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年金に風穴を空けられるか


政府は年金が今回減額されることを受け、年金生活者に給付金の検討を始めたとの報道がありました。

 ウクライナのこともあり今、我が国の物価は明らかにインフレ傾向に傾いています。
 しかしこれまでの経済指標に照らして、マクロ経済スライド制度が発動して年金額が下がります。
 これはそのための緊急措置だということです。

 またも誤魔化しが始まるのでしょうか。

 スライド制ってもうややこしくて、賃金スライド、物価スライド、そしてマクロ経済スライドで年金が算出されるというのですが、結局は適当なコジツケ、ペテンに過ぎません。

 いったい日本の年金とはどんな趣旨の制度なのか。
 その矛盾はもはや「闇」です(笑)。



 高齢化社会となったため、現役世代による負担という神話はとっくに崩れています。
 年金制度が前提として試算していた経済成長を実現できなかった責任を政治も官僚も取りません。

 現在の少子高齢化はそのしっぺ返しです。

 現実に合わせて年金制度を新しく組み立てることもせず、あちこちにトリックや仕掛けを作って誤魔化してきたというだけです。




 政治家は票を失うのが怖い。
 有権者は現実から目を背けようとします。

 そして官僚は何十年というライフサイクルでの天下りという汚職構造にしがみつく。
 彼らは制度を変えたくない。

 「世代間負担」などという言葉が今も独り歩きし、既得権益とばかりに年金受給世代は恩恵を享受することばかり考えてきた。

 そしてそれがひいては現役世代の活力を高齢者世代が奪い、我が国はダメージを受け続けてきたのです。


 挙句には政府は外国人を受け入れて問題を薄めようする始末。

 年金受給世代に対して判断を突きつけるような政治家は皆無だった。



 だいたい政府が「デフレ対策」と言っていたのも年金が一因でもあります。
 インフレになることで年金の誤魔化しができるからです。実質的に減額になってもそれは物価のせいにできる。

 安くて便利、お得で快適。それは当然のことです。
 ところが、「デフレ脱却」という論陣を張ってきた官僚はそんな市場原理まで否定しようとしてきた。

 景気の「気」、「気分」などまるで考えてなかった。

 百均なんかとんでもない、もっと物価は高い方がいいと言う。
 それは消費税の税収ということにもつながるから。
 なんという本末転倒な論理であることか。

 これは財務省からもきている話です。

 デフレ対策は「薄める」ということ。見えなくさせる。

 つまり無駄、ムラを増やせということ。
 ムラとデフレ脱却を履き違えている連中がいる。
 それが財務省ムラ(村)ということwww。




 年金制度はこれまで誰も手がつけられなかった。
 デフレ時に物価にスライドして下がるはずの年金が下がらず、現役世代の負担ばかりが増えていったのです。

 インフレとなれば好都合です。しかし年金生活者は苦しくなる。
 これは年金受給額を減らされたくないと抵抗し続けた世代がしっぺ返しをくらっていることになる。

 これは、政治がきちんとした説明ができず、票をアテにするばかりでデフレ下でもまともに給付額を下げなかったこと。
 制度としての年金制度を維持しようと狂奔するばかりだったこと。
 そうした愚策による結果です。

 やっと法を改正してスライドにし、算出方法を複雑にすることでやっと誤魔化せるようになっただけのことです。
 それがマクロ経済スライドです。

 そのルールをまたも破るのか。
 今回の給付金はそんな風に聞こえてしまいます。

 いや、実はそうでない可能性もあるのではないか。



 そもそも年金というのは「保険」だとされてきました。
 掛け金に応じて受け取れる社会保障、保険なんだと。

 この前提を動かせないものだから「所得配分機能」は当然に働きません。

 つまり、カネ持ちだろうが、貧乏人だろうが平等に受け取れる権利があるというわけです。

 これを所得に応じた支給や資産に応じた支給に変えようとすることは「年金」というものの虚構を揺るがすことになります。

 受給できる「権利」が侵害されるという批判を呼ぶ。

 十分な資産がありながら、自分には年金を受給する権利があるのだといつまでもゴネる世代がこれを支えてきました。

 だからここまで歪み、始末がおけなくなってしまった。
 アタシはそう思います。



 で、今回はどういうことなのか。

 アタシはいよいよ年金制度に所得配分が持ち込まれる契機となるような気がしています。

 簡単なことです。
 カネに困ってなければ年金受給など必要ない。
 それを「権利」だなどとする考え方は本来の「社会保障制度」からすればおかしいのです。


 どんどん年金の実質受給金額を下げてしまえばいい。
 一方で所得や資産に応じた別枠の給付をすればいいのです。
 そうすれば生活困窮者への対策はできます。

 
 結果として、実質的に年金受給は所得や資産に応じてされることになります。
 
 どうか。

 「所得スライド」で滑り込みセーフとなるでしょうか。


おそまつ

 

※ コロナという未曾有の事態でも意外と困っていない。

 高齢者はコロナで亡くなっていますがカネには困ってない。

 政府にはそれが分かったのではないか(笑)。


 流され、感情論ばかりの大衆にはめくらましが必要になります。

 マスコミの煽りにいとも簡単に騙されるのだから誤魔化さないといけない。

 ウクライナに募金する始末です。

 そのカネで連中は人を殺す武器を買うのです。

 憲法九条が聞いて呆れる。

 まあ誰かのポケットに入るのが関の山でしょうが(笑)。


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