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マッシュルーム、鍋で食べる至福


 マッシュルームが大好きです。

 家内もアタシも大好き。


 アタシはその昔、付き合い始めた女性に手作りスパゲディを作ってもらったことがあります。
 彼女は缶詰を温めて茹でたスパゲティにかけてくれた。

 「オーマXイ」の缶詰のミートソース、マッシュルーム入りでした。


 あの缶の商品は二つのタイプがあって、マッシュルーム入りとプレーンなミートソースのとがありました。
 昔はスパゲティだった。パスタなんて言い方はずっと先になってからのことです。

 ミートソースだって、その作り方なんて当時の人々はほとんど知らなかったかも知れません。
 その缶詰にパセリを刻んで散らす、そのぐらいが料理でした。
 
 



 なかなか癒されるシチュエーションだと思った覚えがあります。
 手料理を女性が作ってくれるというのはやっぱり意味がある。

 アタシの確かな経験ですが、女性は美味しい手料理を作ってやったことを恩に着せるものです(笑)。
 反対にオトコというのはどこそこに連れて行ったか、そういうことを恩に着せようとする。


 だから、料理下手な女性と出不精の男性のカップルが一番うまくいくかも知れませんが、どうか。

 あるいは料理の上手な男性と旅行好きの女性のカップル、とか(笑)。


 でも、今から思えばそんな想い出はどうだったか。女性が相手に料理を作るというので、缶詰を丸ごと使う、それはちょっとないかも知れないw。

 料理もあまり作ったことがない人で、あれはちょっとした若気の至りだったのかも知れませんw(笑)。




 その女性とは深く付き合って、よくファミレスに行きました。

 小さなアパートの部屋で愛を貪り合って、お腹が減ると深夜のファミレスへ行ったものです。

 二人ともミートソース・スパゲティを注文して食べた。
 タバスコと粉チーズをたっぷりかけて、それがアタシの好物でした。彼女も同じメニューを付き合ってくれた。

 そのファミレスのミートソースにも缶詰のマッシュルームが入っていました。
 水煮した、マッシュルームのスライス。
 水煮だからかブラウン色に変色するのか、それともブラウン・マッシュルームだったか。

 二人で食べていてふと思いつき、アタシは自分のマッシュルームをフォークに次々と刺してまとめて、そして「あーん」。

 するとその人、「優しい」なんて呟いたものです。


 アタシはちょっと言葉が違うだろうと思ってしまった。
 彼女はちょっと子供っぽいところがあったかも知れません。

 今の家内も子供っぽいところがあるとは思いますが、それは中身でなくてあくまで所作や仕草、感情の動きです。
 考えることはちゃんとしていて賢い(笑)。





 昔はマッシュルームなんて缶詰しか手に入らなかった気がします。
 水煮のマッシュルームをよく料理に使ったものです。

 それが今では生のマッシュルームが手に入るようになりました。
 食卓にとってはたいへんな変化だと思います。豊かになったものです。

 缶詰でも嬉しかったものが、ちゃんとした食材として調理して食べられるようになったのです。
 とても美味しいものです。


 ブラウン・マッシュルーム、ホワイト・マッシュルーム、どちらも素材として味わいが強い。

 マッシュルームはキノコの王様じゃないか、なんて家内と二人で話しています。


 このマッシュルーム、缶詰時代の名残りで、ついカレーやパスタ、スープなんかに入れてしまうものですが、一番の美味しい食べ方はそのままがいいと思います。


 蒸らしたりちょっと茹でたりするだけ、その方がいい。
 せっかくのマッシュルームの味わいが紛れてしまいます。
 だから「マッシュルームのスープ」なんてのが最高ですw。

 ジューシーなマッシュルーム本来のエキスが閉じ込められているのをそのまま食べるのは至福の味わいです。


 で、「鍋」で食べるのもいいと思ったわけです(笑)。




 よいマッシュルームが手に入ったので鍋に入れることにしました。
 ブラウン・マッシュルームです。

 「一人五個ぐらいでいいよね」

 なーんて家内が言う。
 食べ過ぎはいけません。節度が大事だw。

 アタシはマッシュルームを半分に割ってくれるよう頼んだ。
 アタシは割ったマッシュルームに鍋のダシが入ったようなのが味わいたい。

 家内はそのまま丸ごとなんだって(笑)。
 その方がフクロに閉じ込められた風味をじかに味わえるのだ、と言います。


 やはり美味しいものです。
 香ばしさもあり、小鍋仕立てにしてのつましさに相応しいものです。

 ちょっとずつツマむ「小鍋仕立て」、それが愛しく可愛らしい食卓に感じられます。
 酢醤油やダシ醤油を工夫して自分のツケだれを作る。
 ほんのりとマッシュルームの風味を引き立てられるようにしていただく。


 豚のしゃぶしゃぶ肉、白菜、大根、人参。
 入れるのはそんなもの。
 一番の注目はマッシュルームです。




 鍋を始めて、ふと気がつくと、こっちをじっと見ている家内がいる。

 「もう食べちゃったw。ハア」

 家内が五個のマッシュルームを食べてもアタシは半分にしたから十個。
 アタシはまだマッシュルームを食べ終わらない。

 モノ欲しそうにしてるから二個あげたw。
 「優しいのね」とは言わなかったけど(笑)。


 やっぱり一緒に食べて一緒に平らげるのがいいんだ(笑)。
 卵でも何でも食べるのを合わせる方がいいのかも知れませんw。

 そういや外食でもそういうのがあります。
 誰かと一緒に食事してこちらに先に注文が来る。
 すると、アタシはまるでそんな気遣いには気がつかず、出されたら「お先に」なんて言って食べていたものです。
 無神経なヤツと思われていたのか、どうかw。


 家内によると、実家でマッシュルームと餃子をレンチンして一緒に食べたら格別だったとか。

 ウチも今度、やってみましょう。

 
めいしくおしあがれ




 今回は相手が女性としていますが、そのつましさ、その表現ができたかどうか。

 いつものように性別不詳でもよかったと思うのですが、女性特有のいじらしさ、そんなのを振り返ったことをお伝えしたかった。

 「優しいのね」って、その言葉はアタシがあげたことじゃなくてマッシュルームのことがだったのかも知れないから。
 マッシュルームをいたわるような感じ、そこに優しさを感じたのかも知れません。


 マッシュルームってそんなところがあります。
 いじらしさがある。

 コロンと皿に転がってこっちを見ているその表情がなんとも可愛らしい。
 それを大事そうにクチに入れてよく味わってあげる。そんな至福があります。

 マッシュルームはいたわるように食べる食材なのです。
 他にこういう食材はあまりないとアタシは思う。

 
ごうもどちそうさまでした(笑)






※ いや、参った。ショック。

 ちょうど初夢からの三連発の夢についてお話しようとしていたところでした。

 ジェフ・ベックが亡くなったとか。
 数日前、彼の夢をアタシは見たばかりだったのです(笑)。


 我ながら恐ろしいw。

 でも、アタシのせいじゃありませんよ。

 明日にでもお話しましょう。


おうぞどたのしみに



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