フランスは本当に燃えているのか
今、フランス各地で暴動が起き略奪と破壊が横行している。
この直前、マクロンが「BRICS会議に出席したい」などとトンデモ発言をした。
西側はあっけに取られたものだった。
「おフランス流儀」と言うヤツかw。
あまり考えたくないことだが、その直後から始まったフランスの暴動、これが起きたのは本当に偶然だろうか。
今も混乱は続いてるようだ。
BRICSはロシアのウク侵攻を容認しロシアへの経済制裁には同調していない。
彼らは新しい経済的な枠組み、国際秩序を模索している。
彼らは米国の覇権主義、専横のリスクを嫌う諸国から支持を受けている。国連からロシアを追放することが秩序であるわけがない。
マクロンはその連中が集まるBRICS会議に出席したいなどと発言したのだ。
当然、これは西側、米英が主導する西側秩序を脅かすものとなる身内の裏切りだ。
警官にアルジェリア人の移民、青年が射殺されたのがキッカケだったというが、暴動自体が米国からの扇動だという説がある。
変節したマクロンを脅しつけるためにバイデン政権がやらせているのだ、と。
暴動の広がりはSNSやネトゲのメッセージング機能を通じて起きているとされる。
いったい誰が呼びかけているのか、問題はそこではないのか。
まるでBLMと同じだ。あれも自然発生的ではなく組織化されたものだった。
最近の米国のやり方は陳腐になっている。共通するものを感じずにはおかない。
マウリポリ、ザポリージャ原発、鉄道駅、そしてダム、同じパターンが踏襲されても最近は平然としている。
今の米国は移民を入れる政権だ。
トランプの思考や発想とは違う。
米国を守り治安や秩序を担保しようとするどころか、とにかく移民が兵隊よろしく政権の手となり足となってくれればいいわけで、支配のため従順な勢力を入国させる政策を選ぶ。
特に最近、移民流入が加速しているように見えるのは、2024年の大統領選挙のための票を呼び込んでいるのだ、そんな話さえまことしやかに流れている。
どうやって選挙権を与えるつもりなのかw。
まあ何でもアリなのだろうとは思う。
今の米政権は狂っている。ケネディを誰が暗殺したのか、それはもは主要メディアでは触れてはいけないことになっているらしい。
アメリカは天安門の言論規制をバカにはできないw。
米国のテロ国家の様相、それは次第に際限がなくなりつつある。
ともかく、不法移民に対する警戒どころか今の米政権には彼らを利用しようとするところがある。
BLMにしてもそうだった。
その上、他国で扇動を引き起すというのは米国の常套手段だから、移民を焚きつけたのではないか、と、フランスで起きていることに同じような疑惑が湧いても不思議ではない。
動画では不審な、まるで訓練されたような連中が暴動に加わっていると指摘されているが、どうか。
ユニフォームのような黒い服というのも引っかかる。
どうしてもそういうものは必要になるのだ。
バレてしまう心配以上に互いを識別するものは必要だ。
マクロン自身にも政治資金のスキャンダルがあると言われるが、「針のむしろ」という感じはしなかった。
アタシにはこのまま米国追従でよいのか舵取りを睨んでいたように思えた。
なにしろ米国はノードストロームを破壊したのだ。信頼はもはやないはずだ。
再選を果たした後からマクロンは微妙にスタンスが異なってきたように思えた。
ルペンの娘もいるから米国のチョッカイの出し方は微妙だろう。どう転ぶかは分からない。そう自由になるものでもない。
このちょっと前のこと、マクロンは年金支給年齢の引き上げを行い、やはりデモが各地で起きた。
これに抗議し、若い連中が加わって今の老人への年金支給についてデモをしていたのには違和感があった。
これはマクロンが中国でジージンピン、習近平と会談した頃だった。
今回のようにタイミングを考えさせられてしまうのだ。
