普遍的価値という嘘と欺瞞
これは本来ならだいぶ長くなってしまうようなお話かも知れません。
だから、まずは短的に言ってしまえば、もはやこれまでの私たちが信じてきた前提はことごとく覆っているということをお話するしかありません(笑)。
それが本年、令和五年初頭のアタシの戒めです。
それは「普遍的価値なんて虚構だった」ということです。
「普遍的価値」、アタシが子供の頃から、昔から繰り返されてきたそんな言い方があります。
人類共通の価値、世界共通の価値、人類全てに共通する価値観、そんな言い方です。
しかしこれは嘘だったということ。虚構。
欺瞞だということです。
そんなものは存在しないし、私たちはまず自分の価値判断を重んじなければならない。
自分で考えなければいけない。
そしてその権利と自由があるということです。
選択の自由、その権利があります。
今のウクライナ、この一年のことを考えればわかることです。
戦争はいけない、人が殺されるのはいけない、侵略は悪である。
そんな話はみな嘘ではなかったか。
西側は戦争を煽り続けて武器を供給し続けています。人殺しのための兵器が西側からせっせと送られ続けている。
そしてそもそも武力侵攻というのはアメリカがずっとやってきたことなのです。
その事実は隠せない。
ならばロシアはいったいどんな「悪」だと言うのか。
西側はまるでブラックホールのように兵器を吸い込み続けるウクに今も兵器を送り続けています。
もともと、今回の戦争に発展したウクライナ紛争、その発端となったのは西側による工作でした。
西側、NATOとEU、そしてアメリカはウクライナをけしかけロシアを挑発するための準備を進めていた。
アメリカはクーデターによる政権交代をさせ、西側の言うなりになるコメディアンを大統領に仕立て上げました。
そのゼレンスキーには麻薬中毒の疑いさえある。
そして「ミンスク停戦合意」は突如として破られた。
ドンパスやドネツクの東部ウクライナへの攻撃が再開されたのでした。
ロシアはロシア系住民の虐殺を看過できなかった。ロシアによる侵攻は米欧によって誘導されたものです。
実はこの間にウクライナは軍事強化し、西側はこの対ロシアの代理戦争のためにナチを訓練していた。
ロシアは騙されていた。
それにしても、これはもはや戦争なのです。そうなったら敵国の電力やインフラを破壊するのは当然のことではないか。
イラクに侵攻したアメリカはそれをやったものです。
日本に原爆を落としたアメリカ。彼らは民間人も兵隊も区別なしに殺戮した。
イラクではアメリカは何もかも、橋さえ空爆して破壊したものです。
しかし、兵器をウクライナに供与して戦争を継続させているくせに、電力やガス、インフラの破壊をロシアがすれば西側はとたんに非難してくる。
それを「人道にもとる」などと言い立てるのです。
そして、それは人類共通の普遍的価値に反したことなのだ、と。
その身勝手さ。
呆れるばかりです。
そしてウクライナはロシアの侵略に立ち向かえ、と西側は言います。
これまでさかんに振りかざしてきた国際協調や国際対話、平和主義はご都合主義でしかなく、西側が有利になれる時だけ使う論法でしかありません。
国連さえ利用し、あたかも世界が反ロシアであるべきかのような包囲網ですが、アフリカ諸国など「非同盟諸国会議」はとっくにアメリカのやり方を分かっている。
東欧の小麦の最大生産国のウクライナからの小麦がなくなりアフリカで飢餓が起きると騒いだものだからプーチンは黒海から船を出させました。
しかしその船はアフリカへではなく欧州に到着しています。
アフリカ人など餓死しようが知ったことではない、それが西側の本音です。
どんな美辞麗句で飾ろうとも西側のやり方は一方的な欺瞞でしかないのです。
白々しい開き直りがこの一年、いつたい何度、西側から繰り返されたでしょう。
ウクライナは戦う権利がある、はて。
自らの覇権を動機として、ウクライナをけしかけたのは西側で、汚職まみれたどうしようもないその腐敗国家がカネを目当てに踊っていただけではないか。
これが昔からまことしやかに言われてきた「人類共通の普遍的価値」というものの実体ではなかったか。
年初にアタシは改めてそのことを思うのです。
古くはナチス戦犯が処罰されたニュルンベルク裁判から始まった言葉がありました。
それが戦争犯罪、「人類への罪」などという言葉でした。
それもまた欺瞞でしかなかった。
ユダヤ人は同胞が大量虐殺されたことを盾に西側でプレゼンスを求めるだけだった。
ナチを賞賛することを禁じる国連決議に西側は反対した。
