文書の方法、トロ箱
これは一種の仕事の方法。
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「トロ箱」と呼んでいる。呼び始めたのは嫁だ。うまい言い方だと思っている。
あのセメントとか作って外構工事なんかする時に使うもの。いわばパレットのことだ。平たくて長方形の長い箱。たいていの色は緑だな、なぜかww。
工事の業界ではあれをトロ箱というんだそうな。
それに砂を入れて水入れて、セメントの元を入れて、砂利も時には入れたりして、混ぜてってやる。
そうして適当にコネたらこれを使ってブロック塀とかコンクリの壁を作るわけ。
文書作成をする時、そのトロ箱を何にするかまず選ぶ。もちろんネットから採ってくる。ここ20年ぐらいから完全に仕事はネットを使う時代になった。
選ぶ基準は特にない。実にテキトーなもの。
分野は何でもいい。まとまってて段落が明瞭なら何でもいい。
起承転結があれば市役所の案内ページでも使えてしまう。
気に入ったもの、目に留まったねりを選べばいい。 これをトロ箱として使う。
文書はこちらの意思、説明を伝える最も重要な作業だ。
トロ箱を使えばそういうことが面倒なく簡単にできる。
こちらにはメモのようなものがあり、メールだってたくさんある。
自分の文章はどっかのフォルダにしまってある。
これをトロ箱に流し込む。流し込んで、コネくり、そしてこちらの見解をまとめてゆく。
トロ箱が生き生きとしたものであるほど上手くゆく。
例えば低血糖とその対策についてまとめる時、トロ箱をデフレ対策についての証券会社のレポートにするなら、デフレを低血糖に置き換えてから自分の構成を流し込めばいい。
ネットがあるからトロ箱を今は誰でも使える。
学生の論文がコピペだったなんて一時問題になったが、トロ箱は違う方法だ。
定型ではないし何かのひな形でもない。
労力を節約する方法。盗用でもない。
がんがれ
しかし、ここで書き散らしているのは、トロ箱を使ったものじゃないぜ(笑)。