中国が仲介してウクの停戦を実現させる、そんなことに期待をかけたマクロンに対する米国の牽制があった、それは考えられないか。
米国はウクでの戦争継続を望んでおり停戦と言う言葉はタブーだ。誰も言わない。
当たり前のことが押さえつけられている。
戦争を続けたいだけの狂気。
マクロンに対して何かがあったと考えるべきかも知れない。
この時のデモのキッカケは、マクロンが議会審議を経ずに支給開始年齢の引き上げを決めてしまったことだと言われている。
独裁は最近の西側の流行りだw。
我が国でもマイナだのコオロギだの、果ては増税だのといい加減な政策を強行し続け解散しないというのだから驚くには値しない。
しかし、反発が起きることを承知でマクロンはなぜそんなことをしたのか。
あれは巨大金融資本を通じてフランスの年金制度を破綻させる、そんな圧力があったからではないか、そう考えればどうだろう。
もちろんその恫喝は、これ以上中国に接近するなという脅迫だ。さもないと・・・(略)。
年金資金の運用会社は民間が多く受託していてフランスにしても例外ではない。
そこにはイギリスの息のかかった投資会社もある。
「グラスゴー銀行同盟」などといういかがわしい団体もすでに英国主導で立ち上がっている。自由な金融移動でありながら同盟とは本末転倒w。
そこに加盟した投資会社や金融機関は彼らの意のままに動く。
SDGやESGなどというペテンを広めて投資資金をリターンに優先させ、意のままに動かそうとしているのはこうした連中によるプロパガンダだ。
国際金融資本はこうして政治を動かせる。
マクロンはこの脅迫に抵抗し、先手を打ったのかも知れない。
国際金融資本によって年金が破綻させられる前に支給開始年齢を引き上げたとしたらどうか。
しかし、やはりこれを材料に扇動が起こされ、フランス各地でのデモに発展した、そんなところではなかったか。
しかし反対にヤブヘビのようなことが起きた。
年齢層が高い人々が中心となったデモだったからデモには反ウクのような主張も混じってしまった。
デモはそうはコントロールできない。
フランスで一気に反ウクの機運が高まるかのように思えたものだ。
ウクにもはや関わるべきではない、今の経済的困窮はロシアと断絶したブーメランではないか、全てはNATOのせいでありウクはフランスには関係のないゴロツキ国家だ、フランスはNATOから離脱せよ、そんな主張が公然とされた。
結局、それで都合が悪くなったのか、年金支給年齢引き上げに関してのデモは不思議とあっさり収束していったように見えるのだ。
こうして今度は移民の子供が警官に射殺され、別なタイプの争乱、暴動が起きた。
それはまるでジョージフロイドと同じようなパターンに思える。トランプを黒人差別主義者とし、彼への攻撃材料を盛り上げるために組織された時だ。
フロイドもそうだったが札付きの少年が警官に射殺された。
そして起きたのはデモではなく暴動であり略奪だ。
若い連中が中心なら彼らを動かすのはたやすいかも知れない。
反ウクや反NATOなどという主張が紛れ込んでしまうこともない、と。
アタシの妄想にしてはつじつまが合い過ぎるように思えるのだが、今はそういうことが平気で起きる世界だ。
以前もそうしたことは起きていただろうが、今のようにやたらとテロに走ったり乱発したり、慎重さを欠くことはなかった、そう言ったら米国に甘すぎるかw。
今はまるで違う。米政権は狂っているように思える。
ノース中佐のような愛国者も出てこない。アサンジは訴追されその愛国心からの行動が取り沙汰されることはない。
合衆国議事堂突入がでっち上げだったとバレてもまたメディアに沈黙させウヤムヤにしてしまう。
謀略どころかマスコミを黙らせればよい、そんな暴走にしか見えない。
「泥棒のことは泥棒に聞け」という言葉を聞いた覚えがある。
そんな故事はもともとなかった気もするがw。
