アメリカはロシアに核を使わせたい
先日、アメリカを訪問したゼレンスキーはいつものように武器とカネを公然と要求したものです。
議会にTシャツとカーゴパンツで現れ、ヒーロー気取りだったそうですが実に汚らわしい話です。
アタシはあんな顔など見たくもありません。バイデンといい、よくもアメリカ市民は平気なものです。
自己陶酔の極み、まるで酔っ払いです。
これに対しバイデン、アメリカはパトリオット・ミサイルをウクライナに供与することを約束しています。
蓋を開けてみればクリスマスDay、ウクライナはロシアは停戦すべきなんて「西側に対して」呼びかけていましたが、テロ攻撃を仕掛けていました。
とんでもない話。
信用など出来ない。
クリスマス演説では「奇跡を起こせ」なんて言ってますがゼレンスキーは誇大妄想狂のようです。
それともサッカーの監督気取りなんでしょうか。
もちろんロシアは停戦など持ちかけてもいませんでした。信用などしてなかった。
ヘルソンはウクライナ領土と主張していますが、ウクライナはそこを攻撃したようです。ロシア系住民の命などなんとも思ってない。
まだ情報は錯綜していますがロシア本土でテロの被害が出たようです。
ウクはテロを始めている。
テロ活動に舵を切っても、これを「レジスタンス」などと自称することでしょうが、どうなるか。
戦闘をエスカレートさせるだけの狂気。誰も止められない。止める気もない。
誰も犠牲者に経緯など払わない。ただ戦わせるだけ。
いったいこれはどういうことなのか。
ここまできての米国のエスカレートの意図というのはいったい何なのでしょう。
それはアメリカはロシアになんとしても核兵器を使わせたいということ、それに尽きるのだとアタシは思うのです。
ロシアが核を使えばアメリカ主導の西側政治は国際社会から信頼を回復できるかも知れない、そうした虚しいあがきが戦争のエスカレートをさせているということです。
もはやアメリカやNATOをはじめとする西側主導の国際秩序はどうしようもないほど信頼を失墜しているように見えます。
このまま時間が経てば経つほど西側は世界から相手にされなくなってくる。
表面的なことに過ぎなくなってくる。
カネを出さないといけなくなってくる。カネを出してもそこそこのお付き合いになる(笑)。
最近ではアフリカでのバイデンの白々しい演説がいい象徴ではないでしょうか。
西側が植民地程度にしか考えてないアフリカにバイデンは経済的繁栄を約束したのですから。
紛れもなくそれは空約束です。ウクライナからの穀物の積み出し先はアフリカだったはずがユーロにいつのまにかスリ替えられたんだからw。
武力ではなく価値観を共有できるようにすることでしか世界は動きません。
いくら反米政権を裏工作で倒しても、選挙で不正をやっても、結局は信頼がなければ動いてくれない。
そのためにはロシアは信用ならない国だという、その事実を作らないといけないのです。
ロシアを滅亡させる、なんてそんなことをもし本気で米国西側が考えているとしたら狂っているとしか言えません。
そもそも最初のウクライナのナチを容認して武装させたのはロシアの弱体化を狙ったものだったかも知れませんが、それは最小限のコストの代理戦であり包囲網だったはずでした。
これが裏目に出て、もはや後戻りできないほど米国と西側の信頼は地に墜ちている。
西側の嘘はもはや明白になっています。
いくら白々しく嘘をつこうともメディアを使って洗脳しようとも。
だから動かぬ証拠が欲しい。アメリカだけでなくロシアも歴史上核兵器を使う信用ならない国だという事実、それが必要だと思っている。
それがここへきてのアタシの結論です。
何も突飛な話ではありません。これは規模やスケールの話です。
突飛に聞こえることがそもそも安倍さんの言っていた「戦後レジューム」ということw。
例えば、中国の話。
アタシなんかも愚かにもついつい勘違いしてしまうものですが、いくら中国が無責任で独裁の下にある信用ならない強盗国家だとしても、できることと出来ないことはあります(笑)。
