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海老のチリソース煮


 「海老のチリソース煮」、これこそがエビチリの正式名称です。


 炒めたのでもないし揚げたのでもない。
 からめたというよりも煮る。
 「炒めチリソース和え」ではないわけです。
 油たっぷりのチリソースで煮るというところかも知れません。


 「アヒージョ」というのも、オリーブオイルですがやはり「煮る」ものです。
 美味しい油ならそういうことができる。

 油というのは炒めや揚げるばかりでもないのです。
 改めて思うことです。


 振り返れば子供の頃はフレンチ・ドレッシングもサラダ油を入れて作ったものでした。
 そのまま生のサラダ油を入れた。
 食卓に市販のドレッシングが出たことはありませんでしたw。だから他の食べ方をずっと知らなかった。
 
 塩と胡椒、サラダ油と酢でドレッシングを作ったものです。

 今ではもっと美味しく、オリーブオイルで作っています。
 マヨネーズを混ぜてみたり、粒マスタードなんてのも使います。
 摩り下ろしたニンジン、玉葱なんかもいいものです。

 食に手が抜かれた幼少期を過ごしてきたおかげで今のアタシは何でも美味しい(笑)。





 エビチリの作り方は色々あるようです。バリエーションが意外とあります。
 中華料理が我が国にローカライズされたものですからそれも当然です。
 「海老のチリソース煮」自体は日本で生まれたといわれていますw。


 もちろん「海老のチリソース煮」という名称は日本のものですが、中華料理には似たようなものがあっていろんな種類があります。
 「中国人は椅子と机以外は何でも食べる。」なんて言いますw。

 四川料理とか広東料理とか北京料理、そんな区分がたくさん中華にはありますからバリエーションが豊富なのは当然です。


 それだけ多彩な食文化の世界がありながらどうにも市民は程度が低いw(汗)。
 日本人の民度の高さは食文化にあると思ったりしますが、そうすると彼らは特異です。




 海老の調理、仕込み自体にしても色々なやり方があります。

 海老をフリッターにしてチリソースで絡めるモノ。
 殻ごと油で素揚げしてチリソース。
 衣をつけて揚げてチリソース。
 片栗粉をまぶしてチリソースでさっと煮るというのもある。自然とトロ身がつく。
 卵白とで天麩羅の状態にしてチリソースも。


 チリソースの作り方も色々です。
 麻婆豆腐的なソースにするのもありますし、豆板醤や山椒油を使ったりする。

 ケチャップ、トマトソース、そんなので作るのは我が国の独特のものです。
 「チリソース」と言っても、タイなんかのチリソースとはちょっと違う。あれとは似て非なるものですw。


 茄子にしても油で揚げてからダシ汁に漬けるという調理法があります。揚げてからジュッとダシを滲み込ませる。
 そのまま焼いてダシに漬けるだけというのもありますが。簡略化した調理法です。
 そんなこだわりが海老の下ごしらえに見える気がします。


 「秋茄子は嫁に食わすな。」

 「茄子を油で揚げちまったから嫁のクチが溶けた。」www(笑)。

 オリエント工業の嫁は扱いに注意しましょうw。





 たいていの人はエビチリが大好きだと思います。

 中華バイキングなんかだと真っ先になくなる料理です。
 バイキングだから色んな種類を食べようと、遠慮してエビチリはちょっとだけ取って、また改めて取りにいくともう無くなってるw(泣)。

 もうエビチリの大皿にはチリソースの残骸しか残ってない。
 ネギやニンニク、ショウガなんかの混じった美味しそうなソースですが、無残にも海老はないw(泣)。


 エビチリを切らさず出してくれるかどうかがその店の良心だとアタシは思うw(笑)。

 しかしあまりバイキングで追加で作ってくれるところはありません。キリがないのです。作るそばから客が取ってすぐに無くなってしまいます。


 そうは言っても実際にはそんなに食べれるものではありません。
 エビチリはすごく濃いんだ(汗)。
 あんまり取ってきてしまうとせっかくのバイキングなのに他の料理が食べられなくなってしまいますw。


 とにかく味が濃い。
 刻んだニンニクやショウガがチリソースに入っていますし、甘みも辛さも利いているものです。
 ラー油も山椒油なんかも効いてたりする。
 そしてなにしろ油がギトギトで濃い。美味しいけど濃いw。


 こんなの子供向けの料理ではないはずです。しかし子供もなぜかエビチリが大好きw。
 これは不思議なことだとアタシは思う。



 エビチリの魅力は誰でも、子供でも分かっている。
 でも、もっと食べたい食べたいと思ってるうちが華なのですw。

 美味しいものを少しだけがいいのです(笑)。


 惣菜か何かでエビチリが手に入ったら、ご家庭ならチンゲン菜とか長ネギで再調理して、薄めて延ばすと食べやすい。
 豆腐と和えて麻婆豆腐風にしたっていい。
 その方が飽きずにたっぷり食べられます。よく味わえます。

 エビチリは濃厚で複雑なソースと海老の甘い味があいまってとても美味しいものですが、少しだけいただくから満足なのです。


 店なら必ずガツンとした濃厚なエビチリを出してくるものです。

 海老の背ワタを取るかどうとか、殻を剥くかどうかとか、そういうの以前に特に店では濃い味にして出すのがエビチリというものです。
 そこが商売ということ。
 濃くしてコストを抑えて満足感を出すのです。


