ウィルスミス、十年間オスカー出禁w
これは正直、結局はハリウッドのくだらない話にしか過ぎません。
だからあまりネタにしたくはありませんでした。
でも騒動には一定の決着があったようですし、日本でも騒がれたもんだから取り上げてみます(笑)。
オスカーの授賞式でウィルスミスがノミネートされた。
彼はオスカーの候補になっていた。映画のアカデミー賞です。
いよいよオスカーの発表。
司会を務めたコメディアンは以前から、そのウィルスミスをひどく意識していた。
ネチネチとよく絡んでいたそうです。
で、司会者のクリスロックは出席者紹介にジョークを言った。
「おいおいウィル、今回もこのゴージャスな場にご夫婦で現れてんだな」
「どうなりますことやら、ワクワクでんなw」
「俺としては奥様の方にGIジェーンの続編を期待しちゃうんだけどww」
なーんて笑いをとろうとした。
「GIジェーン」というのは軍隊に志願した女性が丸刈りになるのが有名な映画。
別にそれがテーマではありませんけど(笑)。
ウィルスミスの妻というかつれあいが、若ハゲに悩む挙句に丸刈りにしていることを揶揄したのですw。
まあ、何度もやられたらキレるわねw、って?
オトコに対してはよくハゲをネタにするくせに!
とんだ差別じゃないか!www
オトコのハゲはジョークのネタでオンナのハゲを取り沙汰するのは悪質だってのか!(笑)
ところがウィルスミスはこのジョークに最初は笑っていたのです。
それを横にいた奥方がキッと睨んだ。
それでウィルスミスは突然立ち上がって壇上に上りツカツカと司会に寄っていった。
ばっちぃぃぃぃん
彼は司会を思い切りひっぱたいた。張り手です。
殴ったわけじゃない。
司会のクリスロックは負けじとジョークにしてその場を収めようとした。
「おっ、おい。痛てえよ、マジひっぱたきやがった。でも効いてねえw。」
「奥方を褒めたらとたんにこれだよ。www」
なーんて。
席に戻ったウィルスミスはそこからなぜかヒートアップしていった。
「お前!二度と俺の妻の名前をその汚ねえツラでクチにすんな!」
なんて興奮してた。
後になってアカデミー協会はこれが「暴力であった」として問題にしたのです。
処分の結果は十年間オスカー出禁。
これが今回のアカデミー賞の騒ぎの顛末です。
このニュースは鼻くそをほじくりながら、「へぇ」なんてみんな思ってたでしょう。
いや米国でもそうみんな思ってたはずです。別にたいした話ではない。
しかしこの両者、登場人物はしかし全員が黒人だった(笑)。
からかわれた奥方も黒人、ウィルスミスも黒人、そして下劣かどうかはともかくとしてジョークを飛ばしてキレられひっぱたかれたのも黒人だった。
みんな黒人。
なぜか、その時はみんなして笑い飛ばしていたのでしたが後で白人優位と言われるアカデミーがこれを問題にしたのです。
どういう筋からこれが問題になったのかは知りません。
少なくとも、ひっぱたいたウィルスミスが取り押さえられたとか、ただちに退場させられたという騒ぎはなかった。
でも後で問題になった。
なぜ?
ここにも差別意識というのがあります。
「黒人は暴力に訴えることが多い」という決めつけがある。
だから暴力はいけないなんて言ってこういう処分をする。
暴力なんて誰でも使う。
そして「どんな理由があっても暴力は許されない」なんておキレイなことを言って上から目線、ウィルスミスを十年、アカデミー賞に出禁にした。
しかしこれが白人同士のことだったらどうなのか。
まず間違いなく問題にはならないでしょう。
今、米国社会にどんな黒人差別があるのか。
黒人が警官に撃たれることがあります。しかし銃を持ったり犯罪歴のある疑わしかった連中も多い。逃げたのもいた。
誤爆、というか事故はあったかも知れませんが。
黒人社会は警官に対する敵意を正さない。しかし警官も黒人が多いのですがw。
銃を持った警官に、たとえオモチャでも子供が銃口を向けるでしょうか。
そんな歪んだ反抗心こそトラブルの元なのではないか。
わざわざ差別に甘んじようとしているところはないのか。
優先的な大学入学、特別雇用、その方が得になる。そしていいクジを引いた連中は貧乏くじのままの黒人に妬まれる。
米国では、ベトナムでも、その昔のノルマンディでさえ同じ釜のメシを黒人と白人が食って戦争に参加しています。
すでに色による差別なんかなかった。
戦争してんのにそんなことは言ってられない。
リンカーンが奴隷解放宣言をした時のような黒人差別はもはやなかった。
黒人は奴隷制時代の影響で不遇な時間が長かったかも知れません。
黒人の社会的地位は低かった。
ドラックの密売に明け暮れ、盗品売買、ギャングの抗争ばかり。
そうした行動が被差別意識からのものだったか、どうか。
個別にはあるかも知れませんがそれが原因であったとはできません。
しかしそういうことを言い立てて利用しているのが近年います。
それがBML、「黒人の命も重要」みたいなスローガンです。
トランプ降ろしの道具にも使われたものです。
それにしても「出禁」って(笑)。
よく聞く言葉ではあります。
暴れてどっかのBarを出禁になったとか、飲食店を出禁になったとかw。
こういう言い方で間違ってしまっているのをたまに聞くことがある。
これは英語の問題。
「こっちに早く来いよ」
なんて電話で仲間から催促される。
「ああ、今、行ってるって。」
俺はそっちに向かっているよと答える。
これは英語だと「アイム・カミング」なんです。
だけど日本人だと「アイム・ゴーイング」なんて言っちゃう人がいます。
それだと「おいおい、どこに行くってんだよ」ってなっちゃうw(笑)。
言葉の元になる感覚が違うことはあるものです。
これ、男女のむつみあいでも笑い話になることがあります。
西欧の女性が「アイム・カミング」と言う。
日本語にすれば「イク、」「イっちゃう」という意味です(笑)。
絶頂、エクスタシーに登り詰めるというのをそう表現する。ごく自然に誰でも出てくる言葉です。
まだ性的なことが開発されてなくても、たいていの女性はオーガズムの時は自然にこの言葉が出てくる。
しかしそこで日本男児が「アイム・ゴーイング」なんて言っちゃったらどうか。
「ちょっと、どこ行こうってのよ!アタシを見て!」
なんてなってお互いに笑っちゃうw(笑)。
むつみあい、それどこじゃなくなっちゃう。
いや、何もリアルにそんなことがあったなんてアタシは言わないw。
言いませんともwww(笑)・・・(略)
差別主義だ!そういう奴はたいてい知的レベルが低い!
なんてことを言った人がいます。さもありなんとは思った。
それってどうなのかなぁ、分かってんのかナと、アタシは思ったw(笑)。
きっとご自分では分からないでしょうからw、同じことなんですが、ちょっと言葉を変えて言ってみましょう。
差別主義者はビッコを引いてるのが多い!
そう言ったらどうか。
同じことなんですがw。
結局、言ってることが自己矛盾、ご自分こそが差別的なのです(笑)。
ウィルスミスのやったことを暴力と言い立てる。そして公正さや反暴力という建前を使って罰しようとする白人的な上から目線。
普通に謝らせて手打ちではないのか。
まあ今の白人は逆に不遇な人が多かったりします。その問題は「庇護される黒人に対して白人が疎外されている」そう感じていること。
まず「差別なんてもうない」ってところからはじめたらどうなか。
もちろん「ビッコ」なんて言葉は放送禁止用語です。
差別的だとしてパブリックでは引っかかってしまう。
・・・まあ、アタシは最近はビッコ引いてる状態なんですがwww(笑)。
別に気にしません、膝が痛えだけw。
おそまつ
※ アタシは黒い猫を差別しない(笑)。
「黒い猫は不吉だ」なんて昔は言われていたものです。
今でもそう考えられている国や土地もあります。
日本でもそんなことを言われていたところがあったはずです。
今は言わない。全く聞かない話です。
気がつかないでいると差別なんてなくなっちゃう。そうでないとなくならない。
ところが、忘れてるというのにわざわざ言ってくる人がいるんだww。
「ちょっと、まさか黒い猫が不吉だなんて思ってやしないでしょうね」
なーんてwww。
差別的なことを温存してしまう。
夏目漱石の猫は黒かったようです。
