お節もいいけど・・・
せっかくの新年なので暫くは料理の話題としましょう。
☆
松が取れないうちから憤懣、義憤、社会批判では肩がこる。
ゴーン、ゴーンってのはちょっと保留(笑)。
つうか除夜の鐘なんだから、とっくに終わってる。
あの「お節もいいけど・・・」というコピー、覚えていますか?
って、それどころかオンエアされなくなったはずの平成生まれにも、このコピーはしっかりと脳味噌に刻まれてしまうほどのものだと思います。
それほど日本人の正月に変化をもたらしました。
この名キャッチコピー「お節もいいけど・・・」あれにヤラれてから何十年。日本人の正月の過ごし方はすっかり変わったはずです。
それまでより行動的になったのだと想像します。
企業による社会変革。隠れた業績のひとつと言えましょう。
別にお節料理のリメイクでなくても、正月明けた頃になるとカレー。
もはやたいていの日本人が考えるようになったはずです。
お節に飽きた、正月に退屈した。
そろそろ仕事だ、そろそろ休みモードから戻らないと、などなど。
色んな切り替えしたいという気持ちを見事に表現していたと思います。
そういうものが日本人の心に響いた。
たぶん昔だったら、お節からぐだぐだと七草粥にまでつづいていていたんではないか。
いつまでも鏡餅を割るまで、ずるずると残ったお節料理を食べていた気がする。
それが今はすっぱりと切って切り替えが出来るようになった。
それを覆したのがあのコピーだったと思うのです。
三が日、正月が明けてみると何が食べたいですか?
ひょっとするとお節料理ってのはそういう切り替えのためにあるのかも知れない。
でも、
アイスクリーム。いいねえ。冷たくてコタツに入って食うなんて想像すると楽しそう。
アップルパイ。いいねえ。あのシナモンが爽やかで軽くなりそうだ。
料理?
ああそうか、甘いものばかりじゃね。
で?
ステーキ? やったじゃない。二日目に。
寿司? 元旦に刺身を出したでしょ。
焼きそば? 煮物リメイクして食ったばかり。
雑炊? もうすぐに七草粥やるけど、いいの?
鍋? なんか野菜ばかり食べてなかった?
え? え?
なんや? なんや?
なんや?
って・・・
そしたら
やっぱりカレーか!
ってなるのでは(笑)。
これに対抗できるものを売ることを考えたらどうか。
もしそれを抜群のコピーなんかで意識を変えさせ広めることができると、それこそ山下達郎のクリスマスソングに対抗するぐらいのものになるはずです。
ほら、ちょっと前に「年越しうどん」とかチャレンジしたでしょう。失敗したけどww。
まず何をカレーに対抗させるか考えて、それから「正月明けたら・・・」なんて感じでやる。
食品業界の方、どうでしょうか。
知恵を絞れば結果はついてくるものだ。
くんばってがださい
ついでにアタシからもアイディアを出しましょう。
成人の日、1月の13日、第二月曜日なんだと。知らんかった。
この日にハヤらせる。
バンジージャンプならぬバンジー、バンバンジーっつうのはどうか(笑)。
やっぱ群馬とかに実際にバンジージャンプとか作って・・・っておいww
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