ピザへの斜塔、結局はそこに傾いていった
ウチはちょっと前、大量の業務用パルメザンチーズを買ったのでした。
どうしようもない乞食根性で買った。
ナンピン買い下がりまでしたのですw(汗)。
大量。合計で4キロ。
ひとつのよく売られているパルメザンチーズの箱は安くてもだいたい80グラムです。
例えばクラフトというブランドならお高い。
喫茶店にも置いてあるスタンダードなものです。
あれはいくら安くても400円以上はします。
安いものもないわけでもありません。ギョムなんかでも売られています。
しかしそういうのだっていくら安くてもひとつが250円ぐらいのものです。
だから平均価格1キロ150円、これを買わないでは済まなかった。
計算すれば50個分のパルメザンチーズ、それだけの量を買ったということになるわけです。
ひとつのパルメザンチーズは消費するのにゆっくり。遠慮しいしい使って二ヶ月に一回ぐらい買うぐらいです。
喫茶店ならいざしらず、自分ならみみっちく使うもの。
大事にしてふりかけのようにして使う。
パスタにかけたりカレーにかけてチーズカレーにしたりする。え? とんでもない贅沢w!
ヘタをすると節約して三ヶ月に一回ぐらい、そのぐらいの頻度で買うものです。
そうすると、買ったチーズ4キロを普通に消費するには4年から五年かかることになる!www
本来の価値、市価の金額にして15000円です。
なんということ。
大きな在庫を抱えてしまった。
もう3袋を冷凍していますが、もはや収拾はつかないのではないかと慌てていました。
不安も増してきたこの頃でした。
なにしろ、ほとんど冷凍庫が粉チーズにスペースが取られていた。他のものが買えません。
しかもティラミスまで冷凍庫に入ってしまったしには、アアタ!www(笑)
すると突然、まるでつながりなど考えもしませんでしたし、あるはずもないのですが、その何日か後のことです。
処分品のピザソースを手に入れたのでした。
ひとつが30円!。
通常の売り場を見てみれば同じラインナップのもので賞味期限近くないものは200円近い。
いくら賞味期限間近でもそんならこれは買わないといけません。乞食根性がまた丸出し(笑)。アタシは自身の戒律に従うしかない。
迷った末に4個を買った。
まあトマトソースには違いないのです。きっとケチャップとしても使えるでしょう。
冷蔵室に入れて、いよいよとなったら冷凍室へ入れる予定でした。
もう冷凍室は喫水線ギリギリという状態です。ヤバい。
冷蔵室だって悲鳴を上げています。
ギリギリ、パツパツ、ギュウギュウの状態(笑)。
そうして、なんと「ピザ皮」になぜか出会ったのでした。
四枚入りの大きな、ボリュームのあるちゃんとしたピザ皮です。
それが100円。もちろん処分品です。
これは買わないといけません。
家内はひとつだけ買ってきましたが、それでは生ヌルいw。
アタシは家内を待たせるとスッ飛んでいって追加で3つ買った。
合計でピザ皮が16枚。
呆れる家内をよそに、だってピザソースが4つあるんだから、と、アタシは言ったもの(笑)。ピザ皮のパックが4つ、ピザソースが4つ。
まるで意味不明ですが(笑)。
さて、どうするか。
こんなにピザ皮を買ってしまい、いよいよ冷凍庫はスキ間もないではないか!
氷すらロクにできないという危機!
しめしめ、しかし先日に買った冷凍のティラミスはそろそろ終わりなのでした。
連日美味しくいただいてきた。
涼やかなケーキをいただいて12から16分割したデザートでした。二人で9日間で食べた。
そこにピザ皮が来たのです! 渡りに船ではないか!
アタシはチーズ、ピザソース、そしてピザの皮と、結果として連続性のあるものを手に入れた。
これは「わらしべ長者」の逆ではないか。???(笑)
次々と買ったものがまるで連続するようにしてつながってゆく謎解きの完成です。
嬉しいものです。
出来上がったピザにアタシたちは歓声を上げた。
そうして自家製ピザを作ってみると、これが実に美味い。
こんな美味しいピザは食った記憶がないと振り返った。
どんな店でもこんな美味しいピザを出されたことがない!
ホタテを買い、それを半分にして散らして、載せた。ホタテは刺身用だった。
新鮮なベーコンをたっぷりと茄子。オリーブの実も。
今日はアンチョビの缶詰まで開けてトッピングしたものです。
美味しい。美味しくて、どうにも止まりません!
