北京・上海暴動の疑惑
昨日、北京で暴動があったことが報じられた。
続いて上海でも。
原因はコロナ感染防止による極端な政策が市民の反感を買い、裏目に出たのだという。
それが若者たちのデモと暴動に発展したということになっている。
奇妙なことに、その若者たちは「自由が欲しい」などとロックダウンに抗議し、言論の自由が圧殺されている現状にも抗議しているのだとか。
中国で自由を叫ぶのかwww。
中国人には道で痰を吐くぐらいの自由しかなかったじゃないかw(笑)。
そうして、しかも習近平の退陣さえ叫んだ声もあったという。
驚いた話だ。
これまでそんなことはとてもできるとは思われてはいなかったからだ。
共産党内部で何らかの権力闘争が起きているのだろうか。
だいたい、そんな若者たちにしても、すでに徹底的にスポイルされているはずではなかったか。
彼ら漢民族の特権的な地位は安泰だ。
他の少数民族や地方の農民を犠牲にし食い物にして、彼ら都会の中間搾取階級は豊かさを享受してきた。
北京や上海にいる若者なら地方農民工ではないはずだ。
天安門事件などに触れる若者はいないし、隠語さえない。
彼らは天安門事件など跳ね返りの若者だったと実際にも考えている。
年老いて彼らはアメリカで自由に暮らし、アメリカの手先になって言いたい放題、豊かに暮らしているではないか、と。
断絶はあるのだ。
今の中国の若者にとってはカネと利便性だけが大事だ。
彼らはとことん甘やかされた一人っ子政策のガキどもで、少数民族の生き血を吸うことが当然の権利だと考えているような連中だ。
ただ、メシを与えられれば騒がないというだけだ。
その特権的な中産階級の子供らがデモとは。
にわかには信じられない話だ。
では、もしそこに裏があったとしたらどうか。
最近あった台湾の選挙にしてもそうだった。
ペロシ訪問後に中国侵攻の脅威について民意はどう考えるか注目された。
しかし結局、独立派や反中国、中国の脅威を訴える議員らが議席を席巻したということもなかった。
親中国とされる国民党が勝利したのだった。民進党総統は退陣に追い込まれた。
ペロシの挑発はやはり台湾にはハタ迷惑なことだったのだろう。
アメリカ側の思惑さえ読まれていたとしか思えない。
ゼレンスキーのような国などない。
戦争など誰もしたくないのだ。
だからと言って台湾は防衛をしないわけではない。
だからどの党が政権を握っても台湾はちゃんと軍備を拡充してきた。
米政府も台湾に武器を売却している。
それではなぜ十分ではないと考えたのか。ペロシはその意図を明らかに隠している。
その奇妙な電撃台湾訪問という行動は今でも説明もされていない。
ペロシたちはシレっと、台湾は独立した行政府があるし訪問するのに中国共産党の許可など必要としない、そんなことを白々しく言っただけだ。
嘘つき連中というのはこういうことを言うものだ。
今、米政権はロシアと中国が接近することを明らかに懸念しているはずだ。
米政府当局の情報収集では、ロシアは追い詰められていてアメリカによる工作は成功しているということになっているのだろう。
例えばそれはノードストロームへの攻撃だ。
どうやらあれは英国がやったようだが、いずれにしてもドイツをイジメること、彼らの不利益になることに抵抗などありはしない。
ドイツは敗戦国であるからだ。
そんなロシアが追い詰められているという現状認識からすれば、ロシアと中国との接近は必然的なことになる。
危機感は当然生まれることだろう。
アメリカがこんなやり方で習近平に揺さぶりをかけようとしているとしたら、どうか。
この暴動も米政府によって作られたものだとしたらw。
とても奇妙なタイミングだったように思えるのだ。
このデモのキッカケはウィグルの施設で火災が発生し、犠牲者が出たことだと言われている。
コロナ感染のロックダウンはウィグルでもやられていて、それで火災の消火が遅れた、なんて批判があるというのだが、なんともとってつけたような話だ。
じゃあ今までウィグル人の処遇について若者たちが何か言ったか。ない。
