欧州の差別主義の根深さ
欧州の差別主義はとても根深いものだ。
呆れるほどの優越思想であるし、絶望的なほどの独善。
そして偽善的だ。
こんな風に世界がすっかり変わる少しだけ前のこと。
日本に来たフレンチの観光客と話をしたことを振り返る。
彼らは家族連れで来ていて、黒い少女を「娘で養女なの、アフリカから来た子なのよ」なんて紹介してきた。
慈善の誇りに胸を張るフランス人の両親の前で彼女はバツが悪そうにしていたが、それはまるで彼らのアクセサリーのようだった。
君はどこから連れてこられたのだ、私にはそれをクチにはできなかった。
フランスでも、カトリック教会の司祭ら、聖職者らによるレイプが行われていたことが明らかになっている。1950年代から延々と続けられてきたのだという。
発覚の発端となった米国をはじめ、スペインでもドイツでも、イギリスでもカナダでも、世界のいたるところでカトリック教会関係者によるレイプ被害が今も暴露されている。
これは「スポットライト」という米映画にもなった。
現在のウクライナ報道とは違う勇気あるジャーナリズムによる告発のドラマだ。
カトリック教会に関連したレイプ被害の被害者のほとんどは少年。
未成年の少年たちだった。
フランスの大規模レイプ被害は告発がありながら無視され続けてきたが、やっと調査されるようになった。
これがフレンチたちの偽善と欺瞞の中身かと思うと吐き気がする。
キリスト教という差別意識、彼らはほぼ現代まで口をつぐみ、偉そうな顔をして欧州社会に規範や信仰を教えていたのだ。
まさに宗教は麻薬であり唾棄すべきものだと思わざるを得ない。
カトリック教会のレイプは世界中で起きていたことが確認されている。
それでローマ法王は先日、ウクライナの国旗にキスをしてみせたのだろうか。
ウクライナでは人身売買が横行している疑惑が取り沙汰されているからw。
ゼレンスキーにしても、彼は西側を紛争に引っ張り込もうとしてやたらと子供、子供という言葉を使う。
それはまるで欧州の連中にはそれが魔法の呪文であると知っているかのようだ。
権威やチカラをカサに着て他人を思い通りにしようとする。
絶対的優位を利用して蹂躙する。
そのひとつがレイプでもある。それは形を変えた差別と言える。
それは今、ロシアに対して西欧が言い立てていることと同じではないのか。
いつの間にか私有財産の保障が消えてしまった。ロシア人たちの資産がたいした根拠もなく凍結されている。
イラクに侵攻して民間人をジェノサイドしたアメリカ人の資産凍結はされたのか。
ここ数年、我々日本人は中国人やタイ人が多くなったと思う。
特にそれは都市部で顕著なものだ。
少子高齢化のプロパガンダと、常に外部に解決を見出そうとする無能な官僚の発想があいまって、我が国には外国人が入ってくるようになった。
我々日本人は彼らを見て思う。
「この人たちはルールを守れるかしら」と。
我が国の秩序や法、ルールが彼らには守れるかと我々は心配する。
外国人とて我々日本人と同じだ。
我々は同じ人間として彼らを見る。
そのような態度は公正で、我々日本人の高潔さである。
一方、欧州も多くの移民や難民を受け入れてきた。
それは中東の紛争、彼らの撒いた種であり自業自得なのだが、彼らはそんな状況に懸念することはないのか。
もちろん、欧州在住の日本人のブログを見ても欧州には根深い差別感があることはすぐに分かる。
露骨な迫害さえあって石を投げてくるのがいるというが、では今、あそこまで膨れ上がった移民について彼らはどう考えているのだろう。
実は彼らは何も気にしてないはずだ。
基本的には。
「なんだか最近は汚ねえ犬が街に増えたな」
せいぜいそんな程度の認識なのだ。
なぜなら彼らは自分たちの絶対的な優位を疑わないから。
だから彼らは移民を見ても心配などしない。
そして善意を欺瞞し、受け容れてやっていると胸を張ってみせる。
むしろ移民の増加を心配する方が差別的ではないと言っていい。
未だにフランスは植民地税をアフリカ諸国から徴収している。総額毎年56兆円。
フランスの国家予算の3分の1はアフリカから徴収した植民地税でまかなわれていることになる。
アフリカで産出される天然資源にしても、フランスが植民地としていた国はフランスがまず優先的に購入する権利がある。