中国が宇宙開発に乗り出すと伝えられるとアタシは我が衛星、月の無事を本気で願ったものでしたw。
しかしとんでもないwww(笑)。
いくら中国といえども月を破壊することなど出来ません。
巨大な衛星です。
では、それがウクライナ、ヨーロッパだとしたらどうか。
いくらロシアが何千発の核ミサイルをヨーロッパに投下したとしてもどうにかなるものではないのです。
イギリスなどまるで平ちゃらでしょうし、フランス、ドイツだって自国領土が消滅するなんてことはありません。
そうして特に西側の特権的な政治家たちは屁とも思わない。
彼らは市民の犠牲を最小限にすることなんて考えてもいないんだから。
もし考えてたらガスを止めさせたり馬鹿なロシア制裁で自分の首を絞めるようなことをしているはずがありません。
NATOやEUという官僚機構がここまでの独裁的な政策運営を行って民主主義を踏みにじるはずがないのです。
だいたい、ウクライナという広大な土地をロシアが占領することだってできるはずもないのです。
領土とするなら占領し続けなければならないのです。
できるわけがない。秩序維持も必要ですし復興も必要になります。
これは第二次世界大戦の牧歌的な陣取りゲームではないのです。
そこが西側が誤った前提としてしまっているところ。
西側と米国はまだそうした過去の遺物にとらわれてモノを考えている。
広さや物理的規模について我々はつい勘違いしがちです。
月は他に類例がほとんどないほど巨大な衛星ですし、ウクライナは広大でヨーロッパ最大の穀物生産国でした。広大な草原地帯です。
今しも、両者がミサイル攻撃を受けて被害者が10人、20人です。
どれだけちっぽけなミサイルだというのでしょう。そんなわけがありませんww。
しばしば勘違いしてしまうことですが地球は広い。
核でウクライナが汚染されたとしてもヨーロッパにはほとんど影響はないでしょう。
つまり米国に西側がロシアに核を使わせようと考えてもおかしくもなんともない。
プーチンは安全保障、ウクライナの武装解除、無力化、ナチを殲滅し、ロシア系住民にこれ以上の被害者が出ないようにすることが目標なのだと公言してきました。
私はそれはほぼ間違いのない真実と思っていますが、それを措いておくとしても、核は最終的な解決策にはならないことは明らかです。
核でロシアがウクライナでの作戦を達成することはできません。
ではなぜ西側やNATO、バイデン政権はしきりにロシアが核を使うような方向へと誘導、ないしは追い込もうとするのか。
なぜアメリカと西側は執拗にロシアに圧力をかけているのかということです。
停戦、そして領土分割の合意にこぎつければ撤退させ、犠牲は止まります。
それがなぜ、いつまでもゼレンスキーに人殺しのための兵器を送り続けるのか。
エスカレートさせ続けるのか。
それはアメリカはロシアになんとしても核兵器を使わせたいからではないか。
そうなれば人類の歴史上、核兵器を使ったのはアメリカだけではないということになります。
ヒロシマ、ナガサキ、そしてウクライナとなります。
今は被爆国の日本でさえ黙っていますが、歴史の風向きが変ればどうなるか、いつだってそれは分かったものではありません。
いつまでもアメリカという加害国、核兵器を使用した国との汚名は残っています。
つまりこれは「国際的信用」の問題なのです。
アメリカはかつて核を使った国です。自制心などなかった。
信用などできません。
実は戦後、アメリカを全面的に信用した国などほとんどなかった。
カネや工作、利権、馴れ合いによってはからずもリードできていたというだけです。
その証拠にG7、G12、G20と、どんどんサークルを広げるしかなかっではないか。
ベトナムでは負け戦、イラクだろうがアフガンだろうが、なぜ世界は黙っていたのか。
白々しい思いで世界中がアメリカのやり方を眺めていたというだけです。