火災で犠牲になったウィグル人への追悼がされているというがが、これまで少数民族を下に見てきた特権的な連中がなんのアピールなのだろうか。
漢民族中心の北京、上海の豊かな若者たちがウィグルの連中に同情したというのだ。
彼らはウィグルの連中を奴隷とし、自分たちの保障された豊かさで満足していたはずではないか。
いかにもとってつけたような話ではないか。
そして、もちろん、ウィグル問題は西側が対中国の錦の御旗としている人権問題だ。
中国共産党はウィグルに西側の視察を受け容れず、意固地になっているようだが、あの地域で今、何が行われているのか。
厚いヴェールに覆われて我々は見ることが出来ていない。
ちょっと前のこと、ウィグルの問題が囃し立てられた頃、ユニクロの店舗には奇妙なアピール看板が設置されたものだ。
ユニクロはウィグルで奴隷労働によって生産したものを売っているとネットでヤリ玉に挙がっていた矢先のことだ。
その設置された看板にはいわく、「ユニクロは全ての人々を幸福にする」とかなんとかw。
予想される批判を先回りして言い訳するにしても、いかにも奇妙なものに思えた。
ウィグルを視察して、言われるほどの搾取や強制徴用でないと分かったからの看板だったのだろうか。
それとも、もはや虐殺独裁政府との関係から抜け出られなくなったのか。
もちろん、彼らが政治的なことにコミットするわけにはゆかないのだがw。
だいたい、お得意の衛星画像はどうしたのか。
西側はいくらでも出せるはずのものを出していない。
「異常に増設され始めた」というウィグルでの火葬場の話はどうなったのか。
まさか地下に建設したわけでもあるまいw。
そんな話がでてもう随分と経過している。
とっくに衛星で確認できるはずだが最近はまるで聞かなくなってしまった。
それはもちろん、火葬場の異常な増設があったとすれば、ジェノサイドの証拠と言うことになる。
米政府はなぜそれを出さないのか。
まさかとは思うが、あのウクで「走る火葬場」という話が出たことを思い出さずにはいかないのだがwww(汗)。
ウィグルでの被害者の証言というのも、今ではウクが出してくる住民による様々なロシアの蛮行の証言とダブってしまう。
住人を避難させて誰もいなくなったはずの地域がロシア軍から解放され、そこで住人がロシアによる虐殺とレイプを証言していたりする。
まず証言ではなく証拠だ。それがほとんどない。
その上、まず、この中国共産党政府によるコロナ感染対策に対する異常ともいえる厳しい措置というのがある。
ゼロコロナ政策だ。
いったいなぜ、それほどまでに中国政府はコロナ感染に神経質になっているのか。
まさか連中は日本のメディアや情報も収集しているだろう。
感染状況は分析もしているはずだ。
コロナ感染など結局は「オオカミ少年」であり、GoToだのを並行させたり、W杯をやったり、もはや利権化して暴走しているだけなのだ。
なぜ中国共産党はそれほど感染防止に神経を尖らせているのだろうか。
すでにコロナ収束は明らかなのだ。
もちろん、中国国内で感染が再び拡大すればパニック的になるだろう。
命が大事なのは同じだ。
独裁国家では大衆は他力本願だ。共産党指導部は何をしているのかと突き上げが起きる。
「自由をよこせ」などとも言ってはいられなくなる。
あまりに幼稚。中国の大衆など衆愚。まるでないものねだりのガキなのだ。
どうとでも動かされてしまうものだ。
あるいはもしかすると、秘密裏に中国では新しい変異ウィルスが見つかったのだろうか。
中国国内でどんな新たなウィルスが見つかったのかは分からないが、それを思わせるぐらいに世界の潮流からすれば厳しい措置に見える。
このゼロコロナなどというヒステリー的な心理はどこから来ているのか。
例えば、武漢のウィルスはアメリカが発注していたという説もある。
だから、習近平はアメリカの細菌攻撃に身構え、その脅威に過剰になっているということも考えられる。
まだウィルスの解析が進まない段階ではファイザーなど外部を信じたり頼るわけにはゆかないというわけだろうか。
中国は西側のワクチンを信じてはいない。
その効果はともかく、ファイザーなどのワクチンは一部の民間人が西側から取り寄せているぐらいが実体のようだ。
