、マジックでカキカキして処分品というならお買い得というもの。色が悪くなったものは避けています。臭みが強烈になります。
ラムは、牛や豚とはまた違ったものです。やはり時々は食べたくなります。
で、ラムの塊ならシチューとかカレーとなりますが、薄切りのジンギスカン用が手に入ったりすると、ラム肉でハヤシライスを作ってみたくなります。
焼肉にしないならほとんどこれ一択です。
ハヤシライスという料理は、別に「素」なんかなくてもできます。
ウスターソースとトマト缶、ちょっとコンソメなんかを合わせるだけでそれなりの味になります。日本のオリジナル料理です。
ハヤシも、あるでよ(笑)。
古っ(笑)。
一番はドミグラスソースがあればいいです。それにトマト缶を適量加えて伸ばせばいいのです。
タマネギをよく炒めて、普通はビーフでやりますがラムでも美味しい。
薄切り肉で、食べやすいように切ってソースで煮込むだけ。
人参もジャガイモもなし、それは邪道(笑)。 ニンニクやショウガはあまり入れないようです。
まあ、ウチはたいていニンニクも沢山の野菜も入れてしまいますけど。
いいの(笑)。
私は外道だからwww(笑)。
あ、誤解しないように。先日、お教えしましたよwww。外道って言葉は(笑)。
このハヤシライスのバリエーションはいくらでも広がりがあります。
甘くしてトマトを強めにし、ガラムマサラやオールスパイス、セージなんかを入れると松屋のトマトカレーになったり、ココナッツパウダーとかココナッツミルクだとずっとエスニックに。
クルミを砕いてコリアンダー、ヨーグルトを混ぜると、大関陥落が危うい栃の心関の故郷、ジョージア(グルジア)料理にwww。
これはなかなかイケます(笑)。
このハヤシライスをラム肉でやるとなると、香りの強い肉のことですからよいダシが出てすごくとてもコクのあるハヤシライスになります。肉の香りを楽しみながらそれが口のなかでドミグラ系のソースにからまってまろやかになる瞬間は楽しいものです。
そして惹き割りのコショーのちょっとした刺激がまた肉の味を引き立ててくれます。
肉を細切りにして口に入りやすくするのは忘れずに。なるべくハヤシライス全体を味わいたいので私はそういう方向でやっています。肉を噛むのに集中するのは別の楽しみ。
で、おいしくいただいて、食器を洗っているといつも思うこと。
これを作る時はラム肉を掴んだり切ったりしているわけです。
すると手がすごく臭いの(笑)。
プンプンする(笑)。
いかにも「肉」って感じの臭いが手について、それこそ一日中、なかなか臭いが取れないのです。嫌なにおいではないんだけど、なんだか臭いが残るというのは下品な感じで困ります。
そして皿を洗うとやはりとても脂っぽい。流しがギトギトになります。
それだけは要注意ですね。
フライドオニオンなんてパラパラするといいですよ。
めいしくおしあがれ
