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長崎市民は性暴力の加害者でいいのか


先日のこと、とある裁判の判決がありました。

 この事件は長崎市に出入りしていた女性記者が市の担当部長から性暴力を受けたというものでした。
 パワハラ、セクハラ、優越した地位を利用した卑劣な犯行です。

 その事実に対し長崎市に賠償請求がされた判決があったのでした。

 経緯はともかく、その市の担当部長は最後には犯行を告白したものの、結局は自殺してしまいました。
 この請求は長崎市に対して行われた賠償請求です。

 被害女性は賠償請求をする当然の権利があります。




 あまり言われることはないですが、「国家に賠償請求する権利」、これはきわめて重要な基本的人権のひとつです。

 これができなくてはどんな国家権力による無法も市民は甘んじて受け容れねばならないということになってしまいます。

 今のように全体主義的な世界の傾向が進んでいる世の中とは言え、ヒトと違うことはいくらでもあるものです。 右え倣えしているだけで安心ということは決してありません。

 これは中国のことを考えればどれだけ大事な権利か、すぐに理解できると思います。

 末端の官僚や警察権力が暴走しても、連中は権力の側にいるから保護され、彼らが責任を負わないために市民は賠償してもらうことすらできません。
 「運が悪かった」、それでガス室送りではたまったもんではない。

 そんな社会では誰もがいつ狙われるか分かったもんではないのです。

 常に危険がつきまとい自由もない。
 毎日、怯えて暮らすしかありません。

 中国では最近、破綻した銀行の預金者らが抗議行動に及ばないようにと、いきなり「コロナ陽性で自宅待機」とされてしまったといいます。
 スマホのアプリが当局によって操作され、騒ぎになりそうな人々を「コロナ陽性」に仕立て上げ、外出を禁止して行動を制限したのです。

 もちろん、中国でスパイ容疑に問われた日本人が無罪になっても賠償なんかはありません。




 さて、それにしてもこの長崎の性暴力事件、これがごく普通の一般女性であったらどうだったか。
 分かったもんではなかったかも知れません。

 そうして弱者がうやむやのまま泣き寝入りということはこの国でもあることです。
 たまたま、この女性は賠償してもらい救済されたというだけに過ぎないのでしょうか。

 被害者は幸運でした。
 「記者」ということで、新聞労連なる団体がこの女性をバックアップして積極的に支援しました。
 裁判でも支援をしたようです。


 そうして勝訴した際、彼らは横断幕を誇示しました。
 いわく、

「ナガサキ市は謝罪しろ!」

 と。

 はて?
 「長崎市が謝罪する」ということは「長崎市の市民が謝罪する」ということになります。
 市長や役人らは市民を代理しているに過ぎません。それが地方自治というものです。

 つまり「長崎市民は謝罪すべし」ということになります。




 ・・・そもそも、損害賠償の請求がされ市が支払うことになったそのカネは長崎市の税金なのです。

 すなわち、ナガサキ市民が払うことになるわけです。
 だから、その「謝罪しろ」という当事者も長崎市民。ナガサキ市民が謝罪せねばならないということになります。

 長崎市民は性暴力の加害者ということになる!


 それでいいのでしょうか? みんな思い当たるフシがある?
 ナガサキという土地ではよくある出来事なんでしょうか?
 ナガサキの人ってのはこういうことをやりがちな地方気質でもあるのでしょうかw。
 卑怯でカサにかかったことをする愚劣な人間。

 「違う?」のか、どうか。

 だって、税金から賠償するのです。
 何もこれに異議しないというのではそういうことになります。

 ナガサキ市民はこのまま性暴力の加害者とされていてよいのか。




 国家賠償請求法は公務員個人の責任と賠償を定めています。
 こういう時、違法行為を行った公務員は公務員としての逸脱をしており、個人的に賠償させられるのです。
 
 市長でも公務員でも、通常業務での違法行為にはこうした賠償責任は発生しません。
 過失があっても市民がやったことも同然となります。
 法に従ってやっただけ、法に従うという意思があったのであれば、代理執行をした彼らになかなか直接責任を問えるものではありません。


 しかし、それは彼らが法治国家のもと、法令と法を遵守するという大前提があるからです。

 多少の過失、違法行為になったとしても責任は問われないというのは、法を無視したようなこと、今回のようなレイプだの性暴力だのとはまるで次元が違うものです。

 こういう場合は違う。
 こんな仕事中に出入りのオンナを物色して性暴力に及ぶような公務員などそもそも存在するわけがないのです。
 

 すなわち、これはこの卑怯な長崎のエロオヤジが、公務員の立場を利用して行った犯罪に過ぎないのです。
 よって個人的な責任に帰せられるしかない。

 他にも故意または重大な過失があった場合、公務員、市長にも個人的な賠償責任があります。
 ならばあるいは、こんな無法部長を監督管理していた市長には重大な過失責任はないのか。

