昼ごはんが焼肉ですと!
昼ごはんに焼肉を食べるというのはちょっとウチではやらないことです。
だいたいアタシは焼肉屋にほとんど行ったことがないw。
食べ放題というのは昔はよく行きましたが、いわゆる「焼肉屋さん」というのは行ったことがありません。
「肉の食べ放題」と「焼肉屋」はどこか違うも気がします。
食べ放題の焼肉に二人で行って、「ちょっとでも残したら罰金」なんてあった。
だもんだから、アタシらは残った肉をせっせと黒コゲに焼いて処分したことを振り返ります。
あれは「C作戦」なんて二人で呼んでたw。
Cはカーボンということ。
食べ残してしまつた肉を炭化させて処分してしまうのですwww。
ああいう食べ放題の店というのは競合店からの嫌がらせを警戒しています。
逆に我々のような普通の客も残すと罰金ということに過敏にならざるを得なかったw。
そんなに大量に残したわけではなかったけどw。
この「C作戦」が家内に大いにウケて、アタシは鼻が高かったww。
どうだ、ってなもんです(笑)。
「よおし、こうなったら残りは燃やしちまおう。どうせわずかだ。」
「えぇぇ? も、燃やすって?」
「残った肉を炭になるまで燃しちゃう。体積も減るし残したことにはならない。」
「う、うん!」
なーんてw。
これに気をよくして勇気付けられ、二人でよく食べ放題の店に行ったものです。
まああんなデカデカと「残した場合はお代をいただきます」なんて書いてあると怖いw。
その流れで寿司の食べ放題をしたことがありました。
やはり食べ切れなくて少し残った。
シャリばかり多い寿司を食わされたもんだからシャリだけ余って困った。
アタシらは刺身が食いたかったんだからw。
家内が恐る恐る聞いた。
「こ、これ。 ど、どうしゅるの?」
「ああ。これか?www 」
アタシは灰皿にその寿司のシャリを乗せた。
シャリにタバコの灰がつく。アタシはそれを皿に戻した。
「ほらな。これ、灰皿に落ちちまってもう食えないんだ。勘弁してもらおうw。」
「し、しょうなの!」
www。悪いことをする時は言い訳が大事ですw。
まあ、そんな非道はともかく、アタシは外食でもまず普通の焼肉屋には行ったことはないのです。
自宅でも焼肉はほとんどやりません。
しかも、肉を焼くなら夜です。そして酒だw。
「昼」と言うのはない(笑)。
これは理屈で言えば決して間違ってないとアタシは思う。
日中の活動のため、早くに糖になるご飯をいただいて運動する。
そして脂肪を燃焼させたら夜にタンパク質をとって筋肉にする。
代謝のことも考えれば正解だとアタシは思うのですが。
だから、我が家では夜は炭水化物はなるべく食べません。
といっても、ピザだの蕎麦だのは食べてしまうのですがw、「ご飯」だけは夜はいただかないようにしています。
アタシたちはそんな暮らしです(笑)。
しかし今回、焼肉セットが安く買えたのでした。
それが全ての始まりでしたw。
パックに揃えてある三種の肉のセット。
「食べ比べ」という趣向なのでしょう。
定価で1580円のが580円になっていた。
600グラム。カキカキしての処分品でした。
でも、アタシは「100グラム100円以下だから安いナ」、そんな程度に思っていた。
そしたら、
「これはいいお肉なのよ!!www」
帰宅後に家内がパックの肉を検分して言ったのです。
そんな家内の号令もあり、アタシたちは意を決して焼肉ランチと相成ったのでした。
これは興奮する。
打ち震えてしまいます(笑)。昼から実に畏れ多いことだw。
ほとんどやらないことです。昼ごはんに焼き肉とは。
いったいどうなってしまうのかw。
まずはご飯をふっくらと炊きます。ご飯茶碗は小ぶりのものを出しました。
漬物を出して、ご飯の友の関係はもうそこまで。
いい肉があるのです。
「スープがあった方が格好がつく」ということで、「蛤と帆立の白だし」を伸ばしてスープを作ります。
これはこういう使い方がメインの調味料のようです。
牡蠣醤油とかアゴだし醤油とは使い方が違うかもしれません。
人参を刻んき、エノキも入れます。
煮立ったら鳴門の新モノのわかめを刻み、仕上げに長ネギをこれまた刻む。
ネギの香りがよい。ふわっとワカメが匂いたつ。
味付けは白だしを伸ばしただけ。少し塩を追加して味を調整します。
うん。カンペキですw(笑)。
