・アメリカ製サプリメントなら「サプリンクス」    ・無料 お得HISクーポンはココ

メモの意表をついた渡し方


 リビングのテーブルに納豆が置いてある。
 国産大豆の納豆。半額のシールが貼ってあります。


 ああ、昨日買ったんだっけ。
 美味しい納豆のようだけど。でも、さっきカレーを食ったんだ。
 なんで出してあるのか。

 
 アタシは聞くこともしないで自分の机に向かった。
 
 ドタバタと上で家内が出かける仕度をしています。
 そろそろスポクラの時間らしい。今日はバレエのレッスンです。




 そしたら、家内がいそいそとアタシのところに来た。
 手にはさっきの納豆を持っている。

 なんだいそれ。何かまた不良品かい?


 「4じ35ふん」


 黙って渡された納豆のパッケージにマジックで紙がデカデカと貼ってあった。
 え? 何これ?
 アタシは頭を巡らせた。???

 ああっ、この時間になったら予約しろってか!

 そうでした。
 昨晩、「予約してくれ」と頼まれたんだった。

 「そんなの忘れちゃうから、わら半紙にでも書いとけよ。」


 アタシはそんなことを言ったのだった(笑)。
 なんてこと! なんて攻撃でしょうw(汗)。
 なんで納豆のパックなんかにメモ貼ったの?


 このまま時間までアタシは机に納豆のパックを置いとかないといけないのか。

 メモの紙切れじゃありません。納豆のパックです。
 こんなの渡されたら誰だって忘れない。



 今時、「わら半紙」なんて見かけません。あんなものはもうないのでしょうか。
 あれはどんなものだったのか、どうして入手してたのか、アタシは記憶にない。
 昔はあの茶色の薄い紙がなぜかあった。

 それは計算用紙やノートとは別にあって、やるべきことのメモとか、買い物リストとか、そんな時に「使え」と出されたものでした。
 反省文を書かされるとか、何か感想を書くとか、下書きにするとかは別に白い紙やノートに書いた。


 茶色の紙は見た目もカビ臭い粗末なもので、茶色くて薄っぺらい。他にいくらでも紙なんてあったはずですが、これに書けと出された。
 広告の裏、ノートの切れ端、そんなのじゃなくて、いかにも粗末なわら半紙が出された。

 その日の予定を書いたりするのにもこれが使われた。

 そしていつの間にか書いたその紙は消えた。
 

 今から思えば、書いたものが捨てやすいようにわら半紙使われていたと思います。
 その日の買い物リストがいつまでも残っちゃえば困ります。次の回と混じったら同じものを買ってしまうかも知れません。
 後々に残らないようにと、わら半紙が使われたのです。

 それは白い紙じゃなくて、いかにも書いたら捨てるしかないような粗末な紙だった。


 「ポストイット」なんてのが流行る前はわら半紙だったのです。

 「ポストイット」も捨てるのが前提のものです。
 早く済ませろ、電話を忘れるな、と、追い立てられるように用件が書いてあった。




 わざわざ白い紙に書いたものは仕舞ったりすることが多かったものです。
 小さな紙切れでも手元に置いておいた。

 「紙入れ」なんてのを持ち歩いて、そこに挟んだりしていたこともありました。
 名刺やカード、手書きの地図、愛の言葉、雑多なものが紙入れひとつにまとめられていた。
 送られた手紙も透明のホルダーなんかに突っ込んどいたりしたものです。


 覚え書きのようなもの。備忘録のような書きつけもありました。
 すぐに対応するものではありません。いずれやっておきたいこと、調べてみたいこと、考えておきたいことなどを書きつけておいたのです。

 そうして、時にはそれを引っ張り出して見て、かつての課題だったこと、問題点なんかを改めたものでした。
 いずれ考えないといけない、そんなことを紙入れにしまった。
 いつまで考えてもラチが開かない時もあるものです。それを忘れた頃に引っ張り出して見たりした。

 「ああそうそう、MSCIの銘柄組み換えがあったっけ」、とか。


 アタシはもう紙入れを持ち歩くことはなくなりましたが財布には書きつけが何枚か入れてあります。

 階段を上がっていったところの踊り場の空間のサイズを計ったものが書きつけてある。ちょうどいい大きさで気に入った棚があったらそこに置きたいと前から思ってる。

 階段の蹴り上がりのサイズ、一部が割れているので直したい。ちょうどよいサイズの板やアクリル板があったら交換したいと思っているから寸法を書き付けて入れてあります。



 「書き置く」とか「書きつける」ということは少なくなりましたが、逆に何かを書いたのなら簡単には捨てないことが多くなった気がします。
 ブログも過去の記事を削除することはありません。