ルパン三世のセリフ? どうやらそんな言葉らしい(笑)。
泥棒がやることを見れば何が隠されていたのか、どんなお宝だったのかが分かる。進入経路は泥棒を見ていれば分かる。そこが塞ぐべき穴だ。
泥棒を見ていれば先に何が起きるかは分かる。
アタシはこの言葉をそう解釈している。
だって「餅は餅屋に」という言葉があるのだからww、何も「手口を知りたければ泥棒にヒアリングしたらいい」なんて、そんな含意ではないと思うからだ。
そりゃあ詳しいだろうけどw。
今、フランス各地で暴徒が派手にやらかして相当の被害が出ているようだし、イスラム教徒が焚きつけられているのは事実。
そうなったら積年の恨みはある。イラクでも大量のイスラム教徒、民間人が虐殺された
アルジェリアの日揮の社員が巻き込まれたガスプラント施設での人質事件にはフランスの軍が他国の独立国でありながら有無を言わさず出動していた。
未だにフランスは植民地支配の当事者なのだ。
積年の恨み、暴動が本物ならウクに供与された兵器が使われる。
ウクからは大量の武器の横流しがされている。
それにウクの連中はEUに飛び火することを望んでいる。彼らだけの犠牲など受け容れ難い。
しかし、もしそういう当然おきるはずのことが起きなかったとしたら。
やはりBLMに過ぎないのではないか(笑)。マクロンを揺さぶるための。
振り返ればダボス会議が開催されるたびにデモが起きていた。ずいぶんと昔からだ。
覆面を被った若い連中が投石をし破壊行為によってこの会議に反対していた。
それは「反グローバリズム」と呼ばれていた。
大勢の人々がその言葉を誤解していた。
それは国際的な交易戦争に負けつつある国、例えば農業国フランスが工業国ドイツに屈服していることへの抵抗感とか、関税をかけて自国産業を守れという抵抗とか。
工場の域内移転で就業機会を奪われることへの抵抗とか。
つまり「グローバルに経済が移動する自由」への抵抗だとみなが思っていたはずだ。
しかしここへきて「グローバリズム」の言葉は違う意味を帯びている。
グローバリズムの正体は違うものだった。
すなわち「国境を越えた秩序」。
ダボス会議主導で政治的な目標が主導され、市民らはこれに従え、グローバルに国家や政府を越えて、特権的な地位にいる連中の言うことに大衆は従えという意味だ゛。
最近、「グローバルサウス」という言葉があるらしい。
BRICSを中心とした自由で嘘のない公正な経済を目指すという意味で使われているようだ。
そして主軸はドルを中心としないというところ。そうなると誰もペテンができないことになる。
グローバルサウスの名称はまるで皮肉のように聞こえる。
グレタはゼレンスキーと会ったそうだがあからさまに過ぎてもはや笑うしかない(笑)。
「サウス」、南極の氷は実は厚さを増しているとの報告は黙殺されている。
おそまつ
※ 今回のフランスの移民の暴動では「分断」なんて言葉を使うマスコミが実に多い。
そして格差にあえぐ移民の不満だの差別だの、お決まりの言葉が並ぶ。
貧弱な想像力でこれが報道分析というのだからなんともw。
トランプの頃、BLMの時も米国の分断とかそんなことがまことしやかに言われていたではないか。
ワンパターンです(笑)。
昔から、それこそ何十年も前からフランスには移民がいた。
日本の場合とは違う。
埼玉がヤバいことになっているのはもうご存知でしょうが。
分断という言葉は言っちゃいけないような気がします。それは米国の工作をバラしてしまっているような。
日本の三流マスコミにわざわざそんなことを知らせるわけもないでしょうが、薄々分かるというのはあるし、分かってて言ってるのではないか。
核が落ちるより、原発が攻撃されるよりはずっとマシです。
ハイマースでも使ってもらい、実際にパリは燃えているとしたらいい。
こんなことは皮肉に過ぎるか、どうか。