反省などどこにもない。ユダヤ人の中には同胞をガス室に送った連中がいた。
その第二次世界大戦の後、アメリカは世界各地であまりに多くの侵略をしましたが、どうだったのか。
その侵略行為の代表、イラクには大量破壊兵器はなかったのです。
しかもイラクという国はアメリカにとって安全保障上の何の脅威もない地理にあった。
そこは遠く離れた中東でした。
近隣国との安全保障条約、その協定すらなかった。
結局、アメリカがイラクに侵攻したのは理由は「カタルシス」でしかなかった。
「911」でアメリカの飼い犬であったビンラディンに米国は顔を潰されてしまった、その屈辱の仕返しでしかなかった。
ダダっ子が何か飴玉を求めるようにないものねだりをしただけの軍事侵攻でした。
そのために「大量破壊兵器がある」とまことしやかに取り沙汰され、その証拠は捏造され、メディアはこれに追従し、アメリカはイラクに侵攻した。
百万人近いイラク人、しかも多くの民間人が犠牲になったのです。
女、子供が犠牲になった。
しかしこの「理不尽で一方的な侵攻」については西側の誰もアメリカを非難していません。
アメリカに対して処罰も制裁もしていない。
西側はニュルンベルク裁判から共通認識となったはずの「人道に対する罪」などどこ吹く風です。
そんな共通の価値などもとからなかったのです。
すなわち、今回のウクライナ侵攻でも「普遍的価値」などと西側が主張しているものはみんなことごとく大嘘ということです。
欺瞞どころか真っ赤な嘘。
人権も自由主義も、民主主義すらない。
オバマは先の米国中間選挙で言ったものです。
「民主主義が試される」なんてw。
あのエセ黒人は平然と言ってましたがなんという大嘘なのか。
それなら、いったいアメリカ市民の誰が、遥か遠くのウクライナで政権を覆す工作を仕掛けることを支持したのでしょうか。
そんな国民の合意はなかったのです。
それは我が国でも同様でした。
岸田はまるでウクライナ侵攻が勃発すると、即座に、まるで雰囲気だけでウクライナへの資金援助を得意満面に発表したものです。
ウクライナを支援するという国民的合意、その民主的な選択は果たしてあったのでしょうか。
全てがまるで情報がない段階で決めらてしまったことです。
それは熱狂とヒステリーで決められたことでした。
そんなものが民主主義ならキチガイの馬鹿騒ぎも民主的ということになるw。
今回のウクライナ戦争について、西側メディアはロシアによる地政学的な覇権争いだとしたいようです。そんな風に彼らは論陣を張っているようです。
だから西側メディアは勝つだの負けるだの領土を奪還だの、まるで古臭い話ばかりしています。
今のこの時代にそんな価値観が果たして通用するのか、どうか。
しかしロシアは違うようなのですw。
ロシアが現在、求めているもの、その真実は違うでしょう。
ロシアは西側の嘘に対抗するための戦いだと考えているとアタシは思う。
その欺瞞を断じて許さない戦いなのだ、と。
我々はずっと思い込まされてきたものです。
なぜ原爆がヒロシマ、ナガサキに落とされたのか、と。
なぜ沖縄で民間人が火炎放射器によって生きながら焼き殺されたのかと。
なぜ東京に無差別の爆撃がされたのか、と。
いわく、それは人道的な解放であった、と。
それは我が国に無条件降伏させるためになされた「善行」だったのでしょうかw。
戦後からこれまで、まことしやかにそういう声がありました。
今思えば呆れるばかりです。
安倍さんはそういうことを「戦後レジューム」と言っていたのではないか。
彼がいかに米国にとって邪魔だったのかがよく分かります。
安倍さんが引退後、キングメーカーの地位を占め、あちこちで疑問や疑義をしていたことは我が国の政治家たちに大きな影響を与えていたはずです。
彼はこの現在の潮流には邪魔だった。
だから暗殺されたのではないかとさえ言える。
たいたい、そんな「人道的な解放」という理屈が通るというなら、今回のロシアも同じ理屈であることは間違いがありません。
ウクライナ政府はロシア語を話す住民の地域を空爆してきた。
狂気の政府がウクライナを支配しています。
ナチを信奉するゴロツキたちが、和平を望む住民を拷問し殺害してやりたい放題。
電柱にくくりつけてみせしめにしてきたのです。
しかし、西側はこんな真相を拒否し、拒絶します。
耳を塞ぎ、聞かないフリをしている。挙句には真実を追究しようとすれば「ロシアから利益を得ている」とレッテルを貼る始末。
嘘も百万回言えば通る、これ、なんだかどこかで聞いたような話だwww(笑)。