 法はこれを賠償させることを定めています。




 長崎市が女性記者から賠償請求訴訟を起こされたのは、市役所という行政の現場で行われた性暴力行為だったからでしょう。
 しかしそれはあくまで被害者側の訴えがそうだったというに過ぎません。


 長崎市が賠償金を支払うことに合法的な理由はないのです。


 払うことになった賠償金は実は長崎市が加害者に代位して払っているに過ぎません。
 いわば立て替えてやっているに過ぎないのです。
 それでいいのでしょうか。


 本来、ナガサキ市民はこんな呆れた性暴力について責任はないはずです。
 謝罪も必要ありませんし、賠償させられる筋合いもないはずです。

 しかしこんな立替払いを許すなら「責任がある」と認めていることになります。

 ナガサキ市民にはみな思い当たるフシがあるということになるwww(笑)。




 よく、こういう性暴力の被害で言われるのは「被害女性に落ち度があった」などという話です。
 いわく、のこのこついていったはずだとか、服装がハデだったとか。
 おかしな理屈です。

 誰もそんなことを気にしないといけないような野獣や野蛮人の社会で生きているつもりはないわけです。この言い草は詭弁もはなはだしい。

 そうならそうだと言ってくれ。武装させてくれw。
 近づいてきただけでヒトを怪しいとして殴り倒す権利を認めてくれ。

 もし、「オトコはオオカミなのヨ」なんて言ってしらばっくれるってならw。


 こういうよく言われるおかしな理屈に対し、公正さのため言っておいて不足はないでしょう。
 すなわち、

 税金から賠償金の立替払いをしたナガサキ市民は、ヒトの立場につけこむような卑怯な性質があるのではないか、と。
 ナガサキの連中は権限や立場など持たせたら危ない連中なのではないか。

 ヒトの弱みにつけこんで立場を利用してレイプに及ぶような卑怯者の気質。
 仕事中に相手を物色し、自分が優位であると思えばなんでもやるような地方文化。

 そういう愚劣な傾向がナガサキにはあるのでないか、と。

 ナガサキおくんちンコw。





 通例、こういう自治体が賠償させられたカネはウヤムヤになることが多いものです。
 市が代位して払ったその個人に請求することは怠慢と馴れ合いのため看過されています。
 当事者に請求されることはほとんどありません。

 許されないことです。
 「おくんチンコ」の連中もこのままでいいというなら、放置しておきなさいw。

 だから?
 もし許せないなら?
 それなら住民訴訟を提起することになります。


 すなわち、「XXXのやった性暴力のためにナガサキ市は賠償金を払わされたが、それはXXX個人の違法行為であり、あるいは監督するナガサキ市長の違法なほどの怠慢に帰されるべきものである。よって、ナガサキ市はXXX個人、あるいは市長に請求せよ。」
 
 そういう訴訟を提起するのです。
 被告はナガサキ市です。原告は住民です。

 これを四号請求とか三角訴訟なんて言い方をします。
 直接請求するのではなく、「請求しろ」と市を相手取って訴訟を起こすのです。

 これは間接的な賠償請求訴訟になります。
 市民がいくら集まっても行政執行機関ではありませんから、原因となった人物に直接請求することはできません。 だいたい、認められて返還されても市民でどうやって分配するのか。

 だからナガサキ市に「当事者に請求しろ」と訴訟を起こす。



 この手順は、まずこの賠償金の支払いについて住民監査請求をします。
 ナガサキ市民がやったことではないのに税金から使うのはおかしい、と。
 まずは行政に審議させる。

 それからこの監査結果を不服として監査請求した住民が訴えを起こすことになります。

 「この賠償金の支払いは不当で、市の財産を傷つける違法なものであること、当事者に請求しないことには市の財政管理を怠っている事実がある。」

 そうして訴訟を請求するわけです。

 判決が確定するとこんな判決になります。すなわち、
 「長崎市はXXXに対して債権があるので請求せよ。」と。


 さて、新聞記者の団体だという新聞労連はこの被害女性を支援し、「ナガサキ市は謝罪しろ」などと騒いでいましたが、報道機関の責務としてこの手続きについて長崎市民に知らせたのでしょうか。

