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花曇りのココロを考えて振り返る

 拍手コメントいただきありがとうざいます。

 赤紫蘇醤油ラーメン、味わいは人によるでしょうw。
 不味いということはありません。

 アタシの場合は理屈的にちょっと抵抗があったということです。

 スープの中で紫蘇と醤油、トンコツのダシが戦っている、それがどうにも解せなかったw。


 人生チャレンジですww(笑)。
 自己責任ですが。


花曇です。

 昼にはポカポカといい陽気でしたが夕方には曇ってきました。
 明日は雨になりそうです。

 昔から「花曇り」って言うとどうしてもアタシには「鼻曇り」に聞こえちゃう。
 ひどい花粉症だったのです。

 ピロリ菌の除菌をした副反応で症状は昔よりかなり軽くなりました。
 クスリは「ランXサップ」というものです。
 体質改善したw。


 こういうのを本来は「副反応」と言うんだとアタシは思う。
 副次的効果みたいなニュアンスです。
 クスリの副作用というと悪い影響が出てしまうことを言うわけですが、これは思わぬ効果という感じ。

 まあ、だからわざとワクで「副反応」なんて言ってたんでしょう。


 アタシは史上最悪の世界的薬害になると思ってます。

 加担してきた医者、学者らは震えて眠れ。

 


 ともかく、この「花曇り」ってのはホントは桜の咲く季節に空が曇ることを言うんだそうですが、あれ?って思ったのです。


 「女心と秋の空」なんて言います。秋は天候が変わりやすい傾向があります。
 そういうイディオムw。
 女性の気持ちもクルクル変わる。アタシも変るw。


 「ギラギラ夏の太陽が」そんな言い回しもあります。夏の日差しは高く暑いものです。
 「太陽が眩しかったので」と殺人を犯した人がいた不条理劇w。
 これを書いたカミュは近代になって「ペスト」がコロナでまた大ヒットしたw。

 ギラギラハートの・・・(略)、いや、これはお歳がバレるw。


 「冬の澄み切った夜空」とも言います。
 実際に冬は空気が乾燥しているおかげで夜空の星がくっきり見えるのです。





 じゃあこの「花曇り」ってのはどうか。
 もちろん春ということです。

 しかし春先は曇りの日が多いから言われるかというとどうも違う。
 実際、曇りは春に多いかというとそういう気はあまりしないのです。

 春ときたらやはり風ではないか、「春一番」とか「春風」でしょうが、それだってやはり春に風が吹きまくっているわけでもありません。

 有名な地中海の風、「シロッコ」というのはちゃんと季節性があります。

 「六甲おろし」はタテ縞の、いやもといw、六甲山から降りてくる風です。地形的なことから呼ばれているものです。


 他の言い方に対し、春を使った言い回しってどうも特徴を捉えてるわけではない気がするのです。




 「春雨じゃ濡れてゆこう」って台詞もある。
 それだって別に春に雨が多いからでもない。

 春なんだからちっとは濡れたって構わないじゃないか。
 雨宿りなんてして時間を無駄にしたくはない。
 お前と二人、仲良くしっぽり濡れてゆこう、とw。

 どうせ後でじっくり濡れそぼるんだから、オトコは勃ちオンナは濡れるのです、、、(略)。
 い、いや、そういう描写があったかはまた別ですが(笑)。


 春だけなぜか雰囲気、情緒的なこと、気持ちと天気を結びつけることが多いのは気のせいか。


 つまり、花曇りって春に特徴的なことなわけでもないわけです。
 わざわざ春に曇ることだけを花曇りと言っている。



 この「ココロ」ってのは春特有の雰囲気から来ているのではないかという推論。

 やはり春は成長の季節です。
 色んな植物がパアと開花して緑が芽吹いてすくすく伸びようと元気になってゆく。

 眠っていた木々が目覚めてまた成長を始める新しい季節です。

 なんか気持ちが明るいな、これからだな、新しい未来が来るのだな、そんな季節。


 で、ポカポカと陽気もよかったりします。
 万年床の布団なんか干してみたくなるw。


 と、そこにっ!www


 どよよんと、なんか雲が薄っすらと立ち込めてなんかパッとしない陽気になってくる。
 日が暮れてゆくその夕焼けさえはっきりしない。
 どっちつかず、雨が降りそうなのに降るわけでもない。

 なんだか春にしてはパッとしないお天気。そう思ってしまう。期待があるもんだからガッカリ感がある。
 不安でもないけど何かケチをつけられたような感じ、そういう薄っすらとした憂鬱がこの言葉の心なのではないか。




 だから、通りすがら「花曇りですねえ。」てな挨拶をする。

 それは「せっかくの春ですのに、ハッキリしないお天気ですねぇ。」なんて、「せっかく」と、そんなお互い様と労い合うようなご挨拶。

 せっかく桜が咲き始めていい具合なのに曇りで映えないのは残念だ。
 なんだかインスタ映えしませんね、と(笑)。



いいのがありました。

 花曇りに暮れを急いだ日ははやとく落ちて、表を通る駒下駄の音さえ手に取るように茶の間へ響く。隣町の下宿で明笛を吹くのが絶えたり続いたりして眠い耳底に折々鈍い刺激を与える。外面は大方おぼろであろう。

(夏目漱石 / 吾輩は猫である)


 うーん、さすが文豪だ。雰囲気がある(笑)。
 侘しくなりそうな予感、そんな雰囲気が伝わってくる。

 イライラしがちなこの人物は花曇の天気を呪いたくなっています。隣のアパートの楽器の音が耳鳴りに感じられるほどです。
 春眠暁でなんだか眠くなる、一日がムダになってしまうような感じです。


