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梅漬けの塩分の話


いきなり暑くなりました。
 「やっと」というか、「とうとう」というか、今日から本格的に夏始動という感じです。

 こちらでは梅雨は明けたようw。


 つい昨日まで、まだアタシは家でフリースを着てたりしました。
 なんだか他のみなさんとは違う違和感があったw(汗)。

 いつになった半そでが着れるかなんて、アタシだけ氷河期到来を心配したぐらいですw。

 地球温暖化はどこへやら。ドイツは石炭をせっせと燃やすつもりらしい。
 支離滅裂。

 「梅雨」と書こうとすると「露」と出るw。
 やはりロシアに正義アリだw。


 いや、違うw。 我が家は「石棺」なのです。
 ブロック作りの家なので室内まで気温が伝わるのが遅いというだけ(笑)。

 やや世間様からは遅れましたが、これから本格的に「石焼き」の地獄ですw。
 クーラーはないw。




 しかし季節に文句を言ってもしょうがありません。
 その他はそこそこ順調ですw。
 消防署から収穫した梅はペットボトルの中ですっかり梅酢が上がってきました。

 「梅酢」というのは梅を塩漬けすると最初に起きる現象です。
 水分を拭き取った梅ですから純粋に梅の実から出た水分です。

 梅を入れた容器に上から塩を投入すると、浸透圧の関係で塩分が梅の水分を吸収して出してくれます。

 上の梅から出た水分がまた下の水分を呼んで梅酢が上がってゆくチェーンリアクション。
 揺らさなくてもいい。
 ダルマ落としのように梅酢が次々と上がってきます。


 これが酢っぱいから人呼んで「梅酢」ww。

 こうして塩に漬かった梅は日持ちします。
 空気に触れないようにビニールなどで落し蓋をしておけば楽に一年は持ちます。
 ウチの古い方の梅はちょうど一年になります。

 ここから取り出してこの梅酢の水分を切って太陽に干せば梅干の出来上がりというわけです。

 よく「梅雨の間の晴れ間に干す」なんて言われますが、アタシは別にいつでもいいと思う。
 梅酢に漬かっていた方が持ちますから。




 そうして、この梅酢は捨てることはありません、別にしてドレッシングか何かに使いましょう、なんてよく言われるものです。

 そこがアタシはコロンブスの卵。
 この梅酢ごと梅の果肉を潰してピューレにしているのです。

 漬物を作るときの味付け、「漬物の素」として使っている。

 こうすると梅を陽に干すという手間もない。


 なにしろアタシが作る梅干は殺人的な塩分の仕上がり。
 日に干したら塩が吹いて、その塩を落として壷に入れるのですが塩分が強いのでいつまでも平気。
 今の織部の壷に入れてある梅はもう4年は前のものです。


 漬物の素にすると塩分は薄まりますし梅味で美味しい。
 アタシにはこちらの方が使いやすい。



 わずか一週間前に採った「消防署の庭の梅」、すっかり梅酢があがっていますw。

 早めにあがってくれないと心配でした
 梅が空気に触れているままだとやはり痛んだりカビます。
  「あがった」ご婦人ももう腐ることはないw。

 今はもうヒタヒタに漬かっているのでもう安心。


 でも、まだ塩が残って下に白く溜まっている。
 飽和してしまい、溶けないまま残っている白い塩があります。

 これが溶ければ梅酢がもっと上にあがってきそうな気がしますが・・・。

 ちょっと揺らしてみたw。だいじょうび?w




 はて? そういえば前回の梅酢にしてもやはり塩は白く残っていました。
 残ったというのは使われなかったということです。


 ・・・振り返れば半年、十ヶ月と経つと、そろそろ前の梅ピューレがなくなってきます。
 アタシはペットボトルから松前漬けのプラのバケツへと梅を移す。

 やはり空気に当たらないようにビニールで「落し蓋」をしておく。


 そうして、使う時はそこから適宜に瓶に移して、その瓶の中でスプーンでグチャグチャと果肉を潰して完成です。
 こうして漬物用にピューレを作るのが手順なのです。

 しかしこのプラバケツに移す時も塩は飽和していて、これ以上溶けようがない塩は下のほうに白く残っている。

 十ヶ月経っても塩が残ってるのです。



 アタシはちょっと考えた。

 塩が飽和してしまうってことは当然のことです。
 これ以上は溶けないということ。限界はあります。

 そうすると、アタシのように考えもなしにろくに計りもせず、適当にドサドサと塩を入れても別に問題ないということではないか。


 アタシは思い込んでいたかも知れません。
 梅を漬けるための塩分量は多ければいい。計るなんてしなくていいのではないか。
 余分な塩分は梅の側で調整してくれるのです。


