トイレ中に郵便屋さんが来た
なんとも間が悪いこともあったものです。
先日のこと、トイレで大きなのをしてたところ外のアプローチから人の足音が近づいてきた。
玄関に向かってくる。
ちょっと焦るw。
アタシは大きくて長いのをようやっとひり出した直後だった。すっかり落ち着いていた。
健康快便w。
それは結構なことなんですがw、これからゆっくり尻を洗おうとしていたところだった。
尻を洗うと残っていたのも出ます。
困った。
そしてとうとう、誰かがドアの呼び鈴を押したのです。
客ということでしょうがウチに客などくるはずもない。
宅配か郵便か何か。
ベルを押した相手は声もなく外でじっと待っている。
しかしアタシはトイレにいたんだw。
二階の家内に出てもらうのも期待できない。
気を利かせて出てくれるなんてこともしない。どうせヘッドホンでもしているのでしょう。
だいたい、ここで大きな声を上げて家内を呼ぶ、なんてこともできません。
だって、アタシがトイレから二階に声なんかかけたら、ここでアタシがウXコしてることを宣伝するようなものじゃありませんか(笑)。
トイレというのはたいてい玄関付近、その横にあるものです。
方角もあるでしょう、風水というのもあるんでしょう、たいていはそんな位置にあります。
そうすると、そのトイレの窓というのは当然に玄関側、その横にあることになります。
トイレの窓が開いてればヘタをしたらトイレの様子、その音、気配なんて外に筒抜けなのです。
臭いだってしているかも知れません。
ええい、しょうがないw。
アタシは呼び鈴を待たせることにした。
黙って少し尻を洗い、音をさせないようにトレイットペーパーを引き出す。
静かに尻を拭いて、ノロノロとズボンを上げてやっとドアを開けた。
そこには郵便屋さんが待っていた。
郵便の書留でサインかハンコだかが必要らしかった。
アタシは押し黙ってサインをし、愛想もなく書留を受け取った。
郵便屋さんも黙っていた。
コロナだからいいの(笑)。お互いに余計なクチはきかないw。
アタシは無事に書類を受け取った。
それにしても、呼び鈴を押してからアタシが出るまで時間がかかっています。
郵便屋さんはその間にじっと待っていたわけです。
このクソ忙しいのに申し訳ないw。
いや、アタシもちょっとクソ忙しかったんだw(笑)。
もちろん階段を下りてくる音がしたわけでもありません。
アタシはすぐ横のトイレにいて尻を露出していたのです。
郵便屋さんには分かったことでしょう。
アタシが用を足していたところで、やっと出てこれたというのもきっと分かったはずです。
なんともこれはバツが悪かったものです。
すぐに出てこなかったのはなぜなのか。
アタシはそんなにウXコを優先したのか。そんなに緊急だったのか、問われても答えなど出ようがありません。それにもう出しちゃったwww。
忙しい人を平然と待たせ、ひり出すモノにそれほどこだわったのかw。
そんな風に思われてもおかしくはなかったw。
こういう時、居留守を使ってしまう人もいる。よくそんな話を聞きます。
ひたすらトイレの中で静かにし、留守を装って帰ってもらうんだとかw。
女性なんかはそんなヒトが多いかも知れません。
しかしアタシはそれもバツが悪く感じます。
コソコソとして、別に恥ずかしいだなんて小学生でもあるまいし、とw。
子供の頃は学校でウXコをするのはなかなか難しいものがありました。
恥ずかしいというのではない。
みんななぜか照れ臭いのです。臭いw。
それに子供というのはアレに異常に興味を持つものです。
道端に落ちてる犬のウXコなんかをツンツンと棒でイジったりしたものです。
みんな、クラスメイトがウXコをするのにとても興味があったのです。
だから男子なんかは小便ならともかくウンXコをするのにはとても苦労した。
女子のことは知りません。尻たくもないw。
あのコがどんなのをひり出しているか、なんて考えたくもないww。
別に生理現象を隠すこともないはずですが、だからってマジマジと関心を持たれても困るのです。
同じ「生理現象」で、女子の生理には男子は関心を持ったものです。
それを女性は思い出してもらうといいと思います。
関心を持たれて、なんだかバツが悪いというこの感じw。
かといって開き直るのもヒトとしてできないw。
「ウンXコを漏らす」といつまでも言われたものです。そういう子は気の毒だったw。
とにかく、ウンXコしていることを知られるのは男子にはバツが悪いものでした。
これは心理的には別な理由もあります。
「用を足す」というのはヒトが無防備になる数少ない瞬間です。
とても無防備で、そして集中した無為の時間なのですw。
動物で捕食者の多い、弱い動物ほど用を短い時間で足すものです。
ウサギとかそんなのと較べればゾウなんてムリムリと長ーーーくおやりになる。
敵が多いと短くなる。何度も少しずつ分けてします。
小便なんかは特にそうです。
鳥なんて飛びながらもできます。先日アタシはハチが飛びながらウンXコをしているのを見たと思ったw。確かにウンXコだったように思います。
用を足している時に襲われると逃げられません。
だから生物はたいていそういう風に習慣付けられるものです。
人間でもそうで、逆に自信たっぷりの連中ほど長々と小便をしたりします。
