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月影兵庫に見る男の言葉の重さ、テレビドラマ


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 「月影兵庫」はゴールデンタイムの放送だったようです。きっと再放送を見られたのではないか。

 「釣堀」も場所により色々のようです
 ヘラは難しい。奥深い。遊ぶ方にも趣味が必要となります。
 シンプルな遊び場もあるかも知れません。

 イケスで釣らせて料理してくれる、なんて釣堀モドキもありますからw原点回帰、「元のそのいち」に還えるのも大変w。寄り道や回り道もあります。
 まあ釣れたものを食うのも釣りの楽しみのひとつではあります。




 先日、テレビ時代劇、「月影兵庫」という時代劇をご紹介しました。

 近衛十四郎という人が主役、相棒役が品川隆二という人。


 近衛は糖尿病で苦しんだとか。そして心臓病、高血圧などへ。
 彼の時代劇が面白いものだから、まだまだ先がある人生だったろうにと儚い哀れを思ってしまったのでした。


 糖尿病は万病の元になります。糖尿は怖い。
 よく「生活習慣病」なんて言います。この言い方が漠としていてどうにも困る。
 結局、どんな悪い習慣が身についてしまうとよくないのか、良い習慣とは何かということになる。

 運動不足、食べ過ぎ、そんなところです。
 よく歩いたり運動をして快活に過ごし、食べるならちょっとずつ腹八分目、食べるにも節度を持って、そんなことを習慣づけといたらいい、そんなとこでしょうか。

 炭水化物のドカ食いをせず、ゆるやかにインシュリンを出させるように注意したいものです。


 「うどんを食うと眠たくなる。」アタシはそれです。危ない体質だと思う。

 インシュリンがドバッと出て炭水化物に過剰に反応してしまうことがあります。
 そうすると低血糖でだるくなる。
 こうしてしょっちゅうインシュリンの放出をさせていると機能が疲れてきます。そのうち麻痺してインシュリンを出さなくなってしまう。
 それで今度は高血糖となって、糖尿病の発症ということになります。

 家内にはそんな現象はないそうですからアタシよりも糖尿になりにくいはずでひと安心(笑)。


 ここだけの話w、アタシは玄米食、素食がいいと思うのです(笑)。
 お勧めです。




 この「月影兵庫」は「素浪人シリーズ」というような感じで続きます。
 近衛の体調との兼ね合いもあったようですがシリーズ化されました。

 詳しくはwikiでご覧いただけるとよいと思いますが、このシリーズになった理由というのが笑っちゃうような話。


 たいそう人気になった高視聴率番組だったらしいのですが、ある時、原作者が「コメディ路線に傾きすぎだ」として「俺の趣旨とは違う」なんてクレームをつけたんだそうです。

 もっとシリアスな武人モノを書いていたつもりだったのにとクレームをつけたとか。


 しかしそうは言われてもテレビでは抜群の人気を博しています。

 いまさら路線変更はしたくないわけです。
 そこで打ち切って別な名前で似たような構成のまま新たに時代劇を作った

 「花山大吉」とか「いただき勘兵衛 旅を行く」などと主人公の名前を変えてシリーズにしてしまったというわけです。

 ところが、それがこれまでのキャラと全く同じ。まるで同じ人物(笑)。
 名前だけを変えりゃいいと開き直ったようなものですw。
 原作者からのクレームなんてなんのその。ほとんど同じなのです。


 挙句に「花山大吉」なんて続編では、相棒の渡世人が「世の中、似てる人がいるもんだ」なんて首をひねるところからシリーズが始まっていますwww。

 いくら原作者からクレームきて止めたからって、「それっていいの?www」という感じ(笑)。


 人を食ったような話です。
 原作者もキツネにつままれた気分だったことでしょうw。




 それにしても昔の原作者は態度がでかかったんだ(笑)。
 偉かったのです。

 それから近年、役者の方が「このホン(脚本)はよくできてるヨ。」なんて生意気なことを言うようになっちゃったw。
 それが「テレビ時代」になっていったということなのか、どうか。



