令和四年大阪春場所、千秋楽!
大相撲、令和四年大阪場所!!!
若隆景優勝! キタ━━━(゚∀゚)━━━!! おめでとう!
さすがの大一番、「背負ってるものが違うぜ」、そんな感じの優勝決定戦でした。
最後に制したのは若隆景でした。
彼はずっと「福島の復興」ということを言っていた人。
郷土を背負って相撲を取っていた男です。
うん。さすがとしかいいようがない。w
頭が下がる。
漢です。
そして、とにかく大人なヒトだと思うw。アタシは恥ずかしい(笑)。
連れ子も含めて四人も子供がいれば大人になるものかw。
もちろん、高安も恥ずかしくはない相撲ではありました。
わずかの最後の土俵際、チラりとメンタルが見えた気はしたけど(笑)。
「本割」では対等の星だったのです。
おかげで若隆景は殊勲賞を貰えなかったw。
今場所の若隆景は殊勲賞が貰える可能性がありました。
その千秋楽で課された条件というのは「勝って優勝すれば」というものです。
この条件はちょっと厳しい。
本割、つまり通常の対戦で勝ち、高安が負けるとか、あるいは優勝決定戦になって優勝なら貰えるというものです。
それが若隆景も高安も、琴乃若さえ負けてしまいます。
緊張もあったのか。
結局、若隆景は優勝決定戦だけで優勝を決めたことになりましたから、本割ではない。番外。だから賞の条件には該当しませんでした。
賞の趣旨は分かりますが厳しいw。
それにしても今場所は最後の最後まで楽しめる大相撲だった。
何年かぶりの大相撲だった感じです。
アタシは何年かぶりに相撲で泣いてしまったwww。まだその余韻が醒めやりません。
特筆すべき場所、記憶に残る場所だったとアタシは思います。
そしてこれが吉兆となればいい、そう心から思っていますw。
先日の記事にコメントをいただきありがとうございました。
アタシは真相が明らかになればいいと思います。
つくづく今場所は実に面白い場所でした。
取り組みも面白いものが多かった。
見所がいつになく多かったように思います。
特別な場所だったと思います。
千秋楽に勝ち越しがかかる力士も多かった。
どの取り組みにしてもハラハラするところ、気を揉むところがありました。
最後までピリっとしたところがあった。
何かに感謝したくなる気持ちになります。
また、今場所は解説の北の富士が変なアナと組まされることがなく、勝昭も大いにリラックスしていて楽しめたというのも大きいw。
普通のアナウンサーが相手だと彼は色々と話してくれる。
吉田と藤井はおかしなアナウンサーで、この二人が相手だと北の富士があまり喋ってくれない。
つまらくなる。
藤井は竜電が勝ち越しを決めたインタビューで同部屋でコロナで亡くなった勝武士のことを引き合いに出して質問したことがあります。
竜電はポカんw。呆れた話だ。
何を言ってるのかという感じだった(怒)。
この二人はちょっとおかしい。
まあ、吉田アナが天敵の舞の海と組んでいるときは面白いのですwww。
舞の海の妄想話に吉田がイラつくのが分かりますw。
その竜電は十両優勝を決めました。おめでとう!
