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お料理上手な人の弱点とは


アタシは料理には自信がある(笑)。
 そう言ってみたら自分には欠点があることに気がついた。
 「マーフィーの法則」。

 最近、やっと衣替えをしたらまた気候が寒くなって逆戻り。これもマーフィーの法則w。


 でも料理は楽しい。作って食べさせてあげるのが楽しい。
 喜んでくれるのが嬉しい。

 こんな休日には、普段から大人しいけど可愛らしい子の一人暮らしに遊びに行ってみる。

 お邪魔しますw♪。
 部屋を見回すと何もない。キッチンは簡素、調味料がほとんどありません。
 冷蔵庫にはビールぐらいしかないw。 醤油もないw。

 いかにも普段から料理してないだろうという部屋。
 毎日、外食と弁当ばかりなんでしょう。若いうちは忙しい。

じゃあ今日は料理して楽しもう、そう誘って材料の買出しに一緒に行ってみる。
 アタシは料理に自信があるw




 スーパーはあまり行きつけない子です。
 まるで異世界のようにショーケースを眺めてるw。

 店内を買い物して回っていると二人で暮らしてるような気分。
 何が食べたい? アタシは聞いてやる。

 ウチに何もないのに料理なんてできる? なんて訝る。

 大丈夫。 散らかさないし余計な買い物はしないからw(笑)。

 きっと醤油なんか買ってもアタシが帰ったら邪魔になるだけですw。
 ズボラってわけじゃない。ただ料理を作らない人だ。


 焼きうどんと魚の煮付けを作ることにした。

 無料の醤油やソースを貰う。
 刺身コーナーでショウガの小袋を貰えばいい。
 砂糖はコーヒーサービスから失敬。

 え? 砂糖はあるんだw。
 油は肉のコーナー、スキヤキ用のラードを貰った。


 何種類か作った。 野菜炒めもした。
 ビニールの中で野菜を醤油で揉んで漬物だって作れる。砂糖を少々。

 こんなキッチンでこんなのできるんだ、驚いて喜んでくれた。

 ね? 暮らしに明かりが灯った気分でしょ?

 美味しい?
 君も食べてみたいな、なーんてw(笑)。

 ムフw。ベッドが狭いw。
 サクランボが美味しいw。 ワカメサラダw。 



 アタシはたいていのものは自分で作っちゃうし、何より味に失敗しない自信がある。
 味見もするけど目分量で作ってもたいていピシッとど真ん中、ストライクですw。
 変化球も自在。意外な隠し味も思いつく。

 困ったらネットがあるけど、アタシは普段はレシピを参考にしない。
 それが楽しいのです。

 ストレス解消して空腹も解消。
 人に作ってあげれば自分はあまり食べ過ぎることもないのがいい。


料理を一緒に作れば距離が急に近づくものです。その場の空気が甘くなる。
 お互いのキュンとした胸の内を感じる。

 洗い物してる手をとってその指をアタシはクチに含む。


唇を吸い、舌をからめてデザートをいただく時間、されるがまま勃っ・・・(略)

  おっ!お゛ーーーーっっ!、ごっほっん、ごほっ、

 ご、ごほごほん(笑)。 げほーーーん・・・ゴホン。

い、いやなんか、ひ、久しぶりにムセちったwww。




 きちんと味見して保障つき、そんなのを食べてもらうと気持ちがいいものです。
 家内は味がピンとこなかったら黙ってるけど、美味しいならちゃんと言ってくれる。

 そういうの、世の旦那衆だって、ちゃんと「美味しいヨ」と言ってあげることが大事です。
 クチに出してあげることが大事。

 そんな奥方の苦言は巷でよく聞くものです。
 いわく、

「旦那ったら何を食べさせても、美味しいとか何にも言わないのよ。」
「作り甲斐がないのよ。何食べても黙ってるの。味オンチなのかしらw。」
「美味しいって言ってくれるのが嬉しいって、そういうのが分からないのよ。」

 などなどw。
 耳が痛いのではないかwww(笑)。

 女性は美味しいものを食べさせたことを褒めて欲しい。プライドがある。
 だから「美味しいものを作ってあげたのに!」なんて言うのです。


 まあ、旦那衆なら同じように別のことを言うんでしょうがw。犬も食わぬw。


 