よくもそんなにタンクに貯めたものというぐらい小便が長い。
確かそうやって小便を長々としていたら後ろから刺されてしまって殉職、そんな刑事がいたと思います。
用心深いヒトほど頻尿です。
歳をとると頻尿になる。
それも警戒心からかも知れません。いつお迎えがきてもおかしくはない、なーんて考えるとかw(嘘)。
ただ、ウXコとなるとそうもゆきません。
だから他人には無防備な状態を知られたくないという心理。
それにしても、どうしてバツが悪いって思うのか(笑)、これw。
なんか悪いことをしているのを見つかってしまった感じもあります。
だって、人が一生懸命働いているというのにこっちはのん気にトイレでウXXコなんかしてるわけです。
いい気なものだ、なんて言われてもしょうがないと思ったりもするw。
いわく、「そんなものちゃんと朝にして済ませておくのが普通なのに」、というご意見w。
まるで「定期便」のようにw、きちっと朝の決まった時間に用を足せる人がいます。
彼らは外でするハメになったりもしないし、中途半端な時間にすることもありません。
ましてや電車でもよおして我慢できず途中下車するなんてこともない人がいる。
いちいち生活のリズムが規則正しい人がいるのです(笑)。
そういう人からしたらダラしなく見えるのか、どうかw。
しかし食ったモノにもよりますし体調だってあります。
「デモの腫れ物ところ構わず」なんて言うのですww。
電力不足やガス不足、価格の高騰で、デモなんていつでも起きてもおかしくない欧州。
ノードストロームを壊されてまるでどっちが攻撃されているのか分かったもんではないw。
アタシは残念ながら違う。
定期便というわけではありませんw。
自慢にもなりませんが違う。ところ構わずというヤツ(笑)。
帰宅途中、突然に電車の中でもよおしてしまい途中下車したこともあります。宅急便ですw。
次の駅までが途方も泣く長く感じた振り返りのこと。
我慢をして脂汗を額に浮かべて苦しんだ。
そうやって、駅なんかでするのは別に困りませんでした。やはり学校でのウXXコは恥ずかしいというのとはちょっと違ったのです。
アタシは夜に晩飯を抜けば出ませんし、食いすぎれば夜中にだってもよおす。
で、そんな不規則な腹の連中に郵便屋さんはどう向き合ったらいいのか。
「あっ? もしかしてウXXコしてました? サーセン!!(笑)」
なーんて、郵便屋さんが言えるわけもないではないかwww(笑)。
しかし、なんかそんな無言の中に胸のウチで言われてるような気がしてしまったw。
正直、郵便屋さんの気持ちがすごく気になった。
とにかくバツが悪かったのですwww(笑)。
これ、しかし振り返れば若い一人暮らしの頃は違ってましたw。
用を足している時、たまたまアパートのドアをノックされてもアタシは泰然と用を足し、相手を平気で待たせてからゆっくりとドアを開けたものです。
相手はどうせ悪友と決まってた。
それに貧乏アパートなんて在室かどうかなんてすぐ分かるものです。
部屋の中でラジオが流れてたり、中の気配で外からでも在室かはすぐ分かってしまう。いるのはすぐ分かる。
だから待たされた挙句に相手が留守と思って帰っちゃうようなこともなかったw。
そして扉を開け、
「おう、悪い、悪い。ちょっとウXXコしてたもんだからサw。」
なーんてこっちも開けっぴろげに言えたものですw。
ごく自然にそんな風に言えたものです。
「出てくるの遅いから留守かと思った。」
「ウンなわけないでしょうがw(笑)。」
なーんてw
そんなことを言っても誰しも自然に受け止めてくれた。
バツの悪さも気恥ずかしさもなかった。
ひとりで暮らしているのです。生理現象だって遠慮ないものです。
これってどういう変化なのでしょう(笑)。
なんだか歳をとって毛量に気を遣うようになったw(泣)。服装に気をつけるようになった。
スネ毛出して短パンで歩くなんてアタシにはできません。
そうして、ウXコさえ人目を気にするようになったとかw。
いっそカッコよく、デデンと、盛大にひり出すならいいとか(笑)。
歳を取れば退行現象というのがあります。
色んな行動パターンや生活パターンが子供じみてくる。
ウXコもオシッコもなぜか子供の頃のようにところ構わずしたくなる。
夜中にオシッコに起きたりするw。
そうして、しまいにはオシメさえするようになって・・・(略)。
やがてそうなる予感に今のアタシはバツが悪いのか。
加齢にはみなが無力ですw。時間には勝てない。
しょうがないじゃないか。
みんな歳をとるんだ。ハゲるんだw。
そうして将来、もし介護の必要が出てきたらどうなるでしょう。
お尻を拭くのも困難したらどうなのか。
もうそうなったらなすがまま、拭くに任せるだけになってしまうのでしょうか。
そんならせめてイケたヒトに拭いてもらいたいものです。
温水で温かくして絞った雑巾で尻を他人に拭いてもらうのなんて、考えれば最高かもしれませんw。
贅沢な時間になるかも知れない(笑)。
「ウォシュXXレット」を浣腸のように使い、尻を強引に洗い流すよりはずっと情緒がありますw。
いや、そんな悦楽はガサツなアタシには似合わない。
そんな風になる前に、介護が必要になる前に、せいぜいアタシは燃え尽きたい。
そう思った。
ああ、これがホントのヤケクソだw。
おそまつ
