巻き寿司、稲荷
旨そうな刺身が手に入ったら、たいてい酢飯にしてお寿司っぽくいただいている。
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半額品なので昆布で〆るとかしていただく。
トランプ大統領の晩餐会、令和のお祝いムードでこちらも便乗(笑)。
玉子焼き、キュウリ、庭の三つ葉やセリも添えて、江戸前のチラシ寿司スタイルで。
残った酢飯を使って稲荷寿司、巻き寿司なんかにもする。
3ぶつきとか少しだけ精米するが、普段はほとんど玄米で食べているからまるで白米だ。
汁はこういう時には赤だしだ。特別サービスという感じ(笑)。
「赤だし」というのは味噌汁というより極めて嗜好性の高い汁だと嫁は言う。色々と具を入れたりしないでシンプルなのがいいと。
この意見に敬意を表していつもよりは具を少なくする。
豆腐のサイの目切りだったり、油揚げとネギとか、ワカメ、キャベツ、そんな感じ。
赤だしは強いコクが旨くてクセになる。少しだけ砂糖を入れるとよい。
・・・
稲荷寿司。
イナるのは俺がやる。すっかりお得意だ。慣れているのでかなりの速さで作れる。
汁のよく浸みたジューシーにイナることが多い。時間が経つとこれが米に浸みてまた格別の味となる。稲荷寿司はむしろ出来たてより一日ぐらい経った方が旨い。
人参の千切りやヒジキをダシで絡めて入れたりもする。具沢山の稲荷寿司だ。ただしヒジキはもう食べなくなったが(笑)。
外で持ち歩きするのにもちょうど良い。
いつだったかバザーで稲荷を入れるのにちょうど良いタッパーを見つけて、「これは稲荷入れるのにいいな」とか嫁と話していたら、その旦那さん「お稲荷だってww」と、とても羨ましそうにしていた。
「旦那さん、あんたが造ればいいでしょうに」とは思ったw。
巻き寿司は嫁がやる。
前は上手にやれなかったが、母親にこってりと教えられてからできるようになった。
義母はよく作っていたが、嫁が上手く巻きずれないというので特訓されたのだった。遅れてやってきた花嫁修業みたいなもののおかげで上手になった。
具はフキ、高野豆腐、キュウリ、玉子焼き、今回は海老も湯がいて割ったのを入れた。
バナメイとかブラックタイガーとか、海老をレンチンして真ん中から割ればよく売られている寿司のネタ海老になる。
よく煮したした人参なら入れてもよい。食感が同じもので合わせたい。
・・・
「巻きずる」時、そこにワサビは入れないと嫁は言う。
俺は入れてもいいじゃないかと思う。
あれ、そういや細巻きはワサビ入れてたような気がするな。回転寿司で。
カッパ巻き、イカ巻き、ワサビは入っていた。
太巻きと細巻きは実は違う文化圏の寿司だったか?
細巻きは江戸前寿司のうちの巻きモノのひとつ。 太巻きは関西の。巻き寿司。
同じ「巻きモノ」だってんで、そこらの持ち帰り寿司なんかからゴッチャになってしまったのではないか・・・。
ワサビを入れない太巻き、入れる細巻き。
どうか。