さて、メインのお肉はというと焼肉セットです。
牛肩ロースが四枚、牛バラが四枚、豚ロースが四枚ずつ。
半分にして二人で二枚ずつでいいでしょう。
ひとり150グラムです。
二回に分けて焼肉ランチが出来ます。
パエリア鍋を出して一枚ずつそれぞれ焼きたてをいただきます。
油撥ねを想定してキャベツをちぎって土手のようにパエリア鍋の周辺に置きます。
さあ、焼きましょう。
いただきましょう(笑)。
「焼肉ランチ」です。
牛肩ロースはレアでサッと焼いて、ワサビ醤油でいただくことにしました。
とてもジューシーで美味しい。
途中から家内は「アゴだし醤油の方がいい」なんて言って変えてましたが。
生醤油ではちょっと濃すぎるのだとか。
付け過ぎなきゃいいのよw。
肉が柔らかくて上等に感じます。赤身がとても柔らかい牛です。
アタシたちは普段から高い肉は食べません。
半額ぐらいじゃなかなか買う気がしない。
「ああ、これは俺たちには関係ないな(笑)」なんて言って通り過ぎてしまう。
しかし旨い肉ってのはやはり嬉しいものです。
牛バラの脂もよかった。
これはいわゆる「カルビ」とか言われて売られるものでしょう。
「カルビ」なんて呼ばれる肉の部位はな実はいそうで、捏造だとかw。
脂がなんとなくあんな風についていればそう呼ばれるってだけだそうです。
これはタレでいただきました。
醤油系の「生ラムのタレ」というのを使いました。
肉は漬け込まなくてもいい、そのままツケダレとしていただいてもいいタレです。
「生のラムのタレ」なのであって、「生肉のラムを漬けこむタレ」ではないのです。
ここは割と世間的には誤解があるようで、北海道の人はよくご存知。
ジンギスカン用のタレとしてよく肉のパックに添付されています。
ウチはいつか肉に添付されていたのを冷蔵庫で保存してた。
何年前のだ、これ? www(笑)。
最後の豚ロースはしっかりと脂がついていました。
弾力があってしっかりした豚肉の脂身はコラーゲンなのだと分かります。
豚の脂身というのは良い。
これは塩とレモンでいただきました。
爽やかなお味です。
ご飯茶碗とでいただくのは漬物。
焼いた肉なんかをご飯には乗せたりはしません。「孤独のグルメ」の五郎ちゃんじゃないんだからw。
そこは肉とご飯は別々にいただく。
ちゃんと肉を味わって、ご飯で口直しをする。
すごく美味しくてゴージャスな昼食です。
こんなことは久しぶりではなかろうかw。
パックに入っていた肉を二枚ずついただいた。
またもう一回、焼肉セットができる。
昼ですから、そんなに肉を食べてもしょうがありません。
最後に肉汁が出ているだろうと、ご飯のお代わりをすることにします。
茶碗一杯分のご飯をパエリア鍋で焼きました。
ガーリックオイルを垂らしてガーリックライスを作ります。
香ばしい臭いがしてくる。肉の脂がご飯に滲みてゆきます。
卵を落として中で割る。
これをもんじゃ焼きのように、鍋から銘々に取ってさっきの肉を食べていたタレの上でいただく。塩はなし。
味付けはオールスパイスを少しだけ。
とってもゴージャス感のあるシメになりました。
ほとぼりが冷めたらまたやりましょう。
まだひとセットあるわけです。もう冷凍したw。
いずれまた豪勢な昼食を楽しみたいと思います。
今日の流れでまた食べたい。
めいしくおしあがれ
※ 「カセットコンロ・フー」のボンベの予備がもうありません。
それがイワタニの正式な名称です。
ウクライナのせいでガスが値上がりしてるからもう遅いかもしれませんが。
冬でないとあまり使わないのですが予備はあった方が安心です。
楽しい食卓はどんな食材でも美味しくいただけます。
食卓で肉焼いて煙がモクモクなんてことはウチはありません。
穏やかに、弱火でひとつずつ焼いて焼きたてをいただきます。
ん?
やっぱり、焼肉ランチというより鉄板焼きステーキランチだったのかな(笑)。
タレに漬け込んだ肉でないと「焼肉」とは言わないのかも・・・。
分からないww。
「魚を焼きながら食べる」というのはやったことがありません。
鰤とかはなさそうですが、イカ焼きとか、海老焼くとかはありそうだけど。
あれ? そしたら、BBQってことになるんじゃないか?
・・・「焼肉」って、いったい何?www(笑)。
「ホットプレート」をお持ちの方はそこは納得してらっしゃるのかw。
おそまつ
