ざるうどん、温泉卵のせ
温泉卵がまだ残ってます(笑)。
四個入りでした。間を空けて卵を食べるw。今は高いのです。
人々の卵離れ!w
賞味期限は27日。・・・「ご利用は計画的に」、とかw。
温泉卵をトムヤンクン鍋のツケだれ代わりにしたのはとても美味しかった。
いいアイディアでした。
辛くした酸味のある濃厚な海老味を温泉卵が丸く柔らかくしてくれました。
お試しアレw。
昨晩は「ざるうどん」、温泉卵のせでした。
アタシは「饂飩(うどん)」を食うのは夜と決めています。
昼に食うと低血糖になってブッ倒れそうになる。
夜なら倒れても寝床があります。w
いつ食べるかは「思案のしどころ」です。
まずは根来の大き目の漆椀を出し、箸、箸置きを準備。
膳立てをしないと始まりません。
そこに軽く一杯のコップ酒も用意。
日本酒です。安物ですがw。銘柄は「秋田想い」とある。
ツユ。
これが本場の人たち(うどん県=香川県)だと「生醤油で食べる」なんて好みもあるそうですが、それはちょっとアタシにはハードルが高いw。
アタシはダシ醤油を使いました。
「ビミサン」という名前のダシ醤油がウチにあります。なかなか減らないw(汗)。
5倍濃縮です。
これはお得なタイプw。
タマには自家製のメンツユでないのもいいものですw。
さて、饂飩を茹でるのですが、冷やしのざる饂飩ですので、できるだけ書いてある時間近く茹でるようにします。
むしろ少し長いぐらいでもいいと思ってますw。
アタシのようにアルデンテ趣味が高じるとつい早めに上げたくなってしまうのですが、饂飩は茹で上がったものを冷水で締めるところでコシが出るものです。
早く上げればいいというわけではありません。
饂飩というのはたっぷりと塩が小麦粉=うどん粉と練りこんであって茹でてそれを出す。
すると小麦粉の練ったところが引き締まる。コシの秘密です。
だから「うどんの茹で汁」はしょっぱいわけですw。
あまりアルデンテにするとコシというよりも生っぽい感じになってしまいます。
油揚げも用意しておきます。
イナる用に冷凍保存してある味付け油揚げから一枚。
常温ですぐに解凍できる。油を含んでいるものはあまりカチカチにはなりません。
長ネギの薬味も用意。
最近は作り置きしているからこれは手間がない。
温泉卵を割ると、殻にいくらか白身がこびりついているので小匙でキレイに掻き出します。
見ればやっぱり自分でやって上手くいった時のとほとんど同じ感じ。
白身がトロっとしていて黄味はちゃんとしてる。
温泉卵は小鉢に入れておきます。添付のタレも入れちゃいましょう。
こんな感じwww。
「かけるラー油」を抜かりなく七味代わりに用意するアタシですw。
実食です。
いただきます。
最初は饂飩に長ネギをパラパラかけて普通にひと口いただいてみます。
やっぱり長ネギがエグい。
今回は結構きましたw。
早速、温泉卵を投入する。
崩さず白身のところにひっかけるようにして饂飩とネギを絡ませてクチに。
トロっとしたゲル状の白身、ふんわりとした味わいがひろがってネギの薬味がまろやかになります。
ちょっと楽しんだら今度は黄味を割って饂飩を絡ませてみます。
黄味にはコクがある。温泉卵のタレの味もあっていいお味です。
黄味は半熟卵より全体としてやや固めです。そのくせ中身はとても柔らかい。
トロトロになったものがそのまま固まったような感じです。
温泉卵と半熟卵は違うもの、アタシはつくづく思ったw。
ゆっくり、じっくり味わおうとしたのですが結構なスピードで食べちゃうものですw。
これだから糖尿病の素なんだ。
うかうかしてたら2分もしないうちに平らげてしまいそうです。
箸休めに日本酒をぐっと飲む。
やっぱり日本酒は蕎麦の方が合うかも知れないと思ったw。
まあ、チューハイなんかよりはいい。
七味を混ぜたり、食べるたびに味変をしてゆっくり楽しみました。
食事はゆっくり摂りましょう。何事につけそれがいいのです。
レモン、大根おろし、しょうが、揚げ玉、干し海老、トロロ昆布、などなど。
いくらでもトッピングにはこと欠きませんがどうしたって食べる量は限られています、一人分です。
そこはまた次回のお楽しみというわけなのでした。
ご馳走様でした。
饂飩に限らず蕎麦にしてもやはり冬が一番だとアタシは思います。
冬だからこそ水道水がキンキンに冷たくて、よく冷やしてコシが追求できる。
手のかじかむほどの冷たさが食べる時の美味しさを予感させます。
夏はどうしても生ぬるい感じになってしまいます。
だから夏はそうめん。氷水に浮かべる。
冷やし饂飩なら氷水で冷やすということはしないでもないですが、蕎麦はどうにもなりません。
「冷やし蕎麦」なんてない。