 そんな風にとにかく味が濃いもんだから一部では「古くなった海老を使って食べさせようとするからあんな味付けになっている。」そんな風評もあるぐらいです(笑)。




 例えばウナギの蒲焼のタレ、あれが美味しいなんて言ってあのタレだけをご飯にかけていただく、そんな趣向があります。
 ウナギなんてタレが命じゃないか、だからタレこそ味わいたいものだ、と。

 ウナギの蒲焼のタレとご飯だけのものも惣菜として売られていたりするそうですし、ウナギのタレが別売りで売られていれば最近は「ご飯にかけてもいい。」なんて書いてあります。


 最近の傾向のようですが、こういうのを「身も蓋もない」というのではないかw。
 「メロンパンの皮だけ」なんてのもある。
 好きだからってそればかりっていうのはちょっと違うんじゃないか。子供じみています。


 カステラのザラ目だけなんて売られていないでしょう(笑)。
 プリンのカラメルだけを舐めたりもしれません。
 シュークリーム? じゃあクリームだけ舐めればいいのでしょうかwww。



 でもエビチリソースだけってのはないのではないか。
 聞いたことがありません。

 あんなもの濃くてそうは食えない、と、そういうことなのではないか。

 店は満足を売るわけです。
 だからエビチリは濃く、とりわけ濃厚に作ってある。




 こういうの、殻付きの貝なんかを調理したのにも似たようなことがあります。
 殻付きの貝を油っぽいソースで絡めて出してくれる。殻ごと調理して出されます。

 食べようとすれば殻から貝の中味を出すのですから当然に手が汚れます。
 客は手をベトベトにしながらいただく。


 だからどうしても遠慮してしまいます。
 結局、あまり食べられません。

 服が汚れないように、顔や手が最小限の汚れですむように食べるからそのうち疲れてくる。
 そうして、あんまり量を食べずとも、終わってみればエスニック気分に満足してしまうのです。


 これだって店側の作戦、思惑ということかも知れません。

 まあ大陸でこんなの出しても連中は服や手が汚れるのなんて関係なくて平気で食べ散らかしてしまうわけですが(笑)。
 彼らはすごく食卓を汚すw。

 


 何でも自宅で作るのが最高なのは間違いありません。
 自分で料理した方が店より何倍も美味いというのはこんなところにもあります。

 商売じゃないから何もトラップを仕掛けない(笑)。
 素直に料理を作る。たっぷり食べられるようにほどよく美味しい味付けにするのです。

 もちろん先日のエビチリもすごい濃かったw。しっかりした味でした。


 そこのスーパーは惣菜を作るパートの人がちゃんとしています。
 アタシは目撃したことがあります。

 主婦のようなパートさんを調理責任者に任命して、店長が肩に手をやって励ますようにしていたのを見たことがある。
 「惣菜コーナーはチミの双肩にかかってるヨ。」なーんてw。
 まだその人が勤め始めたばかりの頃でした。

 料理が好きな人に惣菜を任せて自由にやってもらおう、そんなやり方なのでしょう。
 最初はきっと調理場を案内されて「ここにあるのは自由に使っていい。」なんて言われたはずです。
 料理好きの彼女は大いに喜んだw。


 惣菜に使う食材は鮮魚や肉のコーナーから少し古いものが持ち込まれます。
 だからここのスーパーでは半額処分があまりありません。

 「ラザアニャセット」の箱だって惣菜にして使ってしまいます。


 そんなパートさんがお料理に腕をふるっていますから惣菜コーナーの質がなかなかいい。
 売れ行きや人気も見ているらしく、割引シールさえ自分で貼ってたりしています。

 この人が作ったエビチリです。味は間違いなかった。

 まあ、これだけ熱心なのです。もっと給与を出してやれよとは思ったりしますがw(笑)。



 真っ黒い麻婆豆腐というのを食べたことががあります。
 豆豉を使って黒く仕上げた麻婆豆腐。
 この豆豉もエビチリに使ったりします。

 黒い麻婆豆腐の濃厚なものを本格中華料理店でいただいたことがありました。
 美味しい。確かに美味しい。クセになりそうな味です。
 でもそんなには食べられませんでした。やはり濃い味だったw。


 しかし上海に行った時に食べた麻婆豆腐はもっと量が食べられたものです。
 やっぱりそういうものなんだとアタシは思ったものw。


 「上げ底」なんてのがあります。
 食品パックなんかを凸状にして見た目の量をかさ上げし誤魔化している。
 家内はよく怒る(笑)。

 こういう濃厚な味付けも上げ底みたいなものなのです。
 そんなに食えない=大満足、と言うわけ。
 アタシは今回お話してたら胸焼けを覚えたほどですwww。


 中華料理ってのは我が国では何かしらあざとさがあるものですが、本国ではもっとストレートなものです。我が国の外食はどうも質が悪くなった気がしてなりません。


 ちゃんとした外食がまた食えるようになったらいいなw。


めいしくおしあがれ




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