 報道機関ならば、ましてや被害女性の支援によって裁判を積極的に支援したというなら、このようなことは周知してしかるべきではないでしょうか。

 彼らには報道の責任はないのでしょうか。

 これを黙っているのであれば極めて不審なのです。




 そうでないなら、それはまるで「特権階級の記者なら賠償まで持っていける」というだけ、特別なケースであるとわざわざアピールしているようにしか見えません。

 新聞記者ならセクハラを告発して賠償させることができる、しかし一般の何の後ろ盾のない女性たちはただ黙って泣き寝入りさせられるというわけです。

 なぜなら、彼らには「新聞労連」などという後ろ盾はないのです。

 パートや派遣で自治体で働いている女性たちが被害に遭っても誰も助けてはくれません。
 むしろクビを切られないよう泣き寝入りでしょうか。


 ナガサキの新聞労連とやらは、こうした性被害を間接的に助長させるのでしょうか。
 しかも市民が賠償金を負担させられていることを伝えず、謝罪をやみくもに求めている。


 レイプの加害者にナガサキ市民はさせられているのです。




 このことでアタシはこの団体に直接リツイートしてみましたが、反応はありません。

 こういうことを沈黙する新聞労連には何か別な意図でもあったことすら思えてきます。
 はなはだ疑問を感じざるを得ません。

 もし、ナガサキ市を相手にして、ここぞとばかりにこの事件を政治利用したというのでもなければ黙っているなんておかしい。

 あるいはマスコミが権力を拡大させたいがため騒いだということでしょうか。
 ナガサキ市に何らかの影響力を持とうと、新聞労連は本件を利用したのでしょうか。


 そうでもなければ、法手続きとしてこういうものがあると、当然に長崎の人々に知らせなければならないことだと思うのですが。

 いや、なんなら新聞労連が住民訴訟をやったっていいはずなのです。
 そこにはナガサキ市民だっているはずなのですからw。




 責任は担当部長にあるのであり、被害女性の行った賠償請求は正しく当事者によって負担されねばならないのです。
 でなければ被害女性の被害が救済されたともできません。

 単に女性記者はカネを得られただけ、ウヤムヤではないか。
 
 もちろん、そんなことを当事者の被害女性がする筋も義理もありません。
 それは事件と報道を遠巻きにして見ているナガサキの人々がやることです。

 あくまで市民が行うべきことです。
 それを知らないというなら、これを周知するのがマスコミの責務ではないのか。



 このままではナガサキ市民は性暴力の加害者という形になってしまいます。
 それでいいのか。
 なにしろ自分たちの税金で賠償金を払うんですから。

 ナガサキの市民は長いものに巻かれろと女性をいたぶり、権力をカサに来て性暴力に及ぶような卑怯者そろいでしょうかw。
 それは自分たちがたまたまナガサキ市の部長でなかったからやれなかっただけで、みんな思い当たるフシがあるのでしょうか。
 だから賠償金の税金からの支払いについて何も異議し訴えを起こさないのでしょうか。

 いいのか!
 ナガサキおくんチンコ


 このままなら、ナガサキ市民はこの女性に謝罪しなければなりません。
 新聞労連の掲げた垂れ幕の通り、カネを払えばそれで終わりなんてことはないのです。

 謝罪を! 謝罪を! 謝罪を! 



 ナガサキ市長はその後、「給与減額」なんてやってますがとんだ誤魔化しの茶番にしか見えません。

 損害賠償金としておよそ二千万近くが支払われるのです。
 もしかすると監督者であるナガサキ市長が個人的に全額負担しなければならないかも知れないのに、そんな減給程度で済む話でしょうか。

 給与減額で済むなんて話ではない。


 もちろん、自殺したとは言っても当の本人がまずあります。
 市の担当部長にだって資産があったはずです。

 卑怯者の権力をカサに着たエロオヤジが性暴力を行った。
 みっともない人間です。

 自殺したとは言っても相続財産があるわけです。
 相続していれば当然に支払い義務は遺族に及びます。

 こういうことははっきりさせるべきではないか。

 いつもウヤムヤではないか! いい加減にしろ!




 馴れ合いや曖昧なことが看過され横行しているという現実。

 やらねばならないことが見過ごしにされ、放置され、なぜか声の大きな人々、権力をカサに着た人々によって都合よく利用されるという現実。

 法の裏づけもないまま誤魔化され、ムードだけで色んなことが決まってゆく。
 それは我が国の法治主義を危うくします。

 大臣次第、総理次第、なんでも、その時々の権力がやること次第でしょうか。
 大衆は黙ってろというわけでしょうか。

 これは憲法を改正しないことにも通じる。
 結果、左巻きは戦争に加担し、改正に反対する保守層は独裁者を望んでいる。


 この件でナガサキ市民はどうするのか、アタシは関心を持って見ています。


しくまであみんのせきにんです


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