医薬品副作用の救済機構
注意喚起をいただいた方がいたのだが、リンクが自動表示されないみたいなのでここに記す。
医薬品の副作用に対して支援と救済を行っている機関ということだ。
多謝。
ここがクスリの副作用については支援と救済を行うということになっている。なんでまた「独法」なのか、名前もよく意味が通じない、そんな文句はこの際だから措く。
ただ、やはりこれは「薬の副作用」自体が主なようだ。
昨日に記事を紹介したような、重症薬疹。副作用が確認されていない医薬品で特殊なアレルギー反応が起きた場合、そういう障害については救済は積極的ではない印象だ。
検索窓に「重症薬疹」と入れると判定の結果が出てくる。そんなに精査はしていないが、いくつかを見ると重症薬疹については原因特定がしにくく、扱いもはっきりしないようだ。関心がある人は調べてみていただきたい。件数はわずか82件しか出てこない。
先日に紹介した体験記事もそうだが個別の事象のことなのでやはり全体として捉えることはできない。少なくとも救済が足りている印象はもてなかった。
他にも、例えば用法、用量の誤り。故意でなくあくまで過失によって間違ってしまった場合などは明らかに救済対象にはなっていない。
こういうところはまだ未整備だと思う。
例えば事故なら調査官がいる。
自動車事故でも航空機事故でも列車事故でも、必ず現場に入る調査官がいるのだが。そうすれば故意に大量服用したかどうかなどははっきりするものだ。
中国人の例のように補助金が欲しくて自ら腕を切り落とすような愚行にしても、調査官というものがいればわかるものだろう。
俺の場合のピロリ除菌薬を例にすれば、副作用とされているものには次のようなものが出た。
製薬会社のサイトではないが、こういうのがいくつもググれる。
俺はこれを見て、重症化するほどの副作用はないだろうと判断したというだけ。
あくまで自己責任というレベルの判断でしかなかった。
だから処方だけをしてもらった。
上に挙げられているものはランサップの副作用の可能性として予め想定がされているものだ。だから、もしそれが重篤化した場合の救済は機構からありそうだ。
例えば子宮けい癌ワクチンの副作用はどうなったのか、この機構は何をしているのだろう。
マスゴミの報道がないということもあるが、それでも、まだまだ未整備で信頼できる状態ではないのではないかと思ってしまう。
子宮けい癌ワクチンは民主党の発案だったか、それで報道がろくでもないとか。
マスコミの副作用と重篤な報道の自由の危険はどう救済したらいいんだろう。
医薬品医療機器総合機構もそうだが、議員・官僚、関係者のいっそうの努力に期待したい。
つうか、それでメシ食ってんだから当然だべ?
