令和五年初場所! 反省会!、宿敵の正当性。
まずは千秋楽の大一番、貴景勝関、優勝おめでとうw。
大関の地位を汚さぬよう必死に頑張った。それが結果に結びついた。
くれぐれも、正しき天皇陛下に見守られた令和の世が、美智子と秋篠宮ら、穢れどもに邪魔されませんように願う。
大相撲よ、邪気を祓い給へ。
朝乃山の十両優勝はよかったと思います。
あんな処分でダメにされては悔しい。
このまま大関復帰どころか横綱昇進で相撲協会を見返してほしいものです。
それにしても、キャバクラごときであの謹慎期間はあまりに長すぎました(笑)。
朝乃山の謹慎期間中にはコロナの外出制限が解けたりもしています。
実質的に朝乃山への処罰は終了していたことになっていた。
その時点で復帰させてもよかった。
他の力士が外出と飲み会、それこそ九州場所でみんながキャバクラへ繰り出しているというのに、朝乃山はそれ以前のキャバクラ外出が原因で処罰を受け続けているという奇妙な状態だった。
おかしなことには違いありませんでした。実質、もはや処分の意味を失っていた。
恩赦というようなやり方もあったのではなかったか。
元相撲取りの親方たちのアタマではそれは分からなかったかw。
幕内に戻り、いよいよ朝乃山はこれからが本番ですw。
ハタで見ていると相撲協会は妙に意固地になるところがあります。
そして無責任なところがある。
古株の親方連中がまだそういうことをやっているようです。
朝乃山を厳しく処罰したことを反省、振り返ったことが果たしてあったか、どうか。
古くは今の荒汐部屋のことがありました。
かつての元前頭の蒼国来が継承している部屋です。
その蒼国来は当時、八百長事件のあおりで濡れ衣を着せられ、スケープゴートにされかけた。
相撲協会は彼の弁明を一切聞き入れず、知らんフリしたまま彼を除名処分にします。
しかし彼は泣き寝入りせず裁判に訴えた。
自分は八百長には加担してなかったと、身の潔白を証明して土俵に復帰することができました。
「身分確認訴訟」というやつでした。
相撲協会がまるでリンチのように蒼国来の存在を圧殺しようとする中、先代の荒汐師匠は彼を頑なに守ったのです。
復帰後、彼に謝罪した協会トップはいなかった。
その北の湖も放駒も死んでしまった。
今思えば、荒汐部屋の現在の活躍は、力士が護られるということへの弟子からの厚い信頼、部屋の気風によるものではないかと思わざるを得ません。
蒼国来は人格者だった師匠の意思をちゃんと継いでいる。
今、その荒汐部屋には出稽古の要請が各部屋から集まってくるそうです。
因襲を乗り越えて相撲協会も新しくなってゆくのでしょうか。
若元春、若隆景、この大浪兄弟の活躍はそうしたものによるのではないか。アタシはそう思います。
この部屋の隆盛は何もネコを飼っているためばかりではないw。
これから丹治、大賀の丹治兄弟も伸びてくるはずです。
ご注目。
皮肉なものです。
貴乃花部屋にしてもそうだったかも知れませんが、弟子を守らなかった師匠の部屋は衰退したり、あるいはその伝統を絶やしていった。
尾車部屋は解体。バラバラになってしまった。
高見盛の部屋などは後を継いだ高見盛が「弟子を指導できない」として逃げ出し、高見山の部屋はおとり潰しになってしまいました。
果たして、朝乃山がどれだけ頑張れるのか、それは彼がどれだけ守られていたかによるかも知れません。
彼が今回の処分を乗り越え、横綱になれたとすれば、また高砂部屋の復興が期待できそうですが。
それはまだ先の話w。
幕内最高優勝は貴景勝と決まりました。
貴景勝と阿武咲が先頭をリードする。琴勝峰がこの二人に割って入った。
そして阿武咲は貴景勝との直接対決に破れ、一歩後退してしまいます。
本日の千秋楽は一歩リードしたもの同士、貴景勝と琴勝峰の直接対決が組まれました。勝った方が優勝となった。
この時点で阿武咲の優勝はなくなっていたわけです。
怪我がなければずっと上だったはずの力士とは言え、琴勝峰の番付は13枚目と下です。
「番付社会」という相撲の不文律からすればちょっと意外な気もする。
貴景勝と琴勝峰が勝ち残ったならば優勝決定戦、それでもよかったかも知れません。
まあ最近は混戦が多く、こういう割りを崩すということはよく行われてはいるのですが。
それだけ貴景勝への期待が大きかったということでしょうか。
土俵からは教訓めいたものがやはり今場所でもありました。
それは「ライバル」ということなんでしょう。
それに尽きる。
言うまでもなく貴景勝と阿武咲のライバル関係が注目されたものでした。
トップを争い、直接対決でとうとう阿武咲は敗れた。
互いに子供の頃から何度も対戦をし、かねてから阿武咲は貴景勝をライバルだと公言していたものです。
しかし貴景勝の方は多くを語らなかった。
大関に昇進し、阿武咲に大きく水をあけてしまったこともあります。
彼は自分の相撲人生を歩んでゆきます。
対する阿武咲はそれでもまだ貴景勝をライバルする話をしていました。
結婚もして落ち着き、今場所は顔つきが違っていたようには見えた。
しかし、あの直接対決の土壇場での蒼白な表情は緊張がピークに達してたと思わせた。
直接対決での緊張から、ネットの一部では「魂の対決」と言われましたw(笑)。
それにしても、対戦相手をライバルとするのはおかしいんじゃないか。
