鍋で腸内環境がよくなったか
このところ我が家では鍋が続いています。
鱈チリ鍋、牡蠣鍋、モツ鍋、餃子鍋。あんこう鍋もやりました。
だから、夜は野菜と豆腐だけとも言っていいぐらいなのです。
そうすると朝、ウンXコがすごく固いの。
どうやら、このところ腸内環境が整っているようなのです。快調です。
アタシは酒を飲みますから、それでいつも下痢気味かと思っていました。
医者が酒飲みの人の腸内は荒れてて下痢気味の人が多いなんて言ってるのを聞きましたが、野菜中心の鍋を食べていると驚くほど調子がいいのです。
もちろん酒も飲んでいます(笑)。
それでも固いw。
鍋はいい。
鍋を二人で囲んで、つましく食べるというのがまたいい。
ラジオを消して静かに二人で食べる。
一人で鍋をやるのもいいものです。自分とその空間が愛しく思えてきます。
アタシは家内が帰省した時にやってみた。
侘しいとは感じなかった。つましさに気持ちが暖かくなったものです。
自分を抱擁するような気持ち。
家内とお喋りをしながら鍋をつつき、気が付いたら二時間はかけて食事してた。
そういうのもいい。
「黙食」なんてあまりよろしくない。
まあ、だからって一人で鍋をやって喋るわけではありませんがw。
最近は小松菜がすごく安い。
ホウレンソウのように渋みもないので沢山食べられます。
鍋にくぐらせるだけでいただいてしまいます。
おひたしにするのだって緑の葉モノはわずかの時間の湯通しでいい。
後は絞るだけです。
小松菜は生サラダにしてもいいものです。
でも冬はちょっと寒いかもw。
ルッコラ・サラダみたいになります。
かの「サイゼXリア」がルッコラを普及させたのだとアタシは思ってる。
それ以前はほとんど見かけなかったものでしょう。
サラダと言えば、その昔は「カイワレ」がやたらと売られていたことを振り返ります。
鍋の薬味にも重宝したものでした。
「スプラウト」。
「カイワレ大根」というぐらいで大根に似た少しピリッとした味わいがあります。
大いに流行って、スーパーの目立つところにあって、飛ぶように売れていたものです。
それが「ある事件」から風評被害で壊滅的な打撃を受けてしまった。
今では生産する農家も少なく、スーパーの片隅で細々と売られています。
その事件というのがテレビ朝日の久米広の番組でダイオキシンの健康被害について特集した時のことでした。
埼玉は産廃の処理場が多く、ダイオキシンの被害があるという話でした。
発がん性が懸念され、処理場も野焼きみたいなことをして、いい加減なものだと、番組はこれを取り上げて問題にした。
そこで久米は「カイワレ大根もダイオキシンで汚染されているようだ」なーんて言っちゃった。
テレビ朝日は風説の流布で訴えられ、発言は根も葉もなく、そんな証拠もないことから敗訴。
損害賠償金を払っています。
しかし、もうカイワレに消費者が戻ることはなかった(泣)。
今ではダイオキシンの健康被害が注目されたことで規制も進み、ゴミ焼却場も今ではどこも新しくなっています。
どこも有害な物質が排出されないような焼却炉に改まっています。
土鍋や鉄鍋に昆布を敷いて、豆腐、大根、人参。
ひととおりキッチンで火を通してからテーブルのカセットコンロに持ってきます。
牡蠣はひとつずつ。大事にいただきますw。
あまり火が通り過ぎるとよくないのでさっと火を通さないといけない。
「牡蠣は各自で入れてください」
なーんて、決まって家内が号令をかけますww。
牡蠣でも肉でも、我が家では鍋のメインの具は自分の分は自分で管理するw。
油断してると鍋の中で行方不明になって、発見した時には牡蠣がすごく縮んでしまってたりする(笑)。