 とは言え、この原作者は実はホントに偉い人だった(笑)。
 南條範夫と言う人。

 経済界で活躍し、大学でも経済学を教えていたような人です。
 東亜経済懇談会参事、日本経済再建委員会常務理事、なーんてもう絢爛たる肩書きw。

 それが時代小説を書きたくなってそっちに専念してしまう。
 多くの時代劇作品を残しています。


 かの池波正太郎も株屋をやってたそうですから、経済的なことと時代小説ってのは何かつながるところがあるんでしょうかw。

 あるいは日ごろからカネ勘定をしてると「奉行」なんてのを連想しちゃうとか。
 「勘定奉行」なんてソフトウェア・パッケージがありますが(笑)。

 そーいや小椋佳って人も第一勧銀のリーマンだったことでつとに有名です。
 まだ生きてるw。
 




 さてこの月影兵庫役の近衛十四郎ですが、見てると相棒の渡世人「半次」と妙な友情を感じさせることがあります。近衛の演技の端々からそれが伝わってくる。

 二人の掛け合いが人気のドラマでしたが、どうも近衛十四郎の方はそんな感情があったようにアタシには見えるのです。

 wikiで亡くなってしまった時のことを読んでアタシは合点がいった。


 そんなに個人的なやり取りは少なかったかも知れませんが、近衛は仕事の相棒として品川をとても大事に思っていたようなのです。

 役者一家の家族には松方弘樹、目黒祐樹らがいます。
 きっと家庭ではよく話題に上っていたとアタシは思うのです。


 「品川はなかなか演技が上手い。あれはいい。」


 なんて、しょっちゅう話に上っていたのだとアタシは思う。
 そして、

 「品川の半次がいたからこその月影兵庫だ。」なーんてことさえ近衛は言っていたはずです。
 そういう話を家族だけにはすることがあるのです。





 それは近衛十四郎が亡くなって品川隆二が葬儀に参列した時のこと。
 糖尿病など病気の影響で顔は痩せ衰え、故人は往時を見る影もなかったという話。

 その時、品川は家族から「どうか顔は見ないでやってくれ。」と言われたというの。


 きっと近衛は品川には死に顔を見られたくないだろう、と。
 そんな言葉が出たのも近衛十四郎には品川はただの共演者ではなかったから。それを周囲が分かっていたからではなかったか。
 近衛は月影兵庫そのものであり半次の品川はその相棒なのだ、と。


 そんなことが回りの人に分かるほど近衛十四郎はよく品川の話を聞かせていたのではないか。

 だから「看取ってやってくれ」とはならなかった。


 品川自身は二枚目役が中心で、相棒の半次の役回りは納得ずくのものではなかったとか。大嫌いなキャラだったそうですw。

 それが近衛との掛け合いで意外に面白くなったわけですが、結局、「二十年も毎日のように顔を突き合わせていると特に会話もなかった。」なんて言っています。
 二人が現場でホンを覚えるのに黙りこくって、あんまり言葉を交わさないので「不仲なんじゃないか」と思われてたとか。

 近衛は繊細な人だと見えますからきっと衝突は何度もあったでしょう。

 しかし品川の気が付かないところで近衛十四郎は彼をとても大事に思っていたのではないか。





 それはなかなか男が言える言葉ではありません。

 「お前は俺の親友じゃないか。」

 そんなことはあまり男は言うことはない。
 クチにできるほど軽いものでもないのです。

 とうとう最後という時、機会があれば言ってやれる、そんな言葉です。

 恋仲ということだってアタシは同じだと思う。
 「男惚れする」なんて言葉もあるのです。

 相手が男であれオンナであれ、オトコというのはあまりそういうことは言わないものです。
 オトコを試してはいけません。


 しかしそれが世の女性の方々には不満になる。

 「毎日、愛してるって言って。言ってくれないとイヤ。」

 なーんてwww。

 女性はそういうことが言えてしまう(笑)。




 しかし近衛十四郎は月影兵庫の役の中で半次にこの言葉を言っているのです。
 劇の中ではこれに半次はまともに答えずやり過ごしています。

 まるで近衛は月影兵庫の役を借りて言葉を吐いたようにアタシには感じられた。

 あれは近衛十四郎の心底から出た言葉だったようにアタシには思えてなりません。



 役者ってのはそういうことができます。
 自分なら言えないことを役柄に言わせることができる。

 子供の頃には学芸会なんてのがあって芝居をやらせられたものです。
 キリスト誕生ではアタシは三人の博士の一人、望遠鏡で流れ星を見つける博士をやった。


 少し大きくなればロミオとジュリエットとかリア王、ドンキホーテなんてのの一節をみんなしてやります。
 日本の童話みたいなのもやらされた覚えがあります。

 そこで普段言えないような言葉、言い方をするというのは快感でした。
 独特の気持ちよさを感じたものです。

 鈍感な子でもやはりヒロイン、みんな主役をやりたがった。
 それは別に目立ちたいからというのでもなかった。セリフを言ってみたかったからです。

 普段決してクチにすることのない文句を。
 




 アタシは鏡を見る。
 そこにはアタシがいます。まだ髪は元気だw。

 しかし友人として相棒として、鏡の中の自分自身にアタシはそんなことは言ってやれません。
 せいぜい「しっかりしろ」なんて言う程度。


 いよいよ最後という時にはきっと言えるでしょう。
 別れのときは一緒にやってくる。死に目に会えないことはない。

 この身ひとつではあるのですから。

 

おそまつ



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