 我が家では家内が味噌汁を最後のカスまで残さず飲むから分かります。
 あまり汁を好まない家内ですから分かる。ああ、美味しかったんだw。

 ダシがちゃんとしてた。 コクがあった。
 そんな時です。
 美味しいね、って、二人で顔を合わせながら食べるのは幸せなことです。

 なんでもいい。
 「食べること」が嬉しい。
 漬物とご飯と汁だけの粗食でもいい。

 よく漬かった漬物、上手に炊けたご飯、そして味わい深い汁。

 新婚ならまずそういうところから始めていただきたいとアタシは思います。
 ついでにプロポーションも維持できるw。


 乃木大将という人は熟年からは粗食を旨としたとか。
 質素倹約に努めていたと聞きます。

 乃木大将の話、ゼレンスキーは爪の垢でも煎じて飲んだらいいんだ。
 自分は逃げ隠れして停戦も拒否して安全地帯、「我々は最後まで戦う」とは、よくも言う。

 自分の作戦のために犠牲になった部下のため、乃木さんは自刃することを何度も考えた。最後にはその思いを貫徹して切腹、殉死してしまった。
 それは明治天皇崩御の直後だったと言います。


 ただ、そうは言っても料理自慢のアタシには大きな欠点があります。

アタシは味の加減はできても量の加減ができないのです。


 つい汁を作り過ぎてしまいます。
 カレーはいつも残ってしまう。
 お好み焼きのタネが残る。つけ合わせのキンピラさえ余るw。

 漬物だって浅漬けのつもりが、作りすぎて何回かに分けて食べることになります。


 これは重大な欠点ですw(笑)。無理して食うわけにもゆきません。

 これではプロの料理人にはなれません。
 失格です(笑)。
 せいぜい家庭のキッチンでイバっているのが関の山。
 

料理人というのは会計的なことが分かってないといけないのです。



 その昔、子供の頃、それはいつもの通学路線でした。
 車窓から専門学校の建物が見える場所があった。

 電車が、何本も軌道が交錯するポイントに差し掛かると、とたんに辺りが広く開け、遠くにポツンと専門学校の大きなビルが車窓から見えた。

 アタシは子供心に奇妙な光景に思った。
 その大きなビルには「調理師専門学校」という垂れ幕と「会計士専門学校」というのが並んでかかってたから。

 二つの垂れ幕はあまり関係ないようにアタシには思えた。
 調理するのとおカネの会計、カネのことがどうして料理と関係あるのかと子供の頃は不思議に思ったものです。


 振り返ると、それからアタシはバイトを経験したり定食屋に通うようになった。
 飲食業というものを実感するようになった。
 色んなことを見聞し、多少なりとも知見を得たw。

 飲食業という商売にはお金の勘定が必須だということ、それがだんだん分かっていったものです。




 材料を仕入れたら使い切る。
 古いものから使ってゆく。鮮度を考えながらメニューを組み立てておく。

 料理を作り過ぎない、余らせない。
 コストを考えながら材料をピッタリ使って、店を切り盛りする。


 新しいメニューを決めるというなら、いくらで出せるか、ちゃんと値段を決める。
 何食売ったら損益分岐点、固定費がいくら、変動費がいくら、キッチン設備の償却も考えられないといけません。

 そういうことをアタマに入れながら料理を作って出す。
 それがプロの料理人です。

 ただ、「こうして調理したら美味しい」「これは絶品の味だ」、そんなのあくまでオマケのようなものです。
 飲食業経営のキモは会計的なこと。




 ハタから見れば料理人には面白そうなことが沢山あります。
 ダイコンのかつら剥きやキャベツの千切り、魚を三枚におろす、太刀魚を捌くw。

 でも、料理人の技術修行なんてものは実はあまり重要ではない。


 だから、新しいメニューや日替わりがある料理屋さんというのは、ちゃんとそういう会計的なことができている店です。
 それがプロなのです。

 ドラマ「孤独のグルメ」でも「メニューの多いお店」というのが出てきます。
 こんなたくさんの種類の料理をよく出せるな、そんな店。

 ああいう店だってコスト計算がちゃんとできているものです。



 これは何の商売でもそうかと言えば、あまり厳しく考えなくてもやれてしまう商売も多い。

 仕入れて上に乗せて、なるべく早く売る。
 売れば売っただけ儲かる。売る工夫を考えるだけでいい。

 食品スーパーは半額になっても儲かる設定をしますし、場当たり的にやっててもそこそこ商売にはなる。
 仕入れ先と交渉したり接客したり、「物販が面白い」というのはそんなところ。