こんなピザ、食べたことがなかった。
振り返ればアタシの人生でこんな美味しいピザなんてあったか!
ありがとう、なりがとう、さりがとう!
そんなわけで今はピザ三昧というわけなのです。
粉チーズは普通のピザチーズのようにちゃんと溶けます。
業務用だから尚更のこと。クラフトのように混ざり物はありません。
そうしてピザソースは12種の野菜が入っているという定価200円の品物。それが30円w。
なんとも豪勢なピザナイトがこのところ続いている(笑)。
ピザの皮は半生です。
だから焼かないといけません。じっくりと弱火で10分、余熱も利用して、そして最後にはトースターモードでカリッと。
焼き方も自分好みに自由自在です。
まずはオリーブオイルを垂らしてピザ皮に塗りこみます。次にピザソース。
このピザソースがなくなったらトマト缶を使ってもいいでしょう。
そして黒胡椒を挽いてやって新鮮な香りを立たせる。
それを満遍なくピザ皮に塗りつけます。スプーンの腹を使ってピザ皮に延ばす。
それからスライスしたタマネギを散らします。
サラダにしてもいいぐらいの柔らかいタマネギです。
次にパルメザンチーズを振る。
これがちゃんとジューシーなピザソースやオリーブオイルと混じってほどよく溶けてくれるのです。
だいたい、本末転倒な話です。
ピザ用のチーズをパスタのチーズに転用して我慢するということはタマにある。
パルメザンチーズは高い、ピザ用のチーズは割と安いから。
しかし、せっかくのパルメザンチーズを溶かしてしまいピザチーズにするなんて、それはとんでもない贅沢なのです。
まあそこが「市場価格のアヤ」です。
だから、世間で気付かれることはあまりありませんがパルメザンチーズは溶けるのです。
粘りも出てちゃんと糸を引く。
美味しい、おいしい、美味しいなあwww(泣)。
なんか申し訳なくも感じてしまう。
ハワイがあんなことになっているというのにw(泣)・・・(略)。
まだまだピザ皮はある。当分この贅沢はやめられないぜ。
すると、考えるのはバリエーションのこと。ピザってのは意外と具を選ぶのです。
納豆はまだいいかも知れない、明太子もバターとでウチでもできそうです。
ベーコン、マッシュルーム、茄子、茹で卵、ハムやソーセージ、ロースカツでもイケました。やったw。
でもアレ、クムチはどうも駄目そうです。
宗教的なことに目を瞑ったとしてもどうにも合いそうにない(笑)。
チリコンカンなんてペーストもありますが、アレも無理そうです。
要は甘いのは合わない感じです。クムチってのは甘いのです。
そしたら明太子のピザなんて、いったい店はどうしているのでしょうか。
トマトソースとあわせるのか、それとも生クリームと合わせるとか、それとも塩味のままか。
色々と考えていたら家内は断言しやがった。
「美味しいと思うものが正解なのよ!www」
ったく、分かったようなことを言って(笑)。けしからんw。
合計して16枚のピザ皮を手に入れたのです。もう4枚は食べちゃったけど(笑)。
色々と求追求の余地がある気がしてなりません。
家内がそしたら言った。
「それだって完食には時間がかかるでしょ!
そのあいだに他の美味しいものは食べられないのよ!」
ふふん。
アタシはそれには答えがあったのですw(笑)。
ピザ皮はね、飽きたら「ナン」のようにしてカレーにでもつけて食えばいいのですヨ。
バターでもつけてちょっと焼いて、そしたらピザ皮どころか「ナン」です。
インド料理になっちゃう。
そしたらすぐになくなっちゃうんだから(笑)。
ちゃんと緊急避難ルートは確保済みなのです。
だって、この暑いもんだから自家製パンだってウチはロクロク焼いてもないでしょ、と。
「ナンだってんだ! それでも文句があるか!」
アタシはついに威厳を保つことができた。
か、かな?(笑)
おそまつ
※ 情報がまだ集まっていませんが、ハワイの火災。
このところ世界中のあちこちで森林火災が起きています。
まるで気候変動ヒステリーで二酸化炭素排出を減らされ、飢えた森林が怒っているように火災が二酸化炭素を出しているよう。
森林は二酸化炭素を吸収して酸素を放出しているわけで。
「自然火災ではない」なんて話さえ出てきています。
どういうことか。
しかしハワイは民主党が強い地域です。
バイデンは冷淡だったとかで非難を浴びています。
なんか欝になりそうな話ではある。
