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バイオリン

 
 バイオリン てえのは、よくわかんねえんですよ実際。 「違い」 ってのを感じようとしたことがありません。
 その点、アタシは 「違いが分からない男」 です。いやアタシはオトコですよ。「ヒト」なんて呼ばないでくださいな。
 でもまあね、あの音色は好きではあります。

 そうそう。 ストラディバリウス というバイオリンがえらい高いというのは、相変わらず今でもお変わりないんでしょうね。
 どえらい値段がついたとか、盗まれたとか、果てはニセモノだったとか、値打ちの張るもんには物語がつきまといます。


 あれはなんですかね、世界に何百もあるってもんでもなく、バイオリニストにとっちゃ垂涎の名器なんだとか。バイオリンの音色を生まれ変わらせるぐらいの道具なんだとかなんとか。
 「ヘタはすぐ道具のせいにする」なんて言いますが、ヘタじゃない連中が欲しがるんですから、やっぱりたいしたバイオリンってことなんでしょう。


 「世界に名だたる名器」ってのはアタシだって知っていまさあ。そのストラディバリウスでの演奏ってのは聞いた覚えはねえんですがね。
 しかしそれ、それが職人の淫事にたっぷりと漬かったものだっつう話じゃありませんか。
 ねえ。



・・・
 ストラディバリさん、職人としてひとかどであったことは否定しようがないわけですが、実は名器を生み出す隠れた秘訣があったんだとか。

 すげえ話です。

 実に感心します。
 こしらえていって木を乾燥するあたりの工程で、いったん製作中のバイオリンは暫く干しとくらしいんですがね、この御仁、仕事が一段楽するとカミさんとすぐにおっぱじめるクセがあったんだとか。もうその工房でしょっちゅうイタしていたってんです。
 んで、そのフェロモンというかイタしている時の淫事の熱気というか、ムンムンした色事のガスみたいなもの、そんなものが工房いっぱいに充満しているのが日常だったそうで。
 ええ。



 そりゃあ、「乾燥」ってんだから窓開けたりしない締め切ったところなわけですわね。日本の漆器とかもそういうもんだ。乾燥の工程は風なんか入らないところでやる。フロとかって呼んでたかな?
 まあそのフロモンつうかフェロモン(笑)をプンプンさせながらお二人とも夫婦の営みに奮闘されてたわけです。根を詰めた時なんかのために簡易のベッドかなんかしつらえてあったんでしょうな、そこでギシアンしてた。
 どうです、職人の興奮と息遣いが伝わってくるようじゃありませんか。仕事がひと段落したらどうしてもたまらずイタシたくなるなんて。


 アタシもね、不正会計するたびにヤリたくなったなんて会計士の話を聞いたことがあります。あるいはカネをつぎ込んでFXかなんかで突然の変動があって、どんどん目の前でカネを失っていくでしょ、そのオーバーシュートの瞬間にはチビるんじゃないそうです。何故かどうにもたまらずおっ勃っちまうってゆう。



 人間はやはり動物で、そういう生命の危機に遭遇すると、本能から子孫だけは残そうとして、イタしたいという欲求が頭をもたげるそうなんですな。頭をもたげるというか、下半身が起き上がる。w
 命まで奪われるような危機、カネを失う恐怖、生命の危険を感じる恐慌を目の前にしてね、そうやってみんなイタして、子供が生まれたりするサイクルがあるってんです。
 エロというのは偉大なチカラがありますな。
 だからね、そうすっともしあのこないだのリーマンショックの時に生まれた子供がそんなに多くねえってなら、まだまだ甘いもんと言えるんじゃねえですか。この先、あれをしのぐような、もっと大きな金融危機がきそうな気がしますがね。



 まあそんで、ストラディバリの旦那の場合、職人としてそうやって命を削って製作してたわけです。

 それだけでもどれほどの名品なのかわかろうってもんじゃないですか。
 これを製作する熱のいれ方、命の疲労もたいしたものがあったでしょう。まったく職人の鑑ってもんじゃございませんか。

 魂を削って消耗し、バイオリンを作ってた。その結果として本能の命ずるところ、ことあるごとに自分の工房でカミさんとヤリまくっていたわけです。


 目に見えるようじゃありませんか。
天井の低い、まるでピノキオ作ったような狭苦しい工房でギシアンしている。

 梁あたりに吊るして乾燥させている何本もの製作中のバイオリンがそのギシアンの揺れに呼応するようにして静かに揺れていたわけです。


 そうして、そういう湿り気とも臭いともフェロモンとも、なんともつかないものを呼吸して穏やかに乾燥した木がバイオリンとして最後に完成すると、その独特な名器と呼ばれるストラディバリウスの音色に昇華した。
 これがその最大の秘密なんだそうです。
 いやはや、これ。



 もしかして、ストラディバリのオッサンの奥方もさぞかし美人で名器だったというオチになるんでしょうかね。「名器が名器を作る」みたいな? ・・・いや、失礼。ww


 え?ご存じない?

 そこまでは知らない?

 あれ? 巾着とか二段締めとか知りません? 数の子天井とか、ミミズなんとかって、ご存知ありませんか? 

 え?違うって?ww
 ああ、こっちのバイオリンの話ですか。(笑) 
 いえ、アタシも昔にちょっとどっかで小耳に挟んだぐらいのもんです。別に目撃したわけじゃなくても、目にも見えるようなお話ってあるでしょ。
 しかしいい話だ。


 ともあれ、件の「ゴールドブレンド」のコピーじゃねえですが、「違いのわかる」ってこたあそれだけでエライことです。
 こう考えると、「これは違うな」だなんて、そうそう気軽に言えたもんじゃないですな。
 きっと、こういう下世話なことも知っておかないと、わからないこともありましょうから。
 ねえ?



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