小さな鍋でも意外と見失ってしまうものですw。
ウチはシメとして最後に卵を投入するのが常。
その前に春雨なんか入れることもあります。
生うどん、ご飯を入れておじや、最近はやってませんがいいものです。お腹にたまる。
マロニーとか、くずきり、生ラーメンやビーフンなんてのもタマにやります。
でも、シメはやっぱり卵なんだw。
半熟気味にした卵は絶品。ポーチドエッグです。
もちろん鍋にすればダシが出ます。
翌日の味噌汁のダシに残りの煮汁は使います。
だから鍋の中を汚さないように注意していただきます。
ウチはこうして水炊きにすることが多い。味付けのツユで鍋にはほとんどしない。
牡蠣鍋にした時は最初は家内が牡蠣のパスタなんてどうか、なんて言った。
それは食べたことないかも知れない。
よさそうに思えたけど結局は鍋にしちゃった。
やはり素材の味を楽しみたい。
火を余り通さないで牡蠣本来の味を楽しむならやはり鍋だと思ったから。
牡蠣のパスタ、この先、食べることがあるかどうかwww。
しかし惣菜のカキフライは別格です。
スーパーで買うしかないですが大好き。
ツケだれは柑橘系のポン酢も使いますが基本は酢醤油です。
レモン果汁を混ぜたりもします。
そこに唐辛子味噌を溶いたり自前の唐辛子醤油を入れたり。
鉢植えの柚子を皮ごとちょっと摩り下ろして薬味に。
家内が留守中にアタシが水遣りをしなかったもんだから、柚子がすっかり落ちてしまった。
今年の収穫はわずかひとつでした。
カボス、スダチもいいものです。スダチは夏から冷凍してあります。
でも、やはり一番皮に香りがあるのは柚子だと思います。
スダチの皮の香りはすごく繊細なのです。
スダチを絞る時は皮を下にして皮のツブツブから出る香りもかかるようにする、なんて言いますが、そうは強いものでもありません。
具に大根のスライスを入れてしまうから大根おろしも最近はあまりしない。
薬味を選ぶ楽しみも鍋ならではなのですが。
牡蠣を残ってた甘酢味噌で食べてみました。
なかなか味噌も相性が良いものです。
「牡蠣の土手鍋」ってのもありますから。
ムール貝だとセクシーな気分になるのに牡蠣だとまるで感じないのは不思議なものです。
形なんてまさに・・・(略)、なのにw。
鍋が続いて、これで「もみじおろし」は終了。無事にやっつけたことになりますw。
なかなか手強かった(笑)。今度はいつ会えるでしょうかw。
「ジョンソXンビル」という本格ソーセージが冷凍庫にあったので、鍋に入れようかと言ったら家内がダメだってw。
ソーセージは切ったりすると中の油が出てしまうからやっちゃダメ、と。
ソーセージをやるなら丸ごと、鍋だと丸ごとは大き過ぎる。
だから「おでん」が一番いい、それが家内の主張です。
まあダシが出るのも程度というものがあります。分からないでもない。
スカスカになっちゃったらしょうがないw。
冷凍庫が片付いてきました。
年末に向かって食品の入れ替えがすすみます。
これも鍋にするメリットかも知れません。
あ、考えてみたらモツ鍋って正しくは同じタイプの鍋じゃなかった(笑)。
モツ煮込み。
あれはできちゃったのを食べるものです。
目の前のコンロで具を投入しながら食べるものじゃない
それだと「ちゃんこ鍋」もそうだ。
食べる時はよそって出してくれるもの。
水炊き。
その中でもかしわ(鶏)炊きは格別です。
あらかじめ鶏を茹でてダシをとっておいて、それで野菜を煮ながら食べる。
骨付きのモモなんかだとよく脂が出てくれて、他の水炊き鍋とはまるで味わいが違います。
今夜は牛鍋にするつもりですw。
やはり味噌だれかなw。細く切ったゴボウも。
寒い季節、暖かな話題がしたくなる。
めいしくおしあがれ
