写真ブログへのリクエスト
アタシは写真が苦手です。
つくづく振り返っても思い当たるフシばかり。
撮った写真を振り返って眺めることもほとんどない。
ハードディスクのどこかに埋もれてしまっている。
だから、撮っておけばよかったと後悔することもあまりありません。
食事が美味しそうに出来上がっても撮り忘れてしまう。
旅行をしてもなかなか記念写真を撮れない。
撮ることよりまず美味しくいただきたい。
自分の目と心で感じようとする方が先に立つ。
写真撮影のその時間がもったいない。
なーんてw、まあヘタだからあまり自分の写真に期待してないというだけですが(笑)。
今は家内もいないからひとり呑みです。
夜のベンチで酒を呑んでいると、暗い曇り空を飛び交うものがいた。
街灯をかすめ、行くアテがなさそうに黒い影が躍っていた。
都会のコウモリなのです。
意外と都市部にもコウモリがいます。
彼らは夜行性です。 あれは昼間はどうしているのか。
考えてみれば、写真ブログもよく見ているのですがコウモリの写真は覚えがありません。
花や風景、小さな昆虫のマクロ撮影、鳥の滑空、ついばむ瞬間すら捉えた上手な写真もあります。
でもコウモリの写真は見たことがありません。
アタシが見逃してるんでしょうか。
撮影が難しいのでしょうか。
しかし暗い中での撮影といっても花火の写真すらキレイに上げている人もいます。
見てみたいものですが、どうか。
写真と言ってもコウモリの顔自体はよく知っています。
ちょっとネズミを凶暴そうにしたような感じ(笑)。
ネズミのようにトボけたところがありませんw。
とある熱帯植物園の温室をアタシはずっと気に入っていました。
そこで飼われていたコウモリを訪れる度に毎度のようによく見たものです。
そこは昭和時代の匂いがする、古い、でもとてもモダンな設計の素敵な温室の建物でした。
まるで華族たちが温室パーティでもしたような立派な建物で、全体が温室になっていました。
舞台のように熱帯植物と放し飼いの鳥たちのエリアがあり、客席のような通路に分かれてた。
アタシはよくそこに酒を持っていって、そこで鳥たちが熱帯植物の中で放し飼いにされているのを眺めていたことを振り返ります。
温室と言っても寒い季節はそんなに暑くはありません。
家内と二人で寛ぐのがとても好きでした。
その建物は東北震災後に耐震性などが言われて取り壊されてしまいます。
もったいなかったと思う。
コウモリは温室の出口付近にケージがあって、そこで飼われていました。
網に両手をかけ、逆さにぶら下がっていてしがみついていた。
近寄るとこっちに来てくれて、ちょっと手を触ると、「ガン、ガン、ガン!」なーんてその手を網に叩きつけて抗議したものです(笑)。
なんかこちらをからかっているような、甘えているような、反応が可愛らしかった。
温室が取り壊され、別な建物に移動すると、もうフェンスはなくてコウモリも他の熱帯鳥と一緒に飼われていました。
昼間はいつも上の方でぶら下がってじっとしているようになった。
熱帯植物園で飼われていた鳥たちは環境が変わってしまい、温室で飼われていた鳥たちはその後ほとんど死んでしまいます。
コウモリは他の動物園に移されたんだとか。
彼は環境が変わってもメゲずに生きてることを願ってます。
信用できない連中のことを「コウモリ」と言うようです。
韓国の外交の特性をよく「コウモリ外交」なんて言います。
中国に擦り寄り、米国に絡み、日本に粘着して北朝鮮とゴチャゴチャやる。
国家としての主体性が感じられません。
コウモリは暗闇の住み人でどこか怪しい。
飛び方も不規則でどこへ行くのかという感じ。
だからそう呼ぶのだとアタシは思ってた。
「カメレオン」とか、そういう類の連想かと思ってました。
アタシは最近までその真意がよく分かりませんでした。
この話になったら家内は前から知ってるなんて言った。
「コウモリは自分を鳥って言ったり、動物って言ったり、爬虫類とかげっ歯目とか、立場を都合よく変えるでしょ。だからよ(笑)」
だからコウモリ外交なんだとか。
相手次第で立場をコロコロ変えるからなんだとか。
家内は子供の頃から意味を知ってたんだとかw。
アタシは知りませんでしたw。
ふーん、じゃあ自分の立場を決めればいいんだ(笑)。
コウモリがちゃんと自分のことを言えばいいんでしょう。
独自の、「コウモリ目」なんだ、とw。
結局、「コウモリ外交」なんて比喩は、コウモリをどんな分類にするか、我々が混乱しがちってだけのような気もしますがw。
Wikiによると哺乳類で翼手目(よくしゅもく)と言って、コウモリ目なんだそうです。
ハリウッドの「バットマン」はコウモリがモチーフです。
「黄金バット」もコウモリ。
黄金バットなんて、もうご存じない人も多いかも知れません。
昭和のヒーローでした。
