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検証、株価操縦銘柄


株価操縦は犯罪行為です。

 不正な市場介入は市場を歪め、間接的に必ず誰かに損害を与えることになります。

 公正なマーケットが保障されていないと資本市場が機能しなくなる。

 ひいては経済が機能しなくなります。
 それは「神の見えざる手」のない不自然な経済です。
 自然ではないから誰もが疑心暗鬼、萎縮したり逆に熱狂したり。極端です。

 健全な発展ができなくなる。

 裏経済ができ、価格が多重構造になり、コネやツテが横行し、独占や寡占、談合が生じる。
 新しい競合の出現による淘汰は望めず、社会の改革や改善は期待できなくなり、独占状態は社会の停滞を固着させてしまいます。




 誰かが思い通りに市場を動かそうとすることはそれだけで罪です。
 どんな理屈をつけたとしても。

 各自が責任あるプレーヤーであるべきであり、誰もジャッジなどしてはならない。
 ジャッジするのは自然な市場メカニズムなのです。

 株価操縦は厳しく断罪されなくてはなりません。




 先日の記事で、SMBC日興に株価操縦されたことで名前の上がった10社のチャートを改めて検証してみました。
 どんなチャートを描いていたのか。

 株価を意図的に高く維持される必要があったという銘柄です。


20220422164410.jpg




 これは週足、つまり一週間ごとのチャートを表示しています。
 比較的中期の期間を見ていることになります。

 2021年の12月からのチャートになります。

 一概には「これだ」という共通点はないように思えますが、少なくとも株価が操縦された銘柄はこんなチャートだということです。

 ここでアタシが感じることを述べれば、ひどく下落を続けているものが半数、思わせぶりなチャートを描いているものが四分の一、荒れてボラティリティばかりの、まるで信用できないチャートが四分の一、と、そんな感じでしょうか。

 少なくともチャートの動きは不自然であることは間違いない。

 作られた嘘がどこかに必ずあるような気がします。




 何度もやっているわけでなくとも、こういう一度でも「手が入った銘柄」というのは必ず一部では知られてしまっているものです。

 証券他社は業界の噂で知るでしょうし、日々の値動きを見ている人は気がついてしまいます。

 すると、これをアテにしたり翻弄しようとする者が現れ、また介入を呼び込むことになります。
 手を出してしまった証券会社は引っ込みがつかなくなる。

 今回のように「逮捕」という事態になったのは何度も行われてたからとされ、わざと東証は看過してきたのか。

 ごく普通のサラリーマンが逮捕され、実行犯として写真に撮られました。
 果たして社会的制裁が加えられるのでしょうか。


 一度信用が傷つけば、どうしたって正常なことにはなりようもないのです。



 本件では、こうした株価操作は慣習的に行われてきたと、SMBC日興の容疑者は供述しています。
 違法性の認識はなかったとさえ当初は供述していました。

 つまりSMBC日興にとってこんな不正は日常的で、すっかり慣れっこになっていたということに他ならないのではないか。


 名前の挙がったところで本件に関して弁明や説明をしている会社はひとつもないようです。

 本来なら、こんなことで名前が挙がっていない会社であっても、「当社の株式は公正な取引がされている」、そう発表するのが筋ではないでしょうか。

 それがプライム市場にいる品格ということではないか(笑)。

 なぜならプライム市場に属す会社は積極的なIRが求められているはずだからです。




 ここで名前の挙がった会社は、投資を呼び込むことが満足にできていなかった会社なのかも知れません。

 投資を常に呼び込むバイアスがかかっていれば処分売りがあっても拾う人は必ず出てくる。
 それが出てくるかどうか、SMBC日興には信じられなかったから操作したのではないか。

 依頼があったか圧力があったか、当該の会社がこうした不正に関与していたかは分かりません。

 しかし、少なくともSMBC日興は「自社の利益のためにやったことではないから違法性はないと思っていた」なんて当初は供述していたのです。


 投資を呼び込めていなかった、だから大株主が株式を処分すれば株価を大きく崩してしまう可能性があったのではないか。
 だから操作されたのではなかったのか。




 もちろん、ということは他の誰かが貧乏くじを掴まされたということになります。

 これはまた修復する必要のある歪みとなります。

 誰かが買わせられたこと、それを言い訳にしてまた手が入ることになります。

 彼らを救済しなければ不信感が増幅してしまいます。
 「こんな会社と関わったらロクなことにはならい」と、投資の手が引っ込んでしまう。
 それは困る。

 だから、また株価操縦がどこかで行われる。

 こうして恣意的な株価の操縦の連鎖が続きます。




 こういう批判をすることは「キレイ事」でしょうか。
 理想論に過ぎないでしょうか。
 しかし、市場の公正さという原則を前提としなくては、そもそも健全性など望むべくもないのです。

 ・・・これは色々と比喩的な話でもあります。
 遺伝子操作にしても、情報操作、世論操作にしても。


アタシは常にひとりのプレーヤー、当事者でありたいと思っています。


おそまつ



※ 今回の株価操縦の話題は今の状況を考えると象徴的に思えます。

 誰かが物事を好きなように操作しようとすると必ず歪みが出るものです。

 崩れたバランスは必ず元に戻ろうとする。

 一度崩れた信頼は二度と戻ることはない。

 必ず何らかの意図が入り込んでしまう。

 わざわざこういうのに手を出す必要はないとアタシは思う。

 

 いずれは今回のことは欧米に返ってゆくのでしょうか(笑)。



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