 打てば成果が返ってくる面白さがある。

 アフターサービスでお客を掴んでみたり、会員になってもらったり。
 工夫することはいくらでもあります。
 

 アイディア勝負という商売も多いものです。



 しかし料理人はいつも同じ味を提供できてないといけません。
 毎日コロコロ味が変わってたら固定客はつきません。

 料理人は意外と自由奔放にやってるわけではないのです。

包ぉ丁ぉ いいいっぽんんんん サラシぃぃに蒔いてぇぇ

 なんてw。

 アイディアというのもほどほどです。
 「流れ板前」なんてのはたいていは人間関係の結果w。

 料理人の本来の仕事は計算、勘定、予測、計画です。

 毎日、どのメニューがどれだけ出てゆくのか、予測もできないといけません。
 プロの料理人は会計的な考え方がないとやっていけない。




 よく、「自宅割烹」なんて言って自分の家を飲食店にしようとする人がいます。
 コロナが始まる前はあちこちで開店してた。

 退職して隠居するのも退屈だ、そんなんで得意の手料理をふるまう店を自宅でやろうかと思いつく。
 人を相手に「美味しい」と言ってくれる、そんな結果が見えることをやってみたくなる。

 アタシもちょっと前はそんなところに人を連れて行った。
 知り合いの隠居に付き合ってよく出かけたものです。


 しかし、ああいうのはたいてい失敗してしまうものです。
 行政の衛生規制がありトイレをわざわざふたつ作るとか、キッチンも店と自宅用に分けるとか、設備投資をかなりしないといけません。
 意外と費用がかかります。

 なのに、商売としてうまくゆかないと回収が出来ない。

 センスがないとすぐに潰れてしまいます。



 飲食業は味ばかりでもないのです。
 ちょっと自宅をカフェにしてお喋りついでに、なんてならまだしも、料理を提供するとなるとちょっと別なものが必要になります。

 「小料理屋でもやるかな」、こういうのは誰でも思うことです。

 ちょっと腕に自信があれば、ツマミを作ったり自慢の味をふるって、のんびりと料理屋なんていい、そう思ったりします。
 でもそれだけでは難しい。
 作りすぎちゃいけない。コストを考えられないといけない。


 まあ、アパート経営にしてもリサイクル屋にしても、古本屋にしても結局は会計的な部分はあるものですが。
 料理人の「イメージと現実」はとりわけそのギャップが大きい気がします。


 アタシの友人で、「いずれは古本屋をやってノンビリ暮らしたい」なんて人がいました。
 彼は本が好きな人だったから。
 みんなそんな風に好きなことを商売にしたがる。

でも、商売ってのは、関わる全てのことが好きになれないと難しいのではないか。



 その点、アタシは料理人じゃない。
 あくまでシロウトです。
 余らせないよう気なんか遣わなくていい。

 余ればドライカレーにしちゃう。あるいは続けてカレー蕎麦を作る。
 カレーだって冷凍しちゃったっていいw。
 食べるこちらが都合を合わせる。

それで、「まあたぁ、また続けてカレーなのぉ?」

 なんて言われてしまうことがあるのはどうかご内密にwww。



 最近、インドネシア政府はパーム油の輸出を禁止しました。
 インドネシアは世界のパーム油の半分以上を生産する主要生産国です。

 これはウクライナに関連して食料価格が上がっていることに対応したもの。
 「食料防衛」ということになるでしょう。

 西側各国はこの件でインドネシアに接触して圧力をかけ始めているようですが、自分勝手なものです。
 自分らで戦争を始めておいてw。

 これから規制の影響が出ることになります。

 そうなるとカレーもどうなるか。
 カレールーのキューブにはパーム油がよく使われています。
 箱裏の原材料に書いてある。


こうなると、料理人は会計どころか国際政治も見ないといけないのでしょうか。


おそまつ


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