回転寿司での食べ方
周期性があるのか、つい最近まで回転寿司が大いにハヤっていました。
今はすこしひと段落した感じ。またこれから下向きなんでしょうか。
「回転寿司での食べ方」って教えられるでしょうか?
考えてみると正直、それは「分からない」という人に教えるのは難しい。確かにww。
そりゃあ「食えればナンだっていいだろ」と言われればそれまでだけど。
しかし、もしその本質を理解して食べるというのなら、まず日本人としての繊細さ、機微が必要になるだろうことは覚悟して欲しい。
例えばスーパーの試食を残らず食い尽くしてしまうような中国人とか、衛生の悪いキムチを意味なく世界一の食いモノだとしゃにむに推してくるような反日途上国連中のメンタリティではわからないこと。
「回ってる寿司を取って、食って会計を頼む。そうすると、会計係が皿の枚数を数えて単純に一枚いくらだからと計算して請求される。それだけだよ。」
「次々と回ってくるお寿司の中からご希望のものをお選びください。」
どちらも他人への説明としては間違いだ。
そんなことではない。それでは紙に書かれた案内に過ぎない。
実は断じてないwww。
回転寿司はそんなものではない。
まず、そこに目の前で回ってる寿司のネタは古い。
それがある。
いや、それが事実かどうかはどうでもいい。
まずは「古い」という前提で臨むべきなのだ。
それがどのくらい古いのかというと、人ごみであふれる渋谷のスクランブルのど真ん中に刺身が放置されて、息だの咳だのがかかっている。そんなレベルか。www(笑)
まあ、それは言いすぎとしても、コートやジャケットを脱ぎ着したり、そんなホコリは回りながらかぶってんだから明らかに古い。
フタがされている?
それなら快適な空調のせいで乾燥してカピカピになってしまっている。それを「古い」といわずして何というのかwww。
回らない寿司屋は暖房などしないで冷えている。
だから、普通は「クロウト」でなくとも、回転寿司ではわざわざ回ってないものを探す。そしてそれを板前に注文して食うものなのだ。
これが分からないヒトと言うのも実はいる。驚く。
他ならぬ嫁も昔はそうだった。なにしろ回転寿司に初めて連れて行ったのだ。子供じゃなかったのに。
「だって、好きなモノが食べたいよ」
なんというお嬢様だwww。
回転寿司で好きなネタを食えるなんて思うなよwww。
しかし回ってないネタを注文すりゃいいと言っても、これが、もしうっかり見落としてしまい、既に回っているものを注文してしまうと悲劇となる。
もしすでに回ってる寿司を注文してしまうとそこで負けだ。
古く、それこそこれまで何十分も回り続けていたものを板前に見つけてこられて、そのまま「はいよ」なんつう威勢のいいというか呪いというか、最後通牒のような板さんの掛け声とともに右から左に回されてきてガックリすることになる。
しかも、それを「これは古いよ」なんて、レールに戻すことはご法度なのだ。
事故責任だ(笑)。
だからまあ、まず席に着いたら今どんなネタが回っているか確認しないといけない。
すなわち古いネタはどんなものかということだ、まずそれを確認することだ。
何が注文できないのか、客はそれを見極めないといけないのだ。
これを回避する秘策もあるのだが、まあそれは今回はよしておく。
極意、「回ってないネタを注文して食え。」