こうした収奪に異議しようと政権が変わったとしても、暗殺やクーデターさえ起こしてフランスは権益を守ろうとしてきた。
アフリカから搾取する権利というわけだ。
これが現在までも、今も恥知らずにも続けられている。
それでいながら連中はシレっとしてアフリカの飢餓や汚職政治などの問題を言い立てる。
挙句には「フェアトレード」などと言ってのけるのだ。
少年をレイプしておいてキリストの教えを説く司祭と同じではないか。
この植民地税の名目は植民地時代に投資した資金の回収であり彼らの負債だとされる。
呆れた話だ。
我が国が朝鮮半島に出したカネなどビタ一文も返っても来ない。
植民地ではなかったから権益もなかったがwww。
このアフリカからの搾取が念頭にあったのだろう、最近、アフリカ諸国会議か何かでロシア支持を表明した大統領がいたそうだ。
いわく、西欧諸国は公正な貿易をしないがロシアは違う、と。
ウクライナの問題はそちらの問題であり、知ったことではない、と。
先日も書いたことだが、調子に乗っていると我が国は「名誉白人」の汚名をまたも負わせられることになるのではないか。
もはや公正な報道などほとんどない欧米ジャーナリズムだ。
それは嘘と欺瞞に満ちている。
西側の誤魔化された情報に振り回され、西欧の無法に我が国は加担しているのではないのか。
どだいウクライナ支援だのと我が国が一緒になってやる意味があるだろうか。
特定の紛争に我が国が関わる意味があるだろうか。
紛争など、どちらかが正当だなんてことはないのに。
分からないのに。
このことに関しては韓国が面白いと思ったw。
このところ、すっかり韓国への関心はなくなって忘れていたほどで、あそこの話などもはや笑い話でしかないのだが、彼らのウクライナへの扱いというのは興味深い。
武器提供は断ったし、ゼレンスキーの議会演説には出席者も少なく、ミサイル工場の見学をウクライナがしようとしたらすっぽかしたそうだw。
ゼレンスキーはその議会演説では朝鮮戦争まで引き合いに出して支援を訴えたそうだ。
厚顔無恥。アメリカでは真珠湾を引き合いに出した。
あちこちで舌を使い分けてカネや武器をせびっている。
やはり「同類」というのは分かるものなのだろうかw。
さすがにこれには感心せざるを得ない(笑)。
日本は「国連主義」なんてずっと言ってきたものです。
紛争の解決は国連と言う場でやろうと積極的に国連にコミットしてきました。
今回のウクライナ紛争ではそんな声がまるで聞かれません。
すごく不思議です。
あの「中国の犬」(笑)、WHOのテドロスがウクライナ紛争で騒ぐ西側にチクリとやったそうです。
いわく、「各地で紛争や戦争が起きているなのにウクライナ紛争ばかり、黒人の命には関心が持たれていないかのようだ」と。
人道危機に陥っているのはエチオピアのティグレ州やイエメン、アフガニスタン、シリア。これらの地域はウクライナと同等の注目を受けていないと指摘。
ウクライナに対する支援のごく一部に相当する支援しか寄せられていない、と。
珍しく正論を言ってて笑ってしまった。
たまには明るい話もありますwww(笑)。
おそまつ
※ このところ、まともにウクライナ問題について発言していたような人たちが矛を収めています。
なぜか流れにまかせようとしている感じ。
ここだけの話www(笑)。
このムードを借りて憲法改正ができればいいじゃないか、そんな打算があるのかも知れません。
個人的にはあまり実直なやり方には思えないけど。
でも、そういう割り切りができる人が政治をやるもんなんでしょう。
アタシはどうしても引っかかって説明したくなっちゃう。議論しようとしちゃう。
でもほとんどの人が流されやすく気まぐれで、責任なんか感じない。右向け右なんてやっているというなら説得は無駄。
ならば結果を出すべき、そう思うのが正しいのでしょうか。
ウクライナへの支援金も安いものだ、と。
岸田がそんなことを考えてやってるとはとても思えないのですがwww。
いや、これは「陰謀論」です。 信じちゃいけませんw。
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