中国政府は受け容れていない。
それにしてもテドロスはこのロックダウンについて何か言ったのだろうか。
それなら、このロックダウン状態を利用して、中国とロシアを切り離したいものだから、アメリカはこうした騒乱を起こさせているということは考えられないか。
北京と上海で若者大衆の不満を煽るような工作があったとは考えられないか。
今や我々西側世界のネットも、中国と同様、西側によって検閲とコントロールがされている。それはウクの情報戦が示している。
希望はツイッターぐらいだろうw。
それは言論統制と気が付かせないぐらいだから、中国政府による検閲以上のものがあると言える。
その手の技術を使えば単にキーワードブロックやフィルタリング程度の検閲の中国国内ネットをかいくぐっての情報操作などいくらでも可能のように思える。
西側の主張では武力によって他国を侵略しないのであればなんでもいいらしい(笑)。
他国に干渉するな、「不干渉主義」なんて昔は国連で言っていたものだが今は違うようだ。
情報戦やそうした大衆扇動などの工作は西側にとっては何の罪でもないらしい。
どんな暴動やリンチでも焚き付けたり、クーデターを起こして他国の体制に干渉しようが、直接ミサイルを撃ち込まなければ平和主義ということらしい。
そのミサイルを供与し、撃たせても当事者ではないらしいwww(笑)。
もちろん政権転覆のためにナチを組織することも、軍事訓練を行うことも。
どうか。
アメリカはいっこうに中国との貿易関係を断絶しようとはしていない。
チャンネルは開かれたままだ。
そうして圧力ばかりが目立つ。
まるで言うことを聞かせようとしているようだ。
それは奇妙なことだ。人権問題と不公正貿易で振り上げた拳は下ろせない。
彼らと価値など共有はできないはずなのだ。
交渉の余地などない。
トランプはアメリカの雇用が中国に奪われていると言ったが、バイデン政権は表面的な攻撃的な態度とは裏腹に融和的にさえ見える。
いったいこれはどういうことなのか。
アメリカという国は中国を実は手のモノと考えているのではないか。
すなわち、それは中国をアメリカの準植民地と考えるようなものだ。
為替と政権への圧力でそれはできるのだ、と。
我が国に対してもアメリカは同じことを考えやってきた。
今回の暴動は中国がロシアに接近しないように発火させている気がしないでもない。
アタシは最近は米政権には猜疑心しか感じない。
裏しかないのだ。
また今回の中国暴動の件に関する報道を見てもアタシは強い疑念を持ってしまう。
それは気持ちの悪いほどウクでの報道に酷似しているからなのだ。
自発的な言論統制があるようだww。
まるでハンで押したように、習近平の政治的危機や暴動のさらなるエスカレートを予言し、煽っている。
どれも同じ論調で、ゼレンスキーを担ぎ上げ英雄としてきた西側報道と同じ調子なのだ。
あまつさえ、どこかはこれを「ドミノ」とさえ言っていた。それは証拠にさえ思える。
それではますます疑いしかない。
程度の悪い西側マスコミは最近、その昔にキッシンジャーの提唱した「ドミノ理論」という言葉を誤解して解釈している。
世界が共産主義というナンバーに隣国が見習って次々と合わせ、転向することを数字合わせの「ドミノ」と言ったのだが、「ドミノ倒し」と混同しているのだ。
そういうのは「チェーンリアクション」というのだがw。
こういうことを言っている連中は西側の権力に過剰におもねっている連中だ。
彼らは言葉によく気をつけたりもしないで権力側の言葉を使ってみせ、権力に媚びるということをする。
ちなみにKYを「空気読めない」と勘違いさせられたのはマスゴミw。
沖縄の珊瑚を自作自演で傷つけた記者のイニシャルKY、つまりそれは朝日新聞のことだ。昔は自作自演を意味していた。ネットはこれを間違って使って得意げのマスゴミを陰で笑っていたものだw。
上海デモで記者が拘束されたというBBCだが、あそこはウクを英雄視する世論工作を率先してやっていたところではなかったか。
ノードストロームを実際に破壊したのは英国(笑)。
おそまつ
