ペンネ、マカロニは天才だ
食文化なるものを考えるの巻。
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古今東西、西洋もアジアも、食材というのはそれこそ人類の英知の結晶であり文化の発露だ。
日々の生活という、生きてゆく人間が歴史を重ねてゆきながら、おいしいもの、旨いものを作り考え出してきたものだ。
そこで考えると、ペンネやマカロニは特別なものだと思う。
別に昨晩の選挙報道を見ながら食ったからではないが(笑)。
憲法改正しないとね。なにしろ他所の国から簡単にチョッカイ出される国だ。
ともかく、あのペンネの食感は特別なものだ。
コロコロとして口の中で踊って楽しい。そして空気を一緒に食う感覚が面白い。
食べ物なのに、口の中を楽しませるような独特のものがあって、それが美味しく感じさせる。
あれを考え出したイタリア人は天才だったと思う。さすがダビンチの国だと、膝を打った。
日本でもうどんがある。蕎麦がある。中国でもギョーザやワンタンがある。
ベトナムでもそんなのがある。
イタリアならそれはラビオリだったりカネロニだったりする。
でも、ペンネは違う。中が中空だ。
食材として中に具を詰めたりするのが前提のものではない。ただ穴が空いている。
きしめんがある。ほうとうがある。フォーがある。
ならばフェトチーネがある。リングイネもある。
ラザアニャというのもある。
しかしペンネに類似する食材は他にない。思いつかない。
マカロニも同じタイプだが特にペンネがいい。
あんなものは他の文化にはないものだった。
ちゃんとアルデンテにして食べてみてください。
めいしくおしあがれ
