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カオマンガイ、苦難をあえて拾えば人生楽し


 季節を忘れてたぁぁぁあ

 なんてこと。
 また季節が巡ってきたというのにアタシはすっかり忘れてたのです。

 別に花の名前じゃない、旬の魚の区別じゃない。
 衣替えはやっとした。

 しかし、なんでこんな分かりきったことを忘れるのか。




 毎年毎年、アタシは桜を散るのを生まれて初めて見るかのように眺め、セリだ、三つ葉だと庭から喜んで摘んできて食べ、まるで食卓句が幸運に恵まれたかのように喜んでいます。

 しかし、実はいつものこと、毎年のことなのです。
 巡る季節ということ。
 しかしアタシはいつまでもそれに慣れないw。


 まあ、知ったような顔をして「三寒四温だ」なんて、そんなことを言ってみても詰まらない。
 震えたり暑がったり、飽きもせず驚いていりゃいいのかも知れません(笑)。


 いえ、暖かくなってくると食品が痛みやすいので処分品が手に入りやすいということです。
 半額が当たり前の季節なのです。

 アタシはそれを忘れていた。それこそ暮らしの歳時記ではないか。

 おかげで気が付いたら冷凍庫がパンパンです。氷すら作れない。

 少なくとも先日買ったハンバーグはいらなかったw。
 ひき肉があるのに出来合いのハンバーグなんて買っちゃってる(笑)。

 自家製のハンバーグなんてずっと作ってない。



 そして「鶏ガラ」をまた買っちゃってたw(汗)。
 パックが大きいので半分は冷凍にするしかない。それでまた冷凍庫がパンパン。

 鶏ガラが安く、大盛りで売られていたのです。半額です。


 ちょっと美味しそうな豚肉がグラム170円で3割引だった。
 よく脂の乗った肉のようです。豚の脂は悪くないものです。
 しかし焼肉には早い感じだと思った。


 考えた末に鶏ガラを買ったアタシ。
 こんな大きな鶏ガラのパツクなんて買ったことはありません。鶏ガラ自体ほとんど買いません。

 グラム10円(笑)。見れば食べられそうな肉の部分だって結構あるのです。
 鶏ガラは鶏を捌いて残ったところ。

 鶏ガラはスープのダシにラーメン屋さんが使ったりします。家系かどうかは知りませんがw。


 なんだか扱いが難しそうですが、困難なことには挑戦すれば楽しいだろうとアタシは思ったのですw。

 鶏ガラからスープを出してそれでご飯を炊く。
 カオマンガイにすることにしました。




 鶏ガラをそのまま圧力に入れて塩、日本酒、ちょっぴり砂糖で味付け、シューします。

 ああっ、一度洗うとか湯通しするとか処理しとけばよかったかw(汗)。
 まあしょうがない、強硬突破するしかありません。そのままシューしたのをスープに使います。


 こういうアラみたいなもの、魚なんかだとよく「刺身では食べられません。」なんてわざわざ書いてあるものです。
 でもピカピカしてたりする。
 何でだろう? どうして食べられないの?

