シュレジンガーの猫はどんな猫だったのか
「シュレジンガーの猫」と言う有名な思考実験があります。
これは量子力学に関する命題とされるものです。
たいていの人はこれが好き。なぜかよく話題になる話です。
他ならぬアタシも含めてそうですw。
量子力学の知見などほとんどなくとも、好んで引き合いに出されることが多い。
「シュレジンガーの猫って話があってさぁ」
なーんて言って、ウンチクを開陳してみせたり議論を投げかけてみたりする。
そういうのはたいていはオトコの子w。
オトコってこういう話をしてキッカケを掴もうとする人が多いww(笑)。
難しい顔をしながらエロいことを考えるものなのですw。
しかし女性でもこういう論理問題が得意だという人がいます。
たいていそういう女性には厳しいところがある。
オトコ勝りというか討論が好き。オトコを平気で打ち負かす。
グウの音もでないほど相手を論破したりするものですw。
そういう女性というのは性的にも進んでるというのがアタシの経験ww(笑)。
家内には学生時代にそんな友人がいて、みんなして酒を呑んだ夜、アパートに送っていった。難しい本がやたらと積み上げられた部屋でした。
その時、彼女はアタシたちに「3Pでもする?」なんて真顔で言ったw(汗)。
それに、よく家内に「何分ぐらいもつ? 私は15分はしてくれないと満足できないよ。ww」なんて言ったそうでw。
アタシは遅い方でしたから、家内はその話に驚いてアタシは問い詰められたものです。
「なんでそんなに時間かけるのヨ、15分ぐらいで充分だってwww」(笑)。
なんでも何も、興奮を鎮めるには時間がかかる。発射するミサ・・・(略)
おお゛ーーーーーーっっ!、 ほっん、ごほごほ、
げ、げほげほん(笑)。 げほげほほん・・・ゴホン。
・・・ご、ゴメン。 ちょっと北朝鮮の飛翔体みたいなのが、、、www。
「シュレジンガーの猫」。
アタシたちの周りのことはみんな物理の法則に基づいていて、色んな出来事もそこから予測できるものです。
これに対し、量子力学という小さな世界ではこの法則と一致しないことが多い。
でも、その小さなことはアタシたち身の回りのことを構成しているわけです。
原子とアタシたちはつながってる関係なのに、物理の法則と量子力学には矛盾がある。
それは原子と言うのはとても小さな世界の出来事だから?
それで違う?
そんな言い方で上手く説明できてると言えるでしょうか。
そこでシュレジンガーさんは考えたのです。
だったら、原子という小さな現象と現実の出来事を関連付けてみよう、と。
原子の崩壊を検知する装置を作ってその箱に猫を入れてみる。
原子の崩壊を検知すると毒ガスを発生させて猫を殺してしまう装置です。
猫の生死という物理法則が、量子力学的な事象から直接影響を受けてしまう状態を作り出すわけです。
一時間、その箱に猫を閉じ込めてみたらどうなるか。
箱の仕組みはハッキリしています。
猫は死ぬか生きるしかないわけです。その物理的な現象は説明できないといけません。
どう説明するのか。
小さな世界でのこととは言っても、原子崩壊という出来事は明らかに猫の命と関わっています。
この猫の状態を普通の物理の法則から説明してみせよ。
「シュレジンガーの猫」というのはそんな命題です。
ちなみに刑事ドラマで「ヤマさん、こいつは死後3時間は経ってる」なんて話がありますw。
モノの腐敗が進んでいく物理現象から死んだ時間を特定したわけです。
これに対し、化石なんかを「放射性同位元素」によって年代を判定するという話があります。
これっていつもすごく幅があるものです。
「化石は200万年から300万年のもの」なんて言う。
誤差なんてもんじゃないぐらいの幅があります。
あれは原子の崩壊の確率で測定するから幅があるのです。
アタシはそんな話を聞いたことがあります。
原子の崩壊というのは確率的なものなので、「だいたいこのぐらい」と、幅が出てしまうというのです。
投げたら落ちる、落ちたら壊れる、そんな普通の物理現象とは違うのだと。
ともかく、「シュレジンガーの猫」、この話はとても流行りました。
今でもあちこちで話題に上ります。
ブログでお見かけすることもあるぐらいw。
アタシは科学に関しては半可通の文系ですから、そんなに知見はありません(笑)。
まあ、だいたいのイメージでしかありません。
でも、なんかみんな難しい解釈をなさる。
アタシの簡単な説明でも、そうは間違ってないと思うのですがw(笑)。
それにしても、「量子力学と物理学との対立」に関心があってのことではないとアタシは思う。
それはハッキリ言って、「猫だから」でしょうwww(笑)。