 よく言われるのが、この梅干しを作るのに塩分は20パーセントとか15パーセントとか。
 減塩のために10パーセントに挑戦したなんて話です。

 そういう言い方をよく耳にするから、アタシは「適量」というのがあると思ってた。

 それでもアタシは計るのが面倒なもんだから、少し大目に30パーセントもあればいいだろうなんてやる。
 あれ?間違っちゃった、40パーセントになっちゃった、なーんて感じでやってたw。




 しかし余計な心配かも知れません。

 別に塩分なんか気にしないでもいい。
 ちゃんと飽和して要らない塩は残ってくれるからです。
 「塩分50パーセントの梅干し」なんて作りようがないw。


 ただ、塩分を気にするのが普通ですw。
 塩分取りすぎは成人病、高血圧なんかが心配です。

 だから腐らない塩分の基準が20パーセント、そこから減塩するとか色々とおやりになる。
 みなさんチャレンジする。

 そこで初めて数字が重要になってくる。


 アタシのように、結局はわずか漬物にスプーン一杯の梅酢を使うだけ、それで大根半分を漬けてしまうってなら気にする必要などないのではないか、と。

 つまり「基本」は梅を漬けるのに塩分など気にしなくていいということです。

 ドサドサと大目に入れればよい。

 必要ない塩は飽和して残るのです。


 塩分に気をつけた梅干しを作りたいというなら、腐るか腐らないかギリギリで塩分調整が必要になるということでしかない。

 あと、塩がもったいないとかwww。




 まあ、こんなアタシの考えは間違いではないんでしょうけど、こういう適当なことが習慣づいてしまうと失敗することがあります。
 適当にやっては上手にできないものもあるからです。

 例えばそれがケーキ作りw。


 ケーキなんてちゃんと計らないと上手にできません。
 目分量なんてやっちゃいけないと言われます。

 粉の量を測って砂糖、バターの量と、ちゃんと先人が試して確立してきたレシピ通りにしないと上手くいきません。
 オーブンの温度だって設定温度を間違うと違ったものになってしまいます。

 でもアタシはそういうのが苦手w。

 アタシ作る人、でも食べる人w。
 そのぐらいのレベルでしかないのです。

 「ボク食べる人、アタシ作る人」なーんてコマーシャルが問題になった大昔。
 女性の役割を固定化させているなんて、今言ってるような話をずっと前にもしてたもの。
 いいじゃん、作るのは楽しい。食べると太る。
 でも作るならちゃんとケーキは計量しないといけないのです。

 だからアタシはレア・チーズケーキぐらいしか作れないんだww(泣)。




 シフォンケーキなんてやったら失敗もいいとこでした。パンケーキにもならなかった。
 分量が適当だったのです。
 砂糖を少なめにしちゃった。バターをケチった。
 ダメダメですww(笑)。

 それにやはりトースター・レンジでは作れないと思った。
 温度調節してくれないのです。

 ウチのはトースター機能ですからヒーターでただ時間内で加熱するだけです。
 ピザの温め直しやトーストぐらいしかできません。
 やはりケーキをちゃんと焼くならオーブン機能があった方がいい。

 オーブンだと所定の温度内にしてくれます。
 スイッチを切ったりつけたりして温度を調節してくれる。


 アタシのはトースター・レンジなのでそれはできません。
 だから、自分でスイッチを切ったりつけて温度調整を手作業でやったことがあります。
 手間ばかりかかってどうしようもありませんでしたwww(泣)。


 それなら最近はオーブン・グリルみたいなトースターが売っているのです。

 あれはちゃんと「何度」なんて温度設定ができるようになっています。
 ダイヤルに温度設定がある。

 つまり加熱し続けるのではないところがミソ。
 あれだとケーキやシュークリームがちゃんと焼ける。

 考えてみれば、サーモスタット機能があればいいんですから簡単なものです。
 なんでウチのレンジにつけてくれないのかw。





 メーカーも新しい提案をしたらいいのではないか。

 以前はオーブン電子レンジでオールインワンを売っていた。
 ただそれだと複合機、高機能で高くなって売れません。
 廉価版ならトースター・レンジ。それだとケーキは焼けません。

 複合機なんてもうそんな時代ではないかも知れない。
 シンプル伊豆ベストw。


 シンプルな電子レンジ機能だけのものと、オーブン・グリルを二つ買ってもらえばいいのではないか。

 ご飯をチンするのと、ケーキを焼くのを別に提案すればいいのです、どうか。

 そしたらどちらも薄型、コンパクトにしたらいいのです。

 昔のオーディオでありました。システムコンポとかw。
 キッチンだってそんな売り方があってもいい。
 あのスチーム・オーブンなんて未だに訳が分かりません。


 まあ、もうそんな時代ではないのでしょうかwww。
 色んなものを取り揃えるような時代、暮らしを膨らませるような時代ではないのかも知れません。

 シンプルどころか必要最小限のミニマリス。
 梅を採るサバイバル生活。

 後でまた見に行ったんですが、梅は全部ごっそり採られてました(笑)。
 消防は熟した梅がお好きのようです。


めいしくおしあがれ


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