今年もそろそろ新蕎麦の季節のようです。
スーパーでセールになっていました。
例年、一年に一回、このぐらいの頃に安く出回ります。この時に買いだめしておけば冬まで困りません。
その点、饂飩は一年中大丈夫です。
セールは割りと頻繁にあったりするものです。
どちらも一長一短ある。
トッピングは蕎麦より饂飩の方が自由度は高いものです。
温泉卵に蕎麦はどうにも違う気がします。せいぜい蕎麦にはウズラの卵ぐらいでしょう。
アタシは蕎麦派です。モグモグと噛んで食べる美味しさと蕎麦の味わい。
饂飩か蕎麦か、どちらに軍配を上げるかは決まり手次第。
おそまつ ハッケよいw
饂飩のトッピングのひとつに挙げてみたトロロ昆布ですが、今、ウチにあるものです。
ウチにないのは揚げ玉ぐらい。
トロロ昆布ってどういうものか初めて知ったのはずっと歳をとってからのことでした。
家内と暮らすようになってからだったかw。
それまではアタシはトロロ昆布ってのはああいうのがそのまま、モズクみたいなすごく細いものが採れるのかと思ってたものw。
あれは太くて厚い昆布をナイフで削いで削り出したものなのです。
昔、テレビで実際に作ってるところを見てアタシはびっくりした。古来からのすごい発想だと思ったことを振り返ります。
それなら堅い干し肉でも同じような趣旨のものができるのではないか、とか。
知らないってのは怖いものですw。
トロロ昆布なんてアタシにはすごく身近なものだったのに。
アタシが子供の頃には食事時、トロロ昆布をひとつまみ椀に入れてくれ、そこにお湯を足して即席の汁としてよく出されたものでした。
味付けは醤油だけ。
トロロは昆布ですから、スウッとダシが出てたちまち美味い汁になったものです。
味噌汁を出されたことよりトロロ昆布汁の方が多かったかも知れません。
それとユカリや黒ゴマと塩を混ぜたものなんかをかけてご飯をいただいた。
おかずはタラコの焼いたもの。白菜の漬物。
そんな食卓でした。
とにかく早く食うことが大事だったからいつもその程度でした。
家庭ではあまりいいものは食えなかった。
そうして昼間まで我慢して楽しみだった給食ですが、その給食がお代わりできるなんてずっと後になって知ったものです。
アタシのところではできない決まりだったからw。
だいたい、アタシの育った頃は「給食でコメが出る」なんてのもありませんでした。
夢の話のように聞こえたものです。
一度もなかった。ずっと食パン二枚の配給でしたw。
他の地方の学校では給食にコメを食わせるのだと聞いてアタシは驚いたものでした。
食事中に教師がテレビをかけて教育番組みたいなのが流されたものです。
その番組で「コメが余ってるから給食でコメを出している」、なんて子供向けのニュース映像が流れたのでした。
ええっ、アタシは驚いた。「コメどころ」かなんだかは知らないが義務教育なのにとんだ差じゃないか、と。
なんでこっちじゃコメ出さねえんだ、「食管制度反対!」なんてアタシは声を上げた。
「悪法、食管制!」というわけですw。
すると、みんなが「反対!反対!」なんて喜んで騒いだものですwww。
みんな食パンの給食には飽き飽きしていたのでしょう。
担任教師は「食事の時間は静かに!」なんて怒り出しましたが、お前はいい大人のくせにこんな子供向きのパンなんか旨そうに食ってるんじゃない、と、アタシは密かに毒づいたものでした。
大人のメシなんて定食屋か立ち食いと決まってる、大人ってのはみんなそこで食べるものじゃないか、と。
アタシも普段からそういう定食屋や立ち食い屋の世話になっていてよく知ってましたから、まるで教師の特権で担任が生徒の給食を盗み食っているように思えたのです。
実際、その担任教師が給食費を払っていたかどうかは知りませんw。
それにしてもビデオもない時代でした。
なんでテレビを昼時につけたらあんな子供向け、学校向けのニュースなんて都合よく流れたのだったか。
そのニュースって言っても都合よく学校生活の話、授業の話とか当たり障りのないのしかなかった。
デモやスト、事件事故、政治の話なんて全く流されなかったのです。
あれは小学校専用に専用回線でもあったのかw、いやきっと当時の番組表にはそんなのがあったのでしょうw。
つまり、昔からテレビは洗脳装置だったというわけですw。
またその当時、「百姓がコメを勝手に作って販売して逮捕」なーんてニュースもありました。
なんて馬鹿な話なのか、そう当時から子供心にアタシは思ったものです。憤慨したw。
それだったら今なら「勝手に大麻育てて販売して逮捕」っていうのはどうなんでしょうか。
それとこれとは別なのか、どうかw。
そこはまあ「考えどころ」ですwww(笑)。
おそまつ