 歳をとったから遺言のつもりか、それとも何かの証拠のつもりか。

 昔は余計なことに脳味噌を使うのがもったいないと思ってた(笑)。
 だからくだらないことは忘れようとメモをした。わら半紙に書いて用が済んだらすぐ捨てた。


 今は前に済ませたことも繰り返すかも知れないと思うのです。
 だからたいていは仕舞っておく。
 同じことをするハメになって、「前はどんなだったかなあ、」なんて振り返りたくはない。だから持ち運ばないにしても、また紙入れを使っています。
 パソコンがありますから少なくはなりましたが。

 色々と紙は残しておこうと思うようになりました。自分の書いたものは断捨離とは真逆。
 証拠になるならなかなか捨てられません。


 今はそんなわらばん紙に書き捨てる用件があるだろうか、そんなことも考える。
 いらぬ書きつけ、すぐに消えるメモ。その時限りのものが自分にあるだろうか、と。

 大人になってだんだんと毎日が大切な時間になってゆき、忘却すべきものが少なくなった気がします。

 若い頃より急ぎ散らすことがなくなったからかも知れません。要領がよくなった。




 捨てるメモは紙切れのままだとどっかへ行ってしまうことがあります。
 デスクに伝言を置かれても他の書類に紛れてしまいます。上に別な書類を乗せてしまったりする。

 ポストイットはだからパソコンのモニタなんかに貼られました。
 ひと目でわかった。

 いきなりデスクに戻ったらモニタにメモが貼り付けてあるのです。
 唐突で不躾ですが効果はありました。
 デスクの上に置いたメモと較べれば行方不明になることはありません。


 書きつけは、どこにあるかが問題なのです。
 財布なら紙幣を出す時に見る、ポストイットならモニタを見れば気付く。

 あるいは「冷蔵庫に書き置きを貼っておく」なんてのもポピュラーなやり方でしょう。

 用事に振り回されることがなくなれば、そんな捨てるようなメモの必要は少なくなります。
 納豆の三個入りパックが邪魔です(笑)。




 納豆のパッケージに貼られたメモ「4じ35ふん」。
 これ、捨てるのよそうかな。


 こんなアイディアで家内はアタシが忘れてしまわないようにしたんだから。
 その思い出の証拠に。


 いや、「思い出」なんかになっちゃったら困る。元気でいてくれないと困ります。

 やはり捨てよう。
 ゲンが悪い。


 残したくないものはわら半紙に書いてもらう。
 恨み言は捨てやすい紙に書いてネ。



おそまつ
 


関連記事
このブログをはてなブックマークに追加

テーマ : 頑張れ自分。
ジャンル : 日記

コメント

非公開コメント

No title

わら半紙 懐かしいですね。
昔、確かに使っていて、この頃見かけなくなりました。
チョット調べてみたら、今でもAmazonとかで販売されている様です。
タダ、残念?なのことに品質はすこぶる良くなっている様で、あの質素感は味わえないかも知れません。


プライバシーポリシー

本サイトの個人情報保護指針について  詳細を開く
プロフィール

padroll bedroll

管理人:padroll bedroll
 
 狭くなったネットに抵抗し、真実を追求するブログ。

 頭にきたり笑ったり、ほっこりしたり癒したり、毎日クルクルと気分は変転。泣ける話のこともある。そんな日常。

  拍手欄からもコメントが行えます。 ここから一覧いただけます。 リンクフリーです。 個別記事を開いた場合、記事下にはFc2が選ぶ当ブログのお勧め関連記事が表示されます。ご活用ください。(2023/10/29)

 子サイト
「 振り返ることもしばしば」
  https://rollitup.tokyo 

 
最近の記事 + コメント(View)
カテゴリ
ページナビ

トップ > 猟人日誌 > メモの意表をついた渡し方

リンク
  • このブログをはてなブックマークに追加 ★★★☆
  • にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
  • rank
  • rank

 
治験ボランティア
条件合えば健康診断ついでに報酬。治験は自分で選べる。
 記事・タグ検索
 
<< 全記事を一覧 >>
だいたいの頁ジャンプ
全1ページ中
1ページ目
 
記事タグIndex