目を見張る強さでした。
以前、出身山梨ということで市役所で竜電をお出迎えした時の話ですが、彼は全ての女性たちの顔をひとりずつ、ちゃんとしっかりお顔を見て通っていったそうです。
婆さんもオバさんも、尾根遺産も関係なくww。
たいしたものではないかw。
この千秋楽までヤキモキさせられた「勝ち越し」というものですが、これはすごくお相撲さんには大事なことです。
千秋楽まで7勝7敗、勝てば勝ち越し、負ければ負け越しとなります。
お相撲の番付というのはスゴロクみたいなものです。
横綱や大関は別ですが、勝ち越せば上に上がるのが基本。負け越せば必ず下がります。
例えば8勝7敗となるとひとつ上に上がれるのが基本です。
10勝5敗とか、たくさん勝てば5つ6つと位が上がるのです。
それでも単純にはゆきません。
同じ番付は東西ひとりずつ。込み合ってたりすることもあります。
だから他の人とぶつかったら上がらないとか、追い抜いてしまうとか、押しのけて上がるとか、そんなことがあります。
場所終了後の番付会議で親方たちは自分の弟子をなるべく上げようと丁々発止のやり取りをすることもあるんだとか。
アタシは相撲はニワカレベルですからよくは知らないのですがwww、下の番付、幕下や序二段だとこれが少し違う気がします。
上がるのが倍になったり、対戦した相手が上の人でそれを破って勝ち越したら大きくジャンプするとか、そんな番付の動きになるような気がするのですが。
あくまでアタシの想像ですがw。
ただ、負け越した人は絶対に番付は下がらないといけません。
でも星の数だけが基本。
これに対して勝ち越した人の場合、上が下がってこないと上がれない、そんなことがあります。
勝ち越してコマを進めれば三役のはずなのに三役に空きがないもんだから上がれない、そんなこともあります。
こういうのを「番付運」なんて言うそうです。
「勝負は時の運」というのはあるわけですw。
それを言ったら、前日の土曜日の正代なんて「運があった」と言えるかも知れません。
いくら調子がいいとか、元大関とは言っても、高安は番付は少し下です。
高安は前頭七枚目。
本来なら高安は大関の正代と対戦はないのです。
それが高安が優勝争いに絡んだのでぶつけられてきたわけで、正代の側からすればラッキーと言えたかも知れませんでした。
そんな風に番付的なことを考えたのかどうか、見事に正代は高安を破り勝ち越しました。
危なかったw(笑)。
その勢いなのか千秋楽でも彼は若隆景を破ってしまう。涼しいもんですw。
この人は面白いww。
前日の土曜、正代はカド番ですからなんとしても勝ち越さないといけませんでした。
カド番で負け越すと一度関脇に落ちてしまいます。そこで10勝以上しないと大関に復活できません。
カド番のことがあったのか正代を激励するタレ幕が写ったことがありました。
これには爆笑したものです。
いわく、
「正代直也の『直』は『立ち直る』の『直』!」
って書いてあったのですw。
なんちゅうタレ幕か(笑)。
激励してんだかクサしてるのか、まるで分かりません。
腹が痛てえwww。
「直也」って、お相撲さんにはちゃんと「名前」があります。
シコ名に名前と苗字がある。行司も。
呼び出しさんだけは名前しかありません。
本名にミドルネームを持つ人もいますが、それはシコ名にはならないみたいです。
今場所で新入幕した荒篤山関は負け越してしまいました。残れるかどうか。
彼は「荒篤山太郎」と言います。
でも本名はジャスパーケネスつうwww。なんちゅう名前かw。
フィリピン人のご母堂がいる。
土曜は志摩ノ海の化粧回しが見れましたからご覧になった人もいたでしょう。
だが断る。
実にカッコいい化粧回しではないかw。
彼は千秋楽でなんとか勝ち越せた。めでたい!