よくこの黄金バットが主人公の紙芝居屋が下町の公園を回っていた。
そして子供を集めていた。
「紙芝居屋」ってアタシの頃はまだありましたw。
当時でも年寄りがやっていたからすっかり絶えたんでしょうけど。
あの「紙芝居屋」というのはお菓子を売るのが商売です。
煎餅やアメを売って、そのサービスに黄金バットの紙芝居を講談のようにして見せてくれる。
最後は「つづく」なーんて言って子供らをジリジリさせたものです(笑)。
アタシみたいにケチな子供は何も買わないで聞こうとするから、追っ払ったりした。
「買わない子はあっちいっとくれ」、なーんてw。
昭和ののんびりした、それこそ夕焼けがよく見えるような時代のお話ですw。
しかしコロナとか感染症の発生源のイメージが強くなって、最近はあまりコウモリっていい印象がないかも知れません。
狂犬病の感染源になることもあります。
「ゴールデンバット」というのもあります。
これは現役の、古くからのタバコのブランドです(笑)。
今でも売っています。
フィルターのついてない両切りのタバコで、かつては安くて濃い煙で、なかなかマニアックなシガレットでした。
60円、90円と値段はあがっていったけど最安の価格帯だった。
アタシがタバコ銭の節約にタマに吸ってると重役なんかに見咎められ、「渋いの吸ってるね」なんて言われたものです。
「アイツは面白いヤツだ」なーんて、ちょっと褒められるようなところがあった。
昔の人々には面白がられたものです。
今は値上がりして安い価格帯のタバコというのがありません。
これもずいぶんと値上がりしてしまった。
今はいくらなのか?
アタシは煙管にして葉タバコを買っているのでもう値段も知りませんw。
この「両切りタバコ」というのは言わば「大人のタバコ」でした。
タバコを噛んだり、唾で濡らしたりするのは作法としてよろしくありません。
見た目も汚らしい。
「おしゃぶり」じゃないんだから、と、タバコは乾いた唇でささっと吸うものでした。
タバコは煙を吸うものなのです。
「タバコ吸いにはおしゃぶりと同じで幼児的な嗜好がある」なーんて、そんなことが言われるのは両切りタバコの後のことです。
ところが両切りタバコの吸い方がなかなか難しい。
タバコの葉っぱがよくクチに入ってしまいます。
それでペッペッとやっていると、「落ち着いてタバコぐらい吸えないのか」、ニヤニヤとそんな嘲笑さえ受けたものですwww。
ところが、フィルタータバコなら遠慮なしに吸える。ガキでも吸えるw。
スパスパやっても何も問題がありません。
舐めようが噛もうがもうすっかり関係なくなった。
やがてフィルタータバコ全盛の時代になってゆきます。
便利さや効率性が追求される時代となりました。
そしてかつての大人たちは老人になって、、、両切りのタバコは老人ぐらいしか吸わなくなったのです。
乾いた唇、それは成熟した大人のシルシです。
クチをつぐんで寡黙なオトコの唇は濡れてない。
対して美女の唇は濡れているものですw。
性的な興奮に人は唇を濡らします。
オトコは発情しているところをそうは見せないものです(笑)。
いつも唇を濡らしてヨダレかけでも必要か、腹でも減ってるのか、とかwww(笑)。
ところが、アタシのようなガキはいまだに食事には汁が必要です。
味噌汁やスープがないと食事がしにくい。
しょうがない。 だって、ガキなんだものwww(笑)。
つい、そのうなじに見とれて、いい人の首筋に唇を這わせて味わってみようとするものです。
濡れた唇だと自分の唾の臭いでとたんに臭くなってしまいます(笑)。
あれはいただけない。
相手をベトベトに唾で濡らしてしまうなんてあまりカッコよくないw。
チーク・キスでの挨拶なんて真似をするだけです。
実際に頬にベタベタとキスなんかしません。
アタシはそれをやろうとしてよく拒絶されたw。
今はサル痘がありますから、フレンチキスもちょっとw(笑)。
コウモリの写真が撮りたいって言っても、触ったりあまり近づくのはよくありません。
彼らの唾液から狂犬病感染という例があります。
コウモリは逆さになってぶら下がってるからヨダレが落ちてくる。
煙管だって、火のついたところを上に向けて吸っているとヤニがヨダレのようにクチの中に落ちてくる。苦えww。
こういうのを「ヤニ下がり」なんて言います。
気取って馬脚を現しているような人のことw。
カッコつけてるんだけどヤニが口の中に流れ込んでいるw。
タバコのヤニは水によく溶けます。
薔薇の消毒に使う人もいる。
ああ、でもアレって今時はどっから貰ってくるのかw。
昔の国鉄の駅には灰皿があり水を張ってた。
昔はアレを貰ってきたという人もいたようですが。
おそまつ
「黄金バット」は紙芝居が最初だったようです。
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