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パスタの太さのこと


いつからか日本でもパスタの太さが普通に選べるようになりました。
 それは振り返ればとってもよい変化だったと思っています。

 今の人には信じられないでしょうが、昔はスパゲッティなんて種類は一種類。それもデュラムセモリナ100パーセントでもない、小麦粉が混ぜられた「うどん」のようなものでした。

 喫茶店なんかのメニューに至っては、ゆでたスパゲッティにサラダオイルをまぶして冷蔵庫にまとめて入れてました。
 注文が入るとこれをひとつかみ取ってフライパンで炒めて温めてました。ミートソースかナポリタンの二択のみ。
 まあ、ナポリタンはあれはあれで換骨奪胎した日本独自のアレンジとは言えますけど。



 やがて360円の固定為替レートが外れ、日本は輸入を進めることになってゆきます。
 プラザ合意なんて振り返ったりしてますが、それよりずっと前、日本は固定為替レートをやめたんです。

 それにより欧州の文化が、憧れという匂いだけだったものから変化し、日本に入ってくるモノの実態に変わり、パスタという文化がゆっくりと日本に浸透し、日本なりに文化に取り込まれるようになったのです。


 パスタという呼び方はそれが太さを選べることからそうなりました。
 スパゲッティじやないの?
 ええ。それはひとつだけの種類のこと。パスタにはラザアニャもありますマカロニもありますリングイネもあるフェトチーネも、、、原料はデュラムセモリナで全く同じでもそれだけの幅がある、そういう食文化なのです。
 だからパスタと呼ぶようになってそれが定着しました。


 それぞれの太さに対しても呼び名がつけられるほど、その太さはソースに合わせて「こだわる」ものなのです。

 味が薄ければ細いパスタがよくからまると言われます。
 濃いパスタなら太いほうがよりしっかり味わえると言われています。

 日本人は今日、やっとパスタの太さをソースに応じて使い分けられるようになったのです。

 太さを選べるシアワセ。



・・・
 なーんて書いてゆくとどっかの企業の宣伝みたいですけど(笑)。

 言いたいのはそれぞれどんなご家庭の味、自分の味、太さの選択をしているか、考えてみたらいいのではないかということ。
 アタシやレシピ本もいいが、みなさんの振り返りのことはどうか。

 どんな風にその太さを選んでいるだろうか。
 たいてい値段は変わらないものだから、試しにでも気分次第でもいいから、何種類かの太さを選べるように買い置きしておいたらいい。
 これは是非お勧めします。
 って、そんなのは普通だって?ww。


 もちろん、太さの選択に「正しい選択」なんてものはありません。
 怖がらなくても大丈夫。

 例えば嫁は1.2ミリなんて細さは嫌がります。アタシはこれをシコシコのアルデンテにしたい。
 嫁は2ミリなんつうとやり過ぎ、1.4、1.6あたりで落ち着きたい。
 アタシはそんなら2ミリの方がいい。嫁はうどんだと言う。
 リングイネだって好き。嫁はこれはきしめんとは言わないのに(笑)。
 こんな風にソースの味に関係のない好みだってあります。


 細いパスタをトロッとしたクリームソースに絡めたって間違いではないでしょう。
 例えばクリーム系スープのようにカキやホタテを使ってソースを作り、それと細いパスタをあわせれば、まるでパスタがスープの具のように振舞ってくれるでしょう。

 ペペロンチーノを太麺でやっても全然おかしくはない。
 最近、オーガニックのパスタが売られています。あれはとてもデュラムセモリナの味がしますから、それをよく味わうのにはむしろペペロンの方がいいかもしれない。



・・・
 そうそう
「男がパスタを作るならペペロンチーノでその男の価値がわかる」そうです(笑)。

 彼女を部屋に呼んだらガツんといっちゃいましょう。
 使うのはニンニクと鷹の爪、塩と胡椒、オリーブオイルだけ。
 素材の味、単純なものを美味しくできる男、そんな男は女性の魅力も最大に引き出せる男だ。

 オンナという原石を磨き、より美しい女に蝶にさせてくれる男、そいつを選ぶにはぺぺロンチーノを作らせりゃわかる。
 ゴテゴテと飾り立てるしか能のない男、シンプルなものを理解できない奴は世間体ばかりを気にする最低の野郎だ。
 そういう奴はペペロンチーノをきっと「具が入ってないじゃん」なんてのたまうようなマザコンか何か。他力本願な阿呆だと考えていい。



 オンナが男を見極めたいなら、知らないフリをして「何かパスタでも作って」、「ペペロンチーノがいい」とかとぼけて作らせてみればいい。

 イタリアンを知らないと言える男は少数派だ。
 料理に一家言すらない男など将来には「濡れ落ち葉」となる。
 シンプルな料理なのに手際はよいかはすぐわかる。
 包丁すら持ったことがない男にプレゼンが出来るか、営業が出来るか、管理が出来るか、開発ができるか、工程管理が出来るか、人間を動かせるか。決断が出来るか。

 すべての女性よ、男にペペロンチーノを作らせよ。


 ただし、世の中には「サテ・トム」とか便利な素材があるようで。だからそういうのは使わせないように隠しとこう。
 いや、それ不正、ズルもいいところだから(笑)。
 まるで醤油かけご飯を料理と言うようなものだ。
 なんかの振りかけを混ぜてそれをピラフと言っちゃうようなもんだ。


・・・
 え?
 アタシャもうそんなの関係ないんだ。
 こんな人間でも嫁と暮らしているんだから。

 だからもし作るならサテ・トムを使うよ。ニンニクもたっぷり入っていて便利そうだ。

 ガランガルってのも入ってる。これガランガーってゆうやつかww。知らんけど。

 和えるだけでペペロンチーノができるなんて最高じゃないか。

 その代わりアルデンテは命を賭けるほど集中してやってるから(笑)。

 ステーキ焼いたときに一緒に並べたい。



・・・

 デュラムセモリナってのは、正しくは「デュラム品種の小麦」の、「セモリナという部分」のことですわね。
 デュラムセのモリナでもないし、デュラのムセモリナでもない。

 スポンサーからの提供ドリンクじゃないのと同じだね(笑)。


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