 もしかして捌く時に床に落としたりして汚くなってしまったもの、とか?
 一度ゴミ箱に捨てられたようなもの、とか?
 しっかり洗わないといけないとか。


 そんな疑問が湧いてアタシはスーパーの人に尋ねたことがあります。

 「これ、汚いってことなんでしょうか?」って。

 すると店の人はニヤニヤ笑って言ったものです。

 「いえ、ちゃんと手袋をはめて清潔でキレイな状態ですが、骨などがありますのでお刺身向きではないというだけてす。」

 そんな返事でした。

 つまり刺身として食べたってホントはいいのです。店として勧められないというだけ。





 輸入牛肉の赤身をナマで食べようとしたことがあって、その時にもアタシは聞いてみました。
 唐辛子味噌でタタいてタイ風に食べてみようと思ったのです。

 「これって生では食べられないんでしょ? 雑菌なんかがついているんでしょうか?」と。

 この時も返事はちゃんと清潔な環境で捌いているということでした。
 
 ただ「生肉」として売っているものではないので生食はやめてください、と言われた。


 結局アタシはその解凍したばかりの輸入牛肉を生でタタキで食った。
 アラの一部も刺身にして食べてしまった。
 
 なんともありませんでした。
 まあ、魚を生で食べるならアニサキスがありますから要注意ではあります。


 要は床に落としたものなんか売りはしないということです。
 捌いた時に本体に雑菌がついてしまってるとか、そういうことはあるでしょうが。

 少なくともああいうのは不潔なものではありません。 





 鶏ガラは圧力鍋でシューしたら翌日まで蓋は取りません。シューすればホロホロです。
 スープが取れる。
 まだそんなに気温は高くないからそのままで大丈夫でしょうw。

 卵をサーモスに入れて熱湯を入れておきます。省エネで茹で卵を作るのです。
 カオマンガイの付け合せのひとつです。


 翌日、洗ったご飯の水を切って鶏ガラスープを入れてご飯を炊きます。

 「そっぷ汁」でご飯を炊くということになりましょうか(笑)。


 カオマンガイには鶏の肉をつけます。一緒に炊いてもいいですがそれだとすごくご飯が肉臭くなってしまいます。
 だからアタシは鶏のスープだけを使う。

 残った鶏ガラスープはワカメスープに。塩で味を調えます。


 圧力鍋の中で鶏ガラの身をほぐします。
 大きな骨から身をそいで取り除く、軟骨は食べてしまいますからそのまま。

 なんだ、こんなの先日のコストコの「ロティ・チキン」を一生懸命ほぐした要領じゃありませんか。


 やってみりゃなんてことありません。鶏ガラを上手に調理できました。
 苦難をあえて拾えば楽しいものです。




 さて、大きめの皿に盛り付けです。

 生のピーマンのスライス、キュウリ、トマト、豆腐の賽の目切り。
 鶏ガラの肉、フレーク状の肉を盛り付け後はご飯を載せるだけです。


 おっと茹で卵を割ったら温泉卵のままでした(笑)。
 これはそんなら別皿に温泉卵として盛ればいい。好き好きで載せて食べてもらいます。


 炊き上がった米は鶏の脂でギトギトしています。これがなかなか美味しい。
 茶碗に詰めて椀を皿にひっくり返して丸く盛りつける。お子様ランチみたいにするのですw。


 今は「お子様ランチ」なんてあるのか、どうか。
 昔のデパートの食堂はそれを食べるのが大変な楽しみだったものです。

 旗がついててプリンが乗ってて、親への言い訳にサラダなんかもついていた(笑)。

 ああいうのがあまり聞かれなくなったことも少子化に影響しているのではないか。


 ゴージャスな具沢山のカオマンガイです。今回は鶏ガラでやりました。


 いただきます。





 カオマンガイは二種類のソースを用意するのがウチの恒例です。

 タマネギを刻んでニョクマム、酢、塩コショウで味を調えた透明のソース。

 それと醤油に黒糖を溶かし込んだソース。

 この二つを大皿の中で絶妙に混ぜたり追加したりしながらゆっくり味わいます。
 添えたキュウリなんかもご飯と一緒にいただいてみる。

 たまに激辛唐辛子をワンポイントにしたりして。


 カオマンガイはあっという間に食べてしまいますから、ゆっくりゆっくり注意してw(笑)。




 それにしても先日のレバーといい鶏ガラといい、魚のアラといい。
 困難に見えるところに美味しいものが転がっているのです。

 わざわざ面倒臭そうなものを買って挑戦すればお料理が楽しい。
 思い切って食べ付けないものに手を出してみるのです。


 そりゃあしゃぶしゃぶ肉で冷製しゃぶしゃぶなんて悪くないものです。
 パックにちゃんとキレイにしゃぶしゃぶ用に肉が並べてあって簡単で便利なものです。

 けれど、もう少し困難したっていいのです。
 食材に取り組めばそれだけクチに入れる味わいが増すと言うもの。
 それがお料理の楽しさ。


 そりゃあ挽肉でいつものミートソースなんてのもいい、けどあんまり繰り返しているとなんだか詰まらない、もの足りない。

 料理を連続させてはいけません。
 まだご無沙汰してる食材はきっとあるはずです。探そう(笑)。


 レバーもまた買いました。
 下茹でしちゃうと、もうそれでサテトムとか付けたらそのまま食べられる。
 味噌で食べてもよかった。塩だけでもいい。

 下茹でしてから甘辛の醤油味が定番かも知れません。
 それもいいですが、そうするとみんなその味になっちゃいます。

 マヨネーズにも合いますし、レバーサンドイッチも美味しかったw。




 ちなみにカオマンガイというのは中華、シンガポール、タイ、インド、いくつか流派というかバリエーションがあります(笑)。

 どのタイプがどれというのもちょっとアタシも半可通でして、はっきりと断言はできませんが、中華系だと八角なんて入れて炊いています。やはり中華らしい味付けがしてあります。
 華僑というわけでもありませんが、そういう中国移民の人々が作るカオマンガイはそんな感じです。
 彼らはキュウリの皮を剥いて出すことが多い。


 タイ風ならスイートチリソースで食べる。レモンなんかも添えられてたり、やっぱり辛いものw。
 パクチーなどの香草を添えるだけのシンプルさ。茹で卵なんかはつけてくれる。


 シンガポール系のカオマンガイは洋風。よくコショウがかかっていてゴージャスです。
 色んな具が添えられてソースも凝ったもの、我が家でやるような感じです。


 インド風だと「チキンブリアニ」と言う名前になりますが同じようなものです。
 骨付きのチキンを入れた炊き込みご飯。
 ご飯の中にチキンが隠されて出てきます。

 タイムとかクミンなど、やはりインドらしいスパイスで味が付いています。
 42度を平気で越える気温、全く食欲がなくともこれなら食べられる、そんな料理です。



めいしくおしあがれ




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