あーー、もう、もう日が暮れちゃったじゃないか!イライライライライラ


 やっぱり文豪も夕暮れへの残念な雰囲気として花曇りという言葉を使っているわけです。




 ちなみに別にコジツケでもなくて、この人物のイライラのように実際に漱石は神経を病んでいたそうです。

 イギリス留学で病んだ。
 もともと神経質だったようですが、イギリスに馴染めなかった。下宿も最悪だった。
 色んなことが自分を攻撃してくるような錯覚に捉えられた。
 見られているとか、被害妄想みたいなのもあったようです。

 もしかしたらアヘンぐらいはやったのかも知れません。

 神経衰弱状態だったと言われています。


 今なら分かる。
 傲慢なジョンブルどもは一部の権力者層だけで好き勝手やっている。
 庶民連中はサッカーにうつつをぬかし、昼からパブで酒を飲み、オンナなんてヤレればいい、なんて思ってる。

 そんな傲慢で思い上がった連中の国にいりゃそりゃあ気も変になります。

 しかもこのウクライナ紛争を焚き付けて国民に跳ね返ってきているというのに奴隷状態の市民たちは何も言えない。黙らされているのです。

 いったい「イギリス紳士」なんて誰が言った!www





 アタシはサイゴンで夕暮れにビールを飲んで寛いでいた。
 寒くもなく暑くもない。いい季節でした。
 花曇りではなかった、真っ赤な夕焼けが川の方向に見えた。

 そこは不良外人が溜まるような路地裏のBar。
 バーと言っても酒屋がイスと机を出して店先で酒を飲ませるような貧乏臭い店です。

 活きのいいベトナム人の若者なんてそんなところには来ない。
 彼らはみんなお洒落してクラブに集まる。
 ガイジンの旅行者、滞在者なんて貧乏なものです。


 アメリカ人の若者と知り合ってアタシは酒を飲んでいた。

 こういう途上国なんかになんでオッサンが多いのか、若いならともかく、カネもあるだろうに、どう思うか、そんな話になったものです。


 アタシは明快に言ってやったもの。

 「本国で相手にされなくなった連中がオンナが自由に出来るとやってくる。連中は年寄りで古びてて相手にされない。それがこういう途上国だとカネがあると思われるから中古のオンナぐらいは寄ってくる。
 しかし君、そこはカネの切れ目が縁の切れ目だ。ここの連中はすごくカネに汚いのは感じてたろ。いずれ放り出されるのさ。」


 うんうん、と頷いて聞いている若者。
 理学療法士だって言ってた。なるほど理屈の判かる若者かも知れません。




 ふとアタシはトイレに行きたくなって後ろの狭い店の奥にあるトイレに立った。

 別に出来上がってはいませんw。しっかりした足取り。
 そしたらアタシたちの後ろに座ってケータイをいじっていた男の手とぶつかった。

 初老の汚らしいまだら禿げで太った男。
 でかい尻をかろうじて貧弱なプラスチックの椅子に乗せていた。

 男のケータイが地面に落ちた。


 「おい! てめえ

 立ち上がりこそしなかったがそのオッサンは色をなしてイギリス訛りで怒鳴った。


 触れたぐらいでケータイを落とすなんてどういうことか。
 わざとやったような気がしたw。
 アタシは謝りはしましたが、男の顔を覗き込んで何が起きたのか不思議そうな顔を向けた。

 ケータイを拾う男。こちらを睨んでブツブツ言っている。
 アタシはそのまま何事もなかったように奥のトイレへ。

 トイレから帰ってきたら、若者が河岸を変えようと言った。
 もうビールも飲んじゃってた。

 「しっ、しっ、アッチ行けよ黄色い猿が!」


 なんて男は座ったまま悪態をついた。
 アタシは今度はニヤニヤしながら男の顔をまんじりと見てやった。
 かかってくるか?(笑) 男は顔を真っ赤にした。


 「い、いいから! どっかに失せやがれ!」



 後で聞いたらアタシがトイレに行っている時にやたらと罵詈雑言を浴びせてたそうです。
 そんな黄色い猿なんかとツルむな、大方そんなことを言ってたんでしょう。

 そんなの差別とはアタシは言いませんが、イギリス人なんて他人に敬意なんか払わない。


 「なんでよ、あのぐらいで、自分が悪いんじゃない? ねえ?」


 若者が不審がった。
 アタシはだいたい理由は分かってました。

 「俺が君に話してたのを聞いてしまったんだろ。
 思い当たるフシばかりでいたたまれなかったのさ。何しろイギリス人だw。
 あの調子では相手のオンナの程度も知れたもの。連中は傲慢なんだ。
 君だってアメリカ人なのにここの人たちは友好的だろ。戦争したのに(笑)。」


 「ええ。そういや戦争博物館で『あの時はすまなかったね』なんて言われちゃいましたよ。あれはこっちが仕掛けた戦争だったのに(笑)。」


 なかなか理屈が通るアメリカ人だった。
 何事も謙虚さが肝心なのです。




 あの時、もし花曇りのような陽気だったら男と喧嘩になっていたかも知れません。

 「陽気のせい」ってのはあることなのです。

 同じ陽気のせいなら踊ってる方がマシでしょうww(笑)。


 漱石がふさいでしまったロンドンはいいお天気があまりありません。
 無理もなかったかも知れません。

 おかげで彼は面白い小説が書けたんだからよしとしましょうw。



おそまつ



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