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ハレとケの日常、コインの裏と表の矛盾


 また家内が帰省することになりました。
 義母の具合が悪くシンドいとかで。
 欝気味なので帰ってきてくれ、と。

 アタシは暫くはまた風呂で溺死しないよう注意する日々です(笑)。
 酒を呑んだら風呂で寝てしまわないよう注意ですw。


 鳩サブレーをまた土産に買うようですがw(笑)。


 帰るのにはまだ十日ぐらいあります。

 アタシはおだいじにと胸で義母に呟く。
 親族だけで落ち着きたいでしょう。余所者が余計なことは言いません。




 さて、帰るとはなったけど日にちにまだ余裕があります。

 「フルーツの缶詰を開ける?」

 だからアタシは食後に聞いてあげた。

 「アレ、開けちゃうの?」

 「美味しいものを食べて帰ったらいいじゃない。」

 「えええーー。し、しょうなの!」
 
 
 はて?
 これって変でしょうか。
 こういう言い方っておかしいかも知れないなんて話になった。

 せっかく帰省したんだからと向こうでは何かしら食べるはずです。
 何も行く前に美味しいものを食べなくても、と。
 アベコベじゃないか、と。

 いや、暫く留守にするんだからウチの美味しいものを味わっておいたら、というのがアタシの発想です。




 どこかに旅行が決まって日にちが迫ってくると、つい質素になるものではないか。
 ありがちなことに思えます。


 「どうせ旅先で美味しいモノを食べるんだから。」

 なーんて言って一品減らしたりするわけですw。
 枕の変った場所ではきっと贅沢をするはずだ、だから今は控えておこう、と。

 普通はそうなのかも知れません。
 スポクラに行く前に風呂に入って汗を流したりはしない。


 ソープランドに行く前に銭湯に行くのは別な理由www。
 歯医者にかかるのに歯を磨いてから出かけるようなものです。


 でも送り出すアタシの側からしたら違う。

 「出かけてしまうんだから、留守中に食べられてしまわないように食べなよ。」

 というわけ。
 帰ってきたらせっかく買っておいたものがなくなってることだってあります。
 「アレは楽しみにしてたのに。」なんてことになりかねないw。





 こちら側と向こう側とでは視点が違う。真逆のように思えます。

 出かければ旅先ではせめていつもと違うもの、美味しいモノを食べようと思う。
 それなら迎える側は違うことを考えてるんでしょうか。


 「いつもそっちで美味いものを食べてるんだから郷土料理でゆっくりしてけ。」

 とか?

 ふーむw。
 非日常と日常。ハレとケ。
 そういうのはよく言われることですが、立場にもよるかも知れません。

 饗応を受ける側には特別なことでも、もてなす側にはいつものこと、とか。
 すると心なんかこもってないということになる。
 適当に高いものを出されただけのこと。
 それで馴染みのものだったりしたら退屈してしまいます。


 常に非日常なんてことはないわけです。日常があるから非日常がある。
 巧く両者が噛み合えばいいですが、そうでないと変なことになるかも知れません。




 「はるばる遠くからいらっしゃるんだから丁重にな。」

 なんて言われたもんだから一生懸命にご馳走を用意して殿様を迎えます。
 するとそれは殿様にはいつもの料理になってしまいます。
 殿はつまらない。

 「退屈じゃのぅ」、なーんてどこかご不満です。
 ふと、お勝手を覗いてみると下人たちがメシを食っている。

 「なんじゃそれは。タクアンとな。こ、これは佃煮とな。カス汁とな。玄米とな。」

 「旨い! なんという美味しさじゃ。これを出せ。」

 そうするとお付きの人に怒られる。

 「これ、殿になんてものをお出しするのじゃ。」

 「へえ。サンマは目黒に限るなんておっしゃいまして・・・。」


 なーんてw。
 アベコベ。逆転w。
 きっと殿様に「カス」なんて失礼で出せないと思ったのです。

 「関東では天カスなんてのをカネとって出しやがる。カスなんて客に失礼じゃねえか。」
 そんなことを言う人を聞いたことがあります。

 でも知らないものが美味しいってこともある。知って味わう至福というわけです。




 「まかない料理」なんて言ってありがたがるという話もあります。
 厨房の料理人たちが自分たちのために作る料理の方が店で出すものより人気になる。

 美食にまつわるよくある話。
 店側はとまどいつつ人気になったらしょうがないと裏メニューとして出してあげる。

 自慢の一品料理よりも見習いが作ったまかない料理の方が人気になってしまう。
 挙句に「孤独のグルメ」なんかで取り上げられて料理長は欝になるw。



 「銀座で一番味を知っているのはルンペンだ。」、なんて話がその昔にありました。

 朝のまだ出勤する人々もまばらな頃、あちこちの高級料理屋やレストランから出されたゴミを漁っている人がいました。
 前日の深夜まで盛り上がった高級飲食店、出されたものはまだ新鮮。悪臭などありません。

 ダンボールをリヤカーで引いている人、そんな人たちがゴミ箱を漁って食っていた。

 「ああ、ここは味が落ちたな。」


 なーんてww、それは都市伝説と言われましたがアタシは当時リアルに見ていました。
 ホントにそんな人たちがいたのです。

 高いカネを払って食っている人たちより乞食の方が舌が肥えてたら始末におけません。





 こういうのは裏表でしょうか。
 ちょっと乗り越えられないものに思えてしまいます。
 贅沢なものが贅沢でなく、美味いものがそれほどでもないという真実。


 「そんなの程度の問題さ。」

 レベルの違い、そんな風に考えたら違うかも知れません。

 粗食を目指しながらもつい一品もう一品と増えてしまいなかなか達成できない日常があります。
 いつも何かしら安くて美味しいものが手に入ってしまう。
 もちろん有難く味わうのですがどこか足りない気もしてしまいますw。足りてるのに足りない(笑)。


 いよいよ何も手に入らなかったという時、やっと粗食が実現できると嬉しくもあります。
 それが特別な食卓に感じる。
 いつものご飯、いつもの汁だけで味わうのもいいものだとつくづく思う。

 そしてまた良い食材が入って贅沢な食卓に引き戻される。


 こちらでは濃い味付け、あちらでは薄い味。
 あるいは新鮮なのに対して干してあったり複雑な工程を経たものがある。

 その差を楽しむと考えればこんがらがることはないのではないか、どうか。

 どちらも美味しく食べるのです。退屈してはいけませんw。




 コインの裏と表なんてことになると矛盾が出てくるものです。
 だからレベル、程度の問題と考える。

 同じ美味しいものでも塩味が強かったり甘めだったり、そんな比較の問題だとすればいいのかも知れません。

 それが裏表を越えるものではないか。
 それが「味わう」ことにも言えるのではないか、アタシはそう思うのです。


 「ちょっと贅沢に」なんてのは何もカニを食うことじゃないw。
 いつもの冷奴にカツオブシを振ることかも知れません。それも「たまに」でいい。


 貰った奈良漬に酒糟がたくさんついていて、捨てるのもおかしいと、アタシたちは食べ終わったらこれにハヤトウリを漬けています。
 たまに出して少しだけ食べてみる。

 なるべく風味が重複しないよう潮汁なんかの時に出しています。
 酒糟の香りがなんとも言えない贅沢な美味しさです。
 ご飯がすすみます。




 渋沢龍彦という人はとにかくキッチンとは無縁という人だったそうです。

 喉が渇いても家人がいないとお茶も入れられないぐらいw。
 家の人が帰ってきたらやっとお茶にありついた、そんな人だったそうです。

 彼には妹がいて、ある日のこと彼女が家に行ってみると渋沢がキッチンに立ってユリ根を一人で茹でていて、その姿にすごく驚いたとか(笑)。

 酒のツマミにいいと渋沢は独りでユリ根を茹でていたそうです。


 ユリ根って美味しいものです。
 あの食感がたまりませんw。




 アタシは渋沢の家を見たことがあります。亡くなった後でした。有名な寺のすぐそば。
 奥様らしき人が花壇で庭仕事をしていたのが見えた。

 すぐ近所にお墓があって、小林秀雄の墓もありました。

 渋沢は作家、フランス文学の研究者でもありました。
 「趣味人」だったので、その鎌倉の家には珍しい置物や土偶、土器、怪奇、珍奇なものでいっぱいだったとか。

 彼以外にはガラクタだったかも知れません。
 しかし渋沢の集めたものだと考えれば珍重されたかも知れません、どうか。


 我が家にもヤクの脊柱、ヤクの骨がありますw。


おそまつ






※ 味のある文章になったかどうか(笑)。


 春菊が芽を出してくれました。発芽してくれた。
 暖かくなってきたからいよいよ楽しみです。

 買った小松菜の根を植えておいたものもちょっぴり収穫できました。
 長くかかったけどまた葉が伸びてくれた。
 ちっぽけでしたがハサミで切ってありがたく汁に浮かべて(笑)。


 奈良漬ってのはすごく難しいものらしい。作るのにすごく手間がかかるようです。
 その酒糟がたっぷりついて売られているのも珍しいようです。
 暫くは糠漬けのようにして使えると思っています。

 糠漬けは冷凍しています。
 お休みしてるw。
 やはり寒いとなかなか漬かりません。


めいしくおしあがれ



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