いったい、「ロシアは悪だ」という論法にどんな理屈が成り立つのか。
ただの言い張り、ダダっ子の主張しかそこにはありません。
それを決めたのは誰なのか。秘密結社でも何でもない。それはムード、同調なのだとアタシは思います。
しかし少なくとも民主主義ではありません。
西側のメディアも情けないことにこれに乗っかり、ひたすら煽るだけに成り下がった。
利権のため、報道の公平さすら西側は放棄してしまっています。
いったい、人類共通の普遍的価値というものはあるのでしょうか。
今の世界を見て改めて問えば、ない。
ありませんw。
人類共通の普遍的価値なるものはどこにもないのです。
科学でさえ切り口が違えば全く違う結論になるものです。
違う見方をすれば違うものになる。
残念でしたw。
動かしがたい「人類共通の普遍的価値」なるものなど、もともとなかったのですw。
それぞれの国や民族がそれぞれに考え、それぞれに内部闘争をしてもがき、それぞれに統治されるというだけです。誰かの助けなどあってはならない。
それは選択の自由。
問題を抱えたなら自分でなんとかしなくてはならない。
今の西側の政治、西側支配階級から始まった欺瞞の潮流、これが人々に絶対の普遍的価値なるものを信じさせようとする理由はおそらくあります。
教義によって疑問や疑義を封じ込め、抵抗できないようにしているのです。
その方がいいとなんとなく流されている。
宗教的とも言えるこうした教義を押し付けることには、それによって大衆を洗脳し、都合よくコントロールできるという思惑が根底にあるのかも知れません。
そして、そんな潮流に利益を見い出して、利益と結びついている連中がぶら下がっている。
人道主義や平和主義、国際協調、全てそんなものはなく、ご都合主義的に使われるプロパガンダに過ぎません。
こういうのを「イデオロギー」と言うのさえどうかとアタシは思う。
もし「イデオロギー」であれば、その思想には一貫性が多少ともあるはずです。
自然に共感できるものでなければならない。
わざわざメディアがハヤし立てて誘導し、操作せねばならないものでもない。
「各国が共有している」などと、わざとらしく言い立てるそんな類のご都合主義、無責任な欺瞞の共有であるはずはないのです。
今の西側の広げる主張は常に多勢に無勢であろうとしているだけです。勝者が敗者に押し付けようとしてきたものの延長でしかありません。
平和だの平等だの人道主義だの、そんな言葉は空虚で、普遍的価値とは言えない。
それは私たちそれぞれが考えることでししかない。
それは地球環境問題にしたってそうです。そこにも多くの嘘が潜んでいる。
今回、もし西側の彼らが「ロシアに負けた」ということになればどうなるでしょうか。
彼らはきっとかつての世界大戦の勝利者、連合国側にいたことを言い訳にしてくるでしょう。
そしてこれを盾にして処罰されないようにするはずです。
批判や追求を逃れようとマスコミを使うはずです。
そしてこんな謀略を企てたことすら、彼らの権利だったと言うはずです。
ロシアの安全保障を脅かすことは彼らの権利だったのだ、とwww(笑)。
我々はずっと騙されてきました。
ヒロシマとナガサキに原子爆弾が投下され、一瞬のうちに多くの人々が死んだ。
しかしそれには何の値打ちもなかった。
何の贖罪でもなかったし何の理屈もなかった。
今、我が国の左巻きたちが戦後レジュームとしてこんなことを思い込まされ、思考停止と「何もしない」という怠慢に陥っています。
彼らのエセ平和主義は、とにかく「何もしない」ことだけを求める。
そうして防衛費をどこに増額するかも明かされないまま増税がセットになって一人歩きしています。
枝野は「消費税撤廃は政治のテーマにならない」などとしてこれを勝手に撤回しました。
そんなこと、いったい誰に言われたのか(笑)。
アメリカや財務省の意向に逆らっては寄生虫のような豪奢な議員生活ができないと思ったのでしょうか。
みんな嘘なのです。
岸田首相は先の海自の記念式典で「チカラによって自国の言い分を通そうとすることは許されない。」なーんてカッコよく言ったつもりだったのでしょうが、そこには米国がウクライナで行ったような工作活動は入ってはいないのでしょうか。
それこそがチカラの行使ではないのか。
軍事力の行使による侵略行為の中には、アメリカやイギリスがやるような諜報活動、工作活動、大衆扇動も含めなければならないはずです。
それはミサイルの直接攻撃でなくとも、カネを使ったチカラによる現状変更であることには何ら変らないのです。