もしこれが「シュレジンガーのイグアナ」だったり、「シュレジンガーのウサギ」じゃダメなのです。
イグアナやウサギだって箱の中では騒がないはずです。
あれだってシュレジンガーさんの実験にはちょうどいい。
もちろん、ペットにされている人もいますしどちらも静かなものです。
イグアナをペットにしていた方がいて、死んでしまった時、家族全員が悲しみに暮れたそうです。
静かに家族の一員として暮らしていた重みを思い知ったんだとかw(泣)。
でも、そんな話にしてたら今日の成功はなかった。
誰もこんな命題を話題になんかしなかったはずです。
だいたい逆に犬なんかを入れたらどうか。
キャンキャンと煩くて、中がどうなってるか説明できてしまう、ってなるw。
声が聞こえているのに「死んでるのか生きてるのか」なんてのも変だ、と。
違う話になっちゃうw。
だからイグアナやウサギじゃダメだった。
「猫」にしたから後世の今になっても話にのぼるのです。
しかし、もともと、この話は禅問答のようなものではありません。
生きてるか死んでるか分からない状態、なんて言い方がよくされますが、それは物理学的な必然に関してのことなのです。
誤解されている話がとても多い。
箱の外から猫缶をキコキコやったらきっと猫だって鳴くでしょうwww。
原子崩壊は確率的なことなので、その猫の状態をどう説明するか、それがテーマなのです。
だから、これは「ロシアンルーレット」みたいな仕掛けではありません。
あるいは「中で猫が生きてるのか死んでるのか、それを知る方法」という問題でもない。
ここがよく誤解されているところだとアタシは思います。
トンチを働かせる命題ではない。
しかしトンチになっちゃあ議論になりません。
だからシュレジンガーさんは量子力学的な現象が反映できる装置を作った。頭の中でw。
理論上は作成可能な仕掛けを作って、これを現実に目の前にあることとして論じようとしたわけです。
物理現象として箱に入れた猫の状態は「見なくても」説明できるはずです。物理学はそういうものなんだから。
じゃあこの装置における猫はどう説明するのか、と。それがシュレジンガーの問いかけ。
もちろん、実際に猫を使ったわけではありませんのでご安心をw。
これが量子力学に関連しなければただのトンチや禅問答になったかも知れません。
架空のファンタジーに過ぎなかったら突っ込みが入ります。
「そんな仕掛けなんてタネがあるだろw? 生きてるか死んでるか、分からねえってんなら、そりゃあ『分かれ目』だ。『生死の分かれ目』って言うもんなw。」
「そういうのはゾンビって言うんだw。死んだまま生きてんだろ。」
なーんて、適当な話で終わってしまうwww。
シュレジンガーさんの命題は空想の仕掛け、ブラックボックスを使った架空の議論ではありませんでした。
「原子レベルの現象を利用した理論上は製作可能な仕掛け」です。
そこから物理学と量子力学の間の矛盾を論じようとしたわけです。
それはリアリティから議論に正面から向き合わせたい、そんな動機だったかも知れません。
何より専門である量子力学そのものを考えたかった。
それで猫です。
どうして猫にしようと思いついたのかw。
マーケティング的に素晴らしい。実に着眼点のいい人だったと言えます。
大成功じゃないか(笑)。
でも、そういう学問的な関心からではなく、「猫だから」というなら、私たちは中にいるのは白猫か黒猫か、それをまず考えた方がいいのではないか。
いや、「ネズミを捕る猫」の話じゃありません。
それは先日にお話した毛沢東と鄧小平の対立の話www。
シュレジンガーの猫の話です。
中に入れるべき猫は「三毛」であるべきではないか、どうかw。
オスの三毛猫。
たいていの三毛猫でオスはツンボと言われます。
耳が悪い。
だから箱の外から呼びかけても答えない。
生きているかどうか分からないという命題をより満足にさせられるのではないか。
なーんてwww。
・・・いや、そこが違うのです(笑)。
ついそんな風に思ってしまうところが間違いw。
それじゃ原子崩壊は予測できないという話にならない。
「いつ猫が死ぬか予測できない状態」そういう話なのです。
しかし「分からない状態」「曖昧な状態」というのは物理学ではありえません。
投げれば落ちるし落ちれば砕けるw。
明らかに仕掛けがあり箱があって、物理学的にはよくある装置のはずなのに予測できない。
これはどういうことか、それを説明せよということなのです。
でも、つい猫のことだから勘違いしてしまう。
やはり猫のところで引っかかるw。
猫に引っ掻かれるんだwww(笑)。
おそまつ