「だが」なんて、これは話し言葉ではないんだけど、それを会話で言うところがとても面白い。
文章ならともかく、「だが、」なんて普通は使いませんw。
ネットの掲示板ではおなじみで、アタシは前からよく聞いてた言葉でしたがマンガとは知りませんでした。
だが来場所はもっと目立つ。
・・・だ、だといいんですがw。
そして高安関。千秋楽までもつれこみ、優勝決定までなだれこんだ展開はいつになく面白かった。
優勝はならなかったがそれもまた運命ですw。
この土曜のNHK解説は元稀勢の里の二所の関親方でした。
高安がリードしていましたから土曜に勝つことは大事だった。
さて、高安の取り組みになり、二所の関親方も緊張してしまったようでした(笑)。彼は高安の兄弟子に当たります。
「集中して見てます」って、解説じゃないのかw(笑)。
そして高安が負けたら無言になっちゃった。すっかり黙ってしまった。
彼らはどれだけメンタルなのでしょうwww。
親方になっても、「三つ子の魂、百までも」でしょうか。
麺食べて、タレつけて、そしてまた麺。
メン・タレ・メン(笑)。
ツケ麺大王グループかっ!(笑)。
今場所は追手風部屋にちょっと注目しました。
翔猿という力士は面白い取り組みをするのです。見事に勝ち越し。
今場所も大活躍でした。
この、追手風部屋所属のお相撲さんをざっと挙げてみると、大栄翔、大翔丸、大翔鵬、なんてのがいます。
大栄翔は優勝力士です。
他に大雄翔、大喜翔が幕下に。
三段目には大翔樹、大飛翔、大翔成、大翔宗なんてのも。
序二段には大翔、大翔浜、大翔城・・・。
え? どういうことか?(笑)
お分かりいただけるでしょうか。
なんだかシコ名が紛らわしい。混乱するんだっ!www
こんな名前じゃ覚えられんぞ!w
確かに大栄翔は優勝力士でありながら、それまでは上に番付を上げても暫く名前を覚えてもらえなかったフシがあります。印象がすごく薄かった。
引退した把瑠都が来日して相撲中継の解説をしてたとき、大栄翔にひどく同情していたものです。
「もっと声援や拍手があってもいいのに」、と。
分かるw。
それにしても追手風部屋のこの名前のセンス。ちょっとおかしくないか(笑)。
シコ名で混乱することは必至なのですw。
親方にしたって各力士の名前と顔が一致しているのかw。
しかし、この部屋には他にも力士がいます。
かなりいい力士が揃っている有力な部屋であることは間違いありません。
他には剣翔、遠藤、翔猿という力士がいるのですが、はて? いったい彼らの場合はどういうことか。シコ名が違う。
お相撲さんというのは人気商売です。まずお客さんに名前を覚えてもらわないといけません。
だから、彼らはちゃんと混同されない名前を選んだクチだとアタシは思う。
追手風部屋式のシコ名にはしなかったのです。
事実、翔猿はシコ名を自分で考えたと言ってます。
遠藤は本名のままです。
大栄翔が上がってきた時、大翔丸もいてゴッチャになった。
相撲ファンはけなげにも「ダイエーと大丸」なんてデパートの名前を連想してなんとか覚えようとしたものです。
優勝して大栄翔はさすがに記憶に残るようになりました。
でも優勝してからちょっと苦労しているところがあります。
「次は大関」なんて最近はちょっと言われなくなってしまった。
考えると、大栄翔はシコ名で埋もれていた方がよかったのかも知れません。
注目されるよりも目立たない方が勝てたのかも知れない。
人はそれぞれです。
しかしこういうシコ名のつながりというのは相撲的にはよくあることです。
千代の富士の部屋は「千代」と付きます。
他に「琴」とつく部屋、そして「車」とつく尾車部屋。解散しちゃったけど。
「冠言葉」みたいつけることがあります。
それにしてもこの部屋www、この「大」なんて、お相撲さんなんかが好きな言葉です。
翔も入れてるけど、なんだか文字を組み替えしてるだけに見えます。
なんとかならないものかw。
注目された新大関のヒー君こと御嶽海久司関はやっぱり計算が間違っていたようです(笑)。
序盤は3割ぐらいで戦って、負けるようならとっとと休場してしまう。
あわよくば3割のパワーで勝ち続け、パワーが温存できれば終盤に向けてパワーを上げていって優勝を狙う、と。
そんなパワーセーブ方法は本来は横綱がやる方法なのですww。
果たして千秋楽では100パーセント出して勝てたのか、どうか(笑)。
ヒー君も本名にはミドルネームがあったはずです。
確かジャスティンwww。ご母堂はやはりフィリピンの人です。
らたまいばしょで
おそまつ