我が国は笑ってしまうほど米国に媚びている。
また、西側はウクライナのクーデターを正当化しておきながら、ドネツク他四州の住民投票を「認めない」などと言い続けています。
その態度のどこにも「民主主義」に対する普遍的価値観、そんな認識など認められません。
そして本国のアメリカでは票が盗まれていた。
改ざんされたり集計が不法な影響を受けていた。
そして自国民を爆撃するウクライナ政府を西側は依然として支援し続けている。
トランプの、票が盗まれたという主張を嘲り、陰謀論などと言いたてる一方で、ロシアは併合のために住民投票をでっち上げている、そんな二枚舌なのです。
民主主義や法治主義、自由主義。
我々日本のこれまでの繁栄はそうした虚像の上にありました。
戦後、我が国は西側の押し付けた虚像にうまく乗ってきたというだけに過ぎません。
彼らの建前に馬鹿正直に乗ったので我が国を潰すのが難しくなったというだけです。
欧米はこれを都合よく適当に振り回していますが、我が国はこれを杓子定規に守ろうとしてきた。
欧米の欺瞞さえ換骨奪胎し、あたかも宗教のように市民はこれを堅持しようときたはずです。
ならば愚直にこれを続けるべきではないのか。
誰がなんと言おうとも。
その覚悟がなぜ持てないのか。
我が国だけで決断できる国にならないとこの先はない。
もはや普遍的価値の欺瞞性は明らかになっています。
ちなみに、アメリカの分断は内戦寸前まで来ているのではないかとアタシは思っています。
米国にぶら下がるだけではいけない。
結局、その米欧が問題にしてきたウィグル問題にしても、真相は限りなく怪しいものである疑いが強くなってきました。
しかし、仮にウィグル問題が西側報道のように仮に存在していたとしても、それは中国国内のウィグル人が解決しなければならないことではないか、アタシは最近はそう思い始めています。
チカラによる介入をどの国も容認する必要はありません。
この話は、中国を敵視させるためのプロパガンダではないかとさえ思えています。
中国がロシアと結びつくのを警戒してか、最近、またウィグルなどが取り沙汰されています。そのマスコミの報道には恣意的なものを感じる。
「白い紙運動」なるものはアメリカが裏にいたことが明かされてしまい、そのとたんに西側メディアは黙りこくった。
だいたい、そんなに中国でコロナの変異種で感染爆発が起きているというなら、なぜ我が国は中国人の旅行者を受け容れているのか。
なぜ中国人が我が国に移住できるようになっているのか、訳が分かりません。
ウィグル問題があるのなら、それはムスリムたち自身が対峙しなければいけない問題です。
米国や西側が介入できることではない。
本来は西側の内部で騒ぎ立てるだけだったらまだよかったかも知れません。
そうした他人の家の様子を噂する程度の騒ぎに過ぎなかったということです。
だいたい、それをそこまで問題視するというのであれば中国と付き合わなければいい。
しかし彼らはそれをしなかった。
ドイツは自動車を売り続けた。
それがいつの間にか介入が許されるようなモノ言いがまかり通るようになってきたのがこの頃。あまりに怪しい。ご都合主義が窺えてしまうのです。
それならアメリカ大統領選は票が盗まれた違法なものではなかったのか、バイデン政権には正当性が疑われるのではないか。我々外国人がそう言ってもいいのか、どうかw。
FBIのトランプ邸の家宅捜索や議事堂乱入のいいがかりとも言える責任追及など、言語道断の権力の濫用ではないのか、外国人の我々がそう言っていいのか。
トランプの2024年の大統領選出馬を阻止するために法が踏みにじられているのではないか、と。
他国の介入をアメリカは容認できるのかwww(笑)。
台湾問題にしても同じで、当事者でない米国がちょっかいを出す筋合いのことではなかった。
結局、選挙の結果を見れば明らかでした。
台湾の市民は中国との対立を望んではいなかったのです。
アメリカ政権はあまりにも他国への干渉を繰り返してしまった。
もはや正気の沙汰ではありません。
「情報戦」と称し、あまりにも多くの嘘をバラ撒いてしまいました。
もはや人々に普遍的価値などと欺瞞して押し付けることもできないほどに。
自分で考え、選択し、行動するしかない。
そこに真実がある。進むべき道がある。
2022年という特異な年、過ぎ去った年を胸に刻みたいとアタシは思うのです。
宇良ぁぁぁ! 宇良ぁ!宇良!宇良ぁ!
www 世界に真実を。
あせいちょうごりがとうございました