誰も犬死にしたアフガンのアメリカ兵に同情などしない。だからハリウッドを使ってスクリーンで宣伝するしかないのではないか。
アメリカが声をかけて二つ返事で同意するなんて国は実は我が国ぐらいしかないのです。
インド、中国、インドネシア。
隠れた大国はみな今回のロシアの制裁に同調していません。
実はみな西側と米国のやり方を冷淡に見ていたというだけです。
これでもしプーチンが核を使えばアメリカは信用を取り戻せるかも知れない、そのためなら今もバレバレのこのウクライナ戦争の欺瞞さえ逆手にとってアメリカはロシアに核を使わせようとしている、それがアタシの考えです。
そう考えると謎が解けていくような気がします。
なぜ北朝鮮は核開発をし続けるのか。
黒電話が狂っているからではない。アメリカが核を使えないのを知っているからです。
だから自国の核武装が交渉に使えると踏んだのです。
いずれ近いうちに西側報道が出てくるかも知れません。
それは、
「ロシアが核を使ったら終わりだ。その時は西側はウクライナに全面降伏させなければならない。」と。
そうやってまず御用メディアからロシアに「核を使って欲しい」、「使ったら和平だ」というメッセージを送ってくると思います。
確かに本末転倒な話ですが、そもそもウクライナをけしかけた筋書きが狂ってしまった以上はそういうことになってゆくのではないか。
今はまだプーチンとの我慢比べです。
プーチンは驚くほど人道的でリベラルです。それによってますます西側米国は追い込まれています。
先日のこと、アタシは西側と米国がナチを英雄視することを禁じる国連決議に「反対した」ことをお話しました。
つまり我が国も西側米国も「ナチを英雄視することを容認する」ということです(笑)。
しかし残念ながらというか、悔しいことにというかwww、トルコと韓国はこの決議に棄権しています。
これを連中の「コウモリ外交」などと矮小化しても始まりません。
韓国は今回、実にうまく立ち回っています。
アメリカに考えもなしに同調はしていないのです。
韓国はアフガンにも行きましたし米国の安全保障の傘の下にいます。
にも関わらず「棄権」したのです。
韓国は自国開発の高性能のハンディなミサイルランチャーを持っています。
軽量で成果が期待されると言われ名指しされたものでした。
ウクライナ紛争の当初から米国はこれをウクライナに供与するよう要請していましたが、言を左右にして韓国は首を縦に振らなかった。
ウクライナへの資金支援もロクにしていません。
挙句にはバイデンは韓国アイドルグループをホワイトハウスに招待までしてやって、それでもどうやらロクに供与してないようです。
してればあの連中なら派手に宣伝して回るはずですw。
「ウリナラの高性能ミサイルが貢献しているニダ。」なーんてw。
あまり言いたくはありませんが、正直たいしたものですw。
我が国はちょっとは見習ったらどうかw。
あの国にとっては我が国は敵国ですから、そんな態度を真似したら怒るってんでしょうかw。
せいぜい我が国に侵入しているザイ勢力がこのことを自慢してみせればいいのにと思うw。
我が国は敵だからこそそんなご親切はしないということでしょうか(笑)。
憎い国だから日本が損をすればいいと韓国は黙っているw。
岸田の増税路線とあのアメリカ盲従の態度を見るとアタシは悔しくてなりません。
韓国は巧妙な言い訳を使います。
「ウチには跳ね返りの反米勢力、反米主義者がいて困ってる。」
なーんてやる。
時にはリッパートという駐韓大使をナイフで切りつけることまでやったw。
そうしてアメリカの要求に交渉してくる。
それなら我が国の反米勢力ってどこなのでしょう。どこにもいない。
追従するか盲従するだけ、異論すら差し挟むことができない。
日本共産党すらどうもアメリカに裏では協力する工作機関でしかない。
威勢のいいことを言っていますが馴れ合っているとしか思えません。極論を言ってミスリードしかしていない。連中の意図は別にあるとしか思えません。
おうぞどだいじに