アタシは単純に思うのです。
お互いに切磋琢磨するのがライバルというものではないか。
言うなれば、若元春、若隆隆景の荒汐部屋があります。
そして明生、豊昇龍の立浪部屋。
また、琴勝峰、琴の若がしのぎを削る佐渡ヶ嶽部屋。
部屋の中で切磋琢磨する、そういうのが「ライバル」なのではないか。
勝負の相手はライバルというのとはちょっと違う気がするのです。
だからライバルを悪く言う人なんかいない。
ライバルを意識し、なんとかして先へゆこうとする。それがライバル関係というものではないか。
では、対戦相手であるならなんとしたらよいのか。
なんとしても倒したいその相手とは。
それを「宿敵」と呼ぶのではないか、アタシはそう思うのです。
もちろん、それにはそれなりに宿敵らしい手ごたえがなければいけません。
そしてお互いに正当性を争う、そういうものも必要になります。
阿武咲は「ライバル視」する相手を間違えてはいなかったか。
もう一度やり直しです。頑張って欲しい。
最近、結婚した阿武咲のお相手は幼馴染ということですが、まさか貴景勝が結婚したということはないでしょうが(笑)。
意識しすぎはなかったかw。
かつて、ユーロはロシアをライバルとして見ていた気がします。
ソビエト崩壊後、ユーロはロシアの繁栄に対抗しようとし、一緒に成長してきたところがあった。
ところがNATOという官僚組織は勘違いを冒します。
ロシアを倒すべき「宿敵」だと捉え、挑発と囲い込みで圧倒しようとした。そこに義はなかった。
アメリカ民主党にはそちらの方向へと誘導する政治的な理由が常にありました。
外の世界の揉め事で内政の失策から市民の視線を逸らすのです。
オバマの無能、ヒラリーの闇、バイデンの痴呆を隠せるという動機があった。
結果、こうした謀略の流れに巻き込まれたユーロは衰退を始める結果となってゆきます。
ユーロの成長はもはや絶望的です。
キラキラとしたものなどどこにもない。嘘と欺瞞ばかり見てしまう。
これからはユーロ圏は警察国家となり、市民の反発をひたすら締め付けてゆくしか秩序維持はできないでしょう。
独裁。これからユーロは中国並みの監視国家となってゆくことでしょう。
平和も、対話も、民主主義すら放棄し、西側ヨーロッパでは官僚独裁性が蔓延している。
正義のない世の中がどれだけダメージを受けるか、彼らはこれから知ることになる。
これからが地獄だ。
我が国の、核廃絶を訴える利権団体にしても、そこには正義などありません。
どうやら日本が核兵器禁止に批准するよう、署名など集めているそうですが、ヒロシマ原爆の平和の式典にロシア側の出席を拒絶した欺瞞。
その説明などは一切されなかった。
平和式典に敵対的な行動に流された欺瞞は許されない。
結局、落とす相手次第の話だというなら、その核廃絶の主張には根拠も正当性もないのです。
どうせ連中は、西側、アメリカとNATOのやり方に乗っかっている理由は説明などできまい。
ヒバクシャ団体など捏造従軍慰安婦程度の団体に過ぎません。
芯など通ってはいない。
平和団体では断じてない。
単なる利権団体。
いわゆる「募金詐欺」と同じにしか見えませんwww(笑)。
こんなのに同調するのは愚かさの極みでしかありません。
我が国もアメリカから兵器を買わせられるだけではしょうがない。
核の独自開発、核の抑止力という議論をしてゆかないといけないでしょう。
また、そういう議論をしているだけでも我が国にとっては十分な抑止力になろうというものです。
トマホークを買わせられて、ウクのナチにカネを送ったところで何の抑止力にもならないのです。
戦争を前提としないのが核武装というものなのです。
こういうことを否定する教条主義は血を求め続けるNATOとまるで変りません。
我が国で平和団体を詐称し、ウクを支援などと言っている連中は人の命など何とも思ってないのではないか。
ただ自らの利権と金科玉条をかさに着たいだけではないのか。
その欺瞞、万死に値する。
また、せっかくだから最後に口直し(笑)。
ちょっとした相撲の小話で終わりましょう。
今場所はメッセージ性の高い垂れ幕や横断幕が多くなってきたことを中日にお話しましたが、やはり最後までそれは目立っていました。
中にご夫婦らしき人たちがいました。貴景勝と琴勝峰の決戦では双方を別々に応援していた。
貴景勝が勝ったら横断幕を翻して二人が貴景勝を応援w。
なんというコウモリ(笑)。
観客の方がそれぞれ工夫した横断幕を出しています。とても面白い。
これは正代のカド番の頃から始まったメッセージ応援幕の流れですw。
歓声も君が代斉唱も解禁になり、いよいよ盛り上がった大相撲でした。
翔猿の横断幕は実に面白かった。アレにお気づきの方はいたのかどうかw。
翔猿の名前が掲げてある。
ん? その名前の横に絵が描いてある。家内がそれに気がついた。
絵はグラタン? ??? へ?w
ああ、アタシはすぐにピンときたw。
相撲協会のホームページの翔猿のプロフを見てみたら、翔猿の好みの食べ物は「グラタン」とありましたwww(笑)。
なんちゅう趣旨の応援なのかw、アタシは腹から笑ってしまったものです(笑)。
ほのぼのしてしまった一幕。 面白い応援幕でした。
まあ、それだって「幕のうち」なんだからそれでいいw。
おそまつ
