チョコボール・タワーの崩落
買い物に出かけると最近はゲーセンに寄るのが日課です(笑)。
貯メダルで20分ぐらい遊んで帰る。家内も楽しみにしています。
歩いていると、まだピカピカの家が中から荷物を運び出していた。
建具なども運び出していたから「夜逃げ」ではないようです。
どうも解体するらしい。
またアパート併設の住宅を作るのでしょう。
バブルとしか思えない状況。
さて、買い物の帰り道、ゲーセンに寄ってみるとUFOキャッチャーのようなので遊んでる人を見かけた。
親子連れで挑戦していた。
このUFOキャッチャーというのは、家内によればもはや「クレーンゲーム」ではないんだとか。
物理的にクレーンで取るという遊びではないと言う。
UFOキャッチャーは「確変」みたいなモードがあって、取れる取れないは機械が決めているんだそうです。
だから昔にクレーンゲームをやって楽しんでた人たちは去り、今は仕掛けを知らない人たちがやっているだけなんだとか。
物理的なものに見えるクレーンにそんなルーレットみたいな仕掛けができるのか。
アタシは半信半疑。
「当たる」という時はクレーンのチカラが強くなったり、バネが強くなるとか?
考えたらちょっと感心してしまった。
こういうのを「ゲーム・チェンジャー」と言います。
これまでのゲームの性質や本質を根本から変えてしまうような人、仕組み、仕掛け。
見ていると、親子はどうやらお菓子のチョコボールを取ろうとしているようでした。
クレーンを使って揺らして、崩して落とす。
これがどうしたらアルゴリズム的にできるのか。興味深い。
親子はそのまま諦めて帰ってしまった。
チョコボールが積み上がり、タワーのようになっています。
こういうのは従業員が作るようでよくゴソゴソとやっているのを見ます。落ちそうな雰囲気を演出してカネを出してもらう。そんな商売(笑)。
見るとタワーはフラフラと揺れている。
ふと、珍しくアタシは百円玉を一枚入れる気になった。
家内はモンハンのメダルゲームのところに行ってしまったし。
クレーンを適当に動かして降ろすと、見事に一発でそのチョコボール・タワーが崩落した。
あのアメリカのビル解体みたいに崩れた。
柱など、ポイントを的確に爆破するとビルがドミノ式に崩落するアレです。そして瓦礫が広がったりしない。キレイにその場所に崩れてくれる。
あのやり方は日本ではほとんどやられていません。
爆破技術も必要ですし日本は安全確保が煩い。
日本は国土が狭いから、なんて規制庁は言うでしょうが、アメリカではすぐ隣にビルがあるのに平気でやってしまいます。
規制を緩和すればあちこちの廃墟ビルや廃墟ホテルがもっと格安で解体できるのに。
全国で問題になっている経営破たんした廃墟ビル。
ホテルなんかが放置されているのですが、観光地の景観を害しています。
最近は観光庁がカネを出して解体に補助金を出してくれるらしい。
人の不始末を税金で補助するというのですから、なんだか最近は税金の使い方がメチャクチャです。
チョコボールが受け取り口にドシャドシャ落ちてきて一杯になりました。
見事にゲット。
チョコボールは3種類、合計で32個も貰えました。ガムも混じってた。
家内は呆れてたけど、まあ結果オーライですw。
こういう駄菓子は久しぶりです。
アタシは酒呑みですので甘いお菓子はほとんど食べません。
だいたい子供の頃もチョコボールなんて買ったことがありません。
友人からちょっともらって食べたという記憶しかない。
「金のエンゼル」、「銀のエンゼル」が出たら「おもちゃの缶詰」が貰えるという話。
そんな話は知っていますが、当たった子がいるなんて聞いたことがありません。
「金銀のエンゼル」のことはちゃんと箱に書いてあった。
今でもやっているのです。感心したw。
昭和が帰ってきた感じw。
アタシはチョコボールを積み上げてキャビネットに飾りました。
しかし箱を開けてもかすりもしません。
「金のエンゼル」なんて気配すらない(笑)。
きっと大変な確率なんでしょう。
だいたい何が貰えるのか、それが分からないw。
「おもちゃの缶詰」って何か(笑)。ロクな説明がありません。
それになんで缶詰に入ってる必要があるのかw。分かりません。
まさか「大人の」ってのがあったりして・・・ww(略)。
なにしろ「チョコボール」って言うぐらいだからw。
この駄菓子は昔からそうやって子供心を刺激してきたのでしょう。
まあ、今なら必ず誰かが公開してしまっているでしょう。
当たった人がブログなんかに中身を公開してしまって、ネタバレ。
興醒めなんてことw。
今はネットの時代ですから、しょうがないのか。
でもアタシはググりませんよw。見たくもありません。
隠されたものは隠されたものとして見ない方が幸せというものですw。
チョコでコーティングした丸いお菓子です。
食べたらキャラメルがくるんであって歯にやたらとくっついた。
これにはちょっとガッカリ。
こんなの30箱も貰っても困る。
でも「ストロベリー」と「ピーナツ」があって、そっちは中身はキャラメルじゃなかった。
よかった。安心したw。
美味しくいただいています。
3種がだいたい同じぐらいの数ありました。
店員はタワーにする時はそんなバランスを考えるんでしょう。
しかし、昔はもっと中身が入ってたような気がしないでもない。
これも「軽量化」でしょうか(笑)。
そして箱にはQRコードやアレルギー表示、カロリー表示など、やたらと色んなことが書いてあります。
その昔はQRコードもなかったでしょうし、アレルギーもカロリーも表示はなかったでしょう。
昔はスカスカの、空白スペースの多い駄菓子の箱だったものが今はギッシリと情報に溢れている。
まるで「耳なし芳一」だ(笑)。
こんな駄菓子も時代の波に揺れてきたのだと思うと感慨深い。
そういや「金銀パールプレゼント」なんてのもありました。
あれもどんなものか謎だった。やはり貰ったという人を知りません。
あれは「金のパール」、「銀のパール」それぞれのプレゼントだったのか。パールに着色するのは放射線を当てたりメッキで。
それともゴールド、シルバー、パールの三種のうちのどれかのプレゼントということなのか。
値打ちとしてはゴールドが一番ある気がしますが、パールも捨てがたい。
「真珠を埋め込む」という話がさかんに言われて流行ったことがありましたが、埋め込んだという人をアタシは知りませんww。
まあ、クリにピアス・・・(略)
おっ!お゛ーーーーっっ!、ごっほっん、ごほっ、
ご、ごほごほん(笑)。 げほーーーん・・・ゴホン。
い、いやなんか、久しぶりにムセちゃったwww。
「金銀パールプレゼント」というのは洗剤です。
「白さと香りのブルーダイヤ」という商品のプレゼントキャンペーンでした。
「ブルーダイヤ」は現行商品で、ウチはこれを使っています。
でも、「香り」ったって他の柔軟剤みたいじゃない。
あの「公害」のような柔軟剤のように臭くはありません。
あれはひどい。
クラクラします。ちょっとあの臭いがしてくるとタマらない。
勘弁いただきたい。
だいたいパールはタマに入れるんじゃなくて竿でしょw。
おそまつ
※ タワー、ちょっと前のこと、タワー投資顧問というのがあって名を馳せたものだった。
最近はすっかり聞かなくなった。
保有銘柄も今年になっての届出は「加藤製作所(6390)」だけ。
寂しいものだ。
栄枯盛衰。
チョコボール、キャラメルじゃなきゃ